公演内容 |
・仕舞「邯鄲」夢ノ舞:中村千紘 ・解説『地謡一名による異流儀立合仕舞』:金子直樹 ・仕舞「野守」:中村昌弘 地謡:山井綱雄 「昭君」(観世流):武田宗典 地謡:武田文志 ・狂言「空腕」(大蔵流):シテ:善竹富太郎 アド:善竹大二郎 ※休憩※ ・能「二人静」: シテ/静御前:橋忍 ツレ/菜摘女:中村昌弘 ワキ/勝手明神の神職:大日方寛 アイ/社人:善竹大二郎 笛:杉信太朗 小鼓:鳥山直也 大鼓:亀井忠雄 地頭:金春安明 後見:本田光洋 附祝言 【「二人静」あらすじ】 雪の積もる吉野の菜摘川のほとりへ若菜を摘みに行った女は、自分を弔うように頼む不思議な女と出会う。半信半疑のまま勝手明神のもとへ帰り、事の次第を神職に語るうち、先程の女がとりついてしまう。 社人がその名を問うとやがて静御前であることを明かす。 菜摘女と寄り添うように静御前の霊が浮かび、あたかも二人の静が寄り添うように、昔を語り、舞を舞い、弔いを頼み、静の霊は姿を消すのだった。 〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・ 能面を掛け視野がほとんどない中で、二人がピタリと合った舞を見せられるかどうか、というのが一番のみどころです。 しかし舞を合わせるという技術的な部分のみに留まることなく、静御前とその哀しみに心を通わせる優しい女、その二人の女性を描ければと思っています。 師匠である橋忍師に静御前をお願いし、今までの能楽師人生の総決算として舞台を勤めます。 ご出演いただく方々は、地頭に80世宗家金春安明師、後見には流儀の重鎮本田光洋師、囃子方には人間国宝亀井忠雄師をはじめ若手の精鋭の皆さん。 ワキ方には下懸宝生流中堅として活躍される大日方寛師、狂言方には善竹ご兄弟の息の合った舞台をご覧いただきます。 流儀の異なる若手能楽師の一人地謡による仕舞は能楽界でも稀な試み。 観世流武田宗典師をお迎えし、鏡をテーマにした曲2番をご覧いただきます。 張り詰めた緊張感をお楽しみください。 能楽の入門書も執筆されている、能楽評論家金子直樹氏による解説もあります。 また今回は各席に設置されている、日英対応の字幕表示器もお使いいただけ、言葉がわからなそうで不安という方も安心してお楽しみいただけます。 ◎6月5日14:00狛江エコルマホールにて事前講座も開催します。 (1,000円・切符お持ちの方は参加費500円) こちらも合わせてご参加いただけますと、より一層お楽しみいただけます。 ◎今回恐らく能楽界初の試みとして、「二人静」の雪山の雰囲気を客席からもつくっていただこうと、白いシャツや上着、スカーフなどをお召しになったかたは特製のポストカードをプレゼント致します。 舞台の世界に入り込んでお楽しみください。 ◎ロビーでは本チラシイラストを描いて下さった三村晴子氏の原画展示、「二人静」をテーマにした当日限定の和菓子販売とお楽しみいただける設えをご用意致します。 初めての方にも、見巧者の方にも楽しめる公演です。 是非ご来場ください! |
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公演ホームページ | http://www.nakamura-nou.saloon.jp/kouenkai/index/futarisizukapamph.html |
出演 | 中村千紘 / 金子直樹 / 中村昌弘 / 山井綱雄 / 武田宗典 / 武田文志 / 善竹富太郎 / 善竹大二郎 / 橋忍 / 中村昌弘 / 大日方寛 / 杉信太朗 / 鳥山直也 / 亀井忠雄 / 本田光洋 / 金春安明 |
スタッフ | |
公演スケジュール | <公演日> 2019年6月15日 (土) <公演日・開演時間> 06月15日(土) 開場12:45 / 開演13:30 |
チケット |
指定S席:7,000円 指定A席:6,000円 指定B席:5,000円 自由席(中正面):3,000円 (税込) <カンフェティ取扱チケット> 指定S席:7,000円 指定A席:6,000円 指定B席:5,000円 自由席(中正面):3,000円 (税込) |
会場 | 国立能楽堂 |
備考 | ※25歳以下は当日身分証提示で各席1,000円返金。 ※中学生以下無料(B席のみ・要申込・komparu_gosei@yahoo.co.jp 3月4日より) |
団体概要 |