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柳家三之助

柳家三之助



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Wikipedia

柳家 三之助(やなぎや さんのすけ、1973年5月1日 - )は、落語協会所属の落語家。十代目柳家小三治の9番目の弟子。千葉県銚子市出身。本名?溝口 博之。出囃子は『都鳥』。紋は『変わり羽団扇』又は『五瓜に雲上機』(オリジナル)。

経歴

1973年5月、東京都に生まれ千葉県銚子市で育つ。1986年3月、銚子市立清水小学校卒業。1989年3月、波崎町立波崎第四中学校卒業。1992年3月、銚子市立銚子高等学校卒業。一貫して帰宅部・文化部畑を歩む。小学校では器楽部、中学校では吹奏楽部、高校時代には吹奏楽部を掛け持ちしながら演劇部に所属し、長く休眠状態だった同部を二年連続県大会出場へと導いたが、県大会にてそのレベルの違いに愕然とした。小学生時代に水泳部と駅伝部に所属したことがあるが、公式の記録からは抹消されているようである。大学入学と同時に新聞奨学生として二年間の経験を積むが、通常の学生のようなサークル活動が不可能であったために、主に飲酒と観劇、寄席見物などをしていた。大学生活の後半二年は、DTPオペレータとして出力センターでアルバイトをしながら生計を立てる。この経験を生かし、デザインや印刷・製版の知識で現在自身のものだけでなく、多数の落語会においてチラシその他の広告製作を手がけている。

1995年9月、十代目柳家小三治に入門。1996年3月に上智大学経済学部経営学科を卒業し、5月より前座名「柳家小ざる」を名乗る。1996年6月、鈴本演芸場にて前座として楽屋入り。以後都内各寄席にて修行をする。また、紀伊国屋寄席・TBS落語研究会などのホール落語のほか、日本演芸若手研精会の前座を勤めた。

1999年11月、三遊亭窓輝、春風亭あ太郎と共に二ツ目に昇進し「柳家三之助」と改名する。二ツ目昇進後は、各地での落語会、寄席への出演を精力的に行う。

2010年3月、桂文ぶん、三遊亭窓輝、三代目桂文雀と共に真打昇進。6月上席に鈴本演芸場にてトリを務める。真打昇進後からの最短記録。同年、銚子市ふるさと大使に任命される。2014年8月にはこれまでのインターネットを用いた広報活動を一つにまとめ、顧客の利便性を向上させる目的でスマホアプリを公開した。アプリ利用者だけのコンテンツや会員制度、落語会の来場に応じたポイント付与などの機能がある。

2020年初頭からの新型コロナウイルス拡大下において、落語会の大幅な開催制限が行われるなかで落語会の収録・編集・配信をワンオペレーションにてはじめる。自身のホームページでの視聴権販売のほか「サンノスクリプション」と題した月額有料購読サービスを2021年8月より開始し、動画の見放題や落語会チケットの提供などの総合的な取り組みを行っている。2021年1月に神栖市PR大使に任命される。

活動

基本的には古典落語を演じるが、2013年1月8日にPodcastのリスナーと勢いで約束してしまった新作落語の上演を強行した。演目は三遊亭天どん作の「巣鴨の噂」でそれ以降新作落語を上演することはなかったが、2020年12月8日のプリモ落語会「三之助・夢丸二人会」で、夢丸江戸噺の一つである「小桜」を初演している。

落語協会ホームページ副委員長として約15年に渡りインターネットと落語界との関わり合い方を模索してきた。第1回の2000年から企画制作に関わり、2006年6月より「落語協会インターネット落語会」のナビゲーターを林家ぼたんらとともに務めた。2006年7月よりアットネットホーム会員専用コンテンツにおいて、落語などの動画コンテンツや、趣味の写真を添えたコラムなどを発信する「柳家三之助ラク語旅」を開始、その後2006年11月よりYahoo!インターネット検定において落語「通」検定の企画・問題作成・公式テキストの執筆を行った。また、変わったところでは2012年に制定された落語協会公認キャラクター「はなしか」の企画にも参加した。2015年3月末日に落語協会の方針変更により、落語協会ホームページの運営任務を辞任。

落語協会の公式行事となった圓朝まつりの実行委員として広報活動に従事、若手二ツ目の会の広報活動なども得意のコンピュータを駆使して助力していた。

趣味の「旅客機好き」が高じて平成18年1月25日に「オールフライトニッポン」、平成20年10月24日にその続編となる「ANAの女性たち オールフライトニッポン2」(ともに風濤社)を出版。プロのパイロットや整備士、CAなどから引き出したマニアックな話を、誰にでも楽しめるようにまとめた内容が、インターネット上や、各種雑誌(「本の雑誌」にて紹介された)にて評判を呼び、書店でのトークショーも各地で行われた。

平成19年7月29日より千葉県芝山町の航空科学博物館にて本業の落語と「やさしい航空のはなし」を組み合わせた「航空寄席」を毎年1回開催。平成21年8月29日から定期会として中部国際空港セントレアホールにて「セントレア寄席」もスタートし、わざわざ成田国際空港から、セントレアまで飛行機で駆けつけるなど、趣味と実益を兼ねた活動を広げている。貯めたマイレージは主に地方公演の交通費を観客に負担させないための特典航空券取得のために使用してしまっている。2015年ごろから熱心なファン・ご贔屓のことを「PAX(パックス)」(搭乗者の意味)、落語会のことを「FLT(フライト)」と呼ぶようになったが、定着しなかった。

2004年に始まった自身の独演会「三之助をみたかい?」は規模よりもその継続性や生の高座の醍醐味を伝えることに重きを置いている。また、各地の落語ファンにより「三之助をみたかい?in ○○」としてまずは札幌市から広がり始め、現在では全国15ヶ所に増えている。この公演は地元の落語好きが独自に企画運営をしているので、出演者は同じでも各地で様々な特色のある落語会となっており、札幌のように東京と同じ開催頻度(隔月)となっているものもある。また「三之助をみたかい?」から派生した独演会も群馬県高崎市・宮崎県日南市・福岡県糸島市など各地に生まれ、2016年現在の最新のものとしてマレーシア・プタリン・ジャヤで、国内では北海道余市町や愛知県名古屋市、鹿児島県鹿児島市でも落語会を始動させている。初の海外公演としては2015年3月21日にタンザニア・ダルエスサラームにて現地邦人のための独演会がある。

2020年初頭からはじまったいわゆる「コロナ禍」でほとんどの落語会は停止・中断を余儀なくされたが、Podcastの配信やYouTubeチャンネルを本格的に始動し、動画やライブ配信をスタート。ワンオペで撮影と編集をこなす日々のVlog的なコンテンツや落語の収録を重ねて、月額課金のサブスクリプションサービスとして「サンノスクリプション」を開始、ファンとの距離を保つための努力を続けていた。

落語会


 

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