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谷賢一

谷賢一



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Wikipedia

谷 賢一(たに けんいち、1982年5月11日 - )は、日本の劇作家・演出家・翻訳家。劇団「DULL-COLORED POP」主宰。演劇ユニット「Th??tre des Annales」代表。

来歴

福島県郡山市生まれ。小学校入学前までを同県石川郡石川町で過ごす。千葉県柏市育ち。母と祖父母が福島県双葉郡浪江町の出身。

千葉県立東葛飾高等学校在籍時に演劇および文学に目覚める。明治大学文学部文学科演劇学専攻卒。同大学元公認サークル・騒動舎28期。大学在学中に渡英し、カンタベリー・ケント大学(Theatre and Drama Study)にて演劇学を学ぶ。帰国後、明治大学全学合同企画である文化プロジェクト(現・明治大学シェイクスピアプロジェクト)'05『マクベス』の演出を担当し、学生80名が参加した。

在学中に劇団「DULL-COLORED POP」を旗揚げし、主宰として全作品の脚本・演出を手がける。

2007年には千葉県からの助成を受け、市民劇団「CoTiK」を立ち上げ、代表を務めた。2008年よりタイニィ・アリス職員およびプロデューサーとして活動(〜2010年末)。2010年4月より青年団演出部に所属。2010年12月から2013年12月まで、アトリエ春風舎芸術監督を務めた。

2022年10月1日、福島県双葉郡双葉町に引っ越す。東京での演劇活動も継続するが、住民票は福島県双葉町へ移す。

女優との紛争

2022年11月24日、谷が主宰する劇団「DULL−COLORED POP」所属女優の大内彩加が、谷から「性行為を強要された」として550万円の損害賠償を求め東京地裁に提訴した。同年12月15日に大内彩加はインターネット上で提訴した旨を明らかにした。大内彩加は「匿名では揉み消される」と思い、「顔を出し実名で告発した」という。

訴状によると、稽古のときに谷に胸を揉まれたり、LINEで「始球式のパンチラ写真送れ」「豪雨でずぶ濡れになって下着が全部透けてる写真送れ」といった内容を送られるなどのセクハラを日常的に受け、さらには2018年7月の東京公演中に「終電を逃したから家に行く」と言われ、自宅で力ずくでレイプをされたという。

ほかの劇団員の人たちに大内彩加が相談すると「大内以外にもそういう被害にあってきた奴がいっぱいいる。それでみんな辞めてきたから」と軽い調子で言われ、大内彩加は「すごく絶望した。この劇団はみんな知っていても見逃すんだ。そこから数年、誰にも相談はしなかった」とたかまつななとの対談で述べている。

告発を受けた谷は、自身のウェブサイトで「事実無根および悪意のある誇張に満ち、受け入れられるものではない。司法の場で争う」とコメントを発表した。

セクハラの提訴・告発を受け、谷の新作公演「家を壊す―他、短編―」について、主催する「浜通り舞台芸術祭実行委員会」は、12月16日〜19日に予定されていた全公演を中止すると発表した。また、2022年12月16日に青年団主宰・平田オリザが谷の退団を発表し、同月23日にゴーチ・ブラザーズが谷とのマネジメント契約を解除したと発表した。

2023年1月16日、第1回口頭弁論が開かれた。谷側は請求棄却を求め、争う姿勢を示した。

人物

作風・受賞歴

演出家の永井愛は、谷を「斬新な手法と古典的な素養の幸せな合体」と評した。

2020年、『福島三部作』の『1986:メビウスの輪』で第23回鶴屋南北戯曲賞受賞。 同年、『福島三部作 第1部「1961年:夜に昇る太陽」 第2部「1986年:メビウスの輪」 第3部「2011年:語られたがる言葉たち」』で第64回岸田國士戯曲賞受賞。


 

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