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田中芳樹

田中芳樹



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Wikipedia

(たなか よしき、1952年10月22日 -)は、日本の作家。本名、(たなかよしき)。らいとすたっふに所属。代表作は『銀河英雄伝説』『創竜伝』『アルスラーン戦記』の三長編など。スペースオペラからファンタジー、現代を舞台とした小説、南北朝時代以降から南宋付近までの中国を舞台とした小説を発表している。

日本SF作家クラブ会員だったが、2023年4月現在は、会員名簿に名前がない。

来歴

熊本県本渡市(現天草市)出身。1歳のころ熊本市に移住。熊本市立黒髪小学校、熊本市立桜山中学校、熊本商科大学付属高等学校を経て、1976年3月に学習院大学文学部国文学科卒業。1980年3月に同大学大学院文学研究科国文学専攻修士課程修了。博士課程満期退学。

1977年に(りのいえ ゆたか)名義で応募した「緑の草原に…」が雑誌『幻影城』の第3回幻影城新人賞(小説部門)を受賞し、作家としてデビューした。1981年には、初の長編『白夜の弔鐘』を発表。冷戦下の日本の小説にしては珍しく、旧ソ連側、KGBが善玉になっている。

1982年から田中芳樹名義で、スペース・オペラと歴史小説とを融合した作品『銀河英雄伝説』シリーズを発表し、一躍人気作家となる。同作品は1988年に星雲賞日本長編部門を受賞した。『銀河英雄伝説』はアニメ化、ゲーム化され、発表後40年以上経った現在でも根強い人気を保っている。『創竜伝』や『アルスラーン戦記』などの長編のシリーズを発表する一方、『アップフェルラント物語』などの冒険小説やミステリ小説、『風よ、万里を翔けよ』などの中国物小説を単発で発表してもいる。

遅筆で有名な作家でもあり、第1巻の初刊行より15年以上経過しているにもかかわらず完結していないシリーズ作品が多数存在していた。それでも自らの手で完結させたシリーズ作品は少なくなく、『銀河英雄伝説』『マヴァール年代記』『夏の魔術シリーズ』『タイタニア』『ヴィクトリア朝怪奇冒険譚三部作』『アルスラーン戦記』『創竜伝』などがある。これについては、作家としての刊行ペースそのものは年平均1、2冊と普通であり(ただし、同ジャンルでシリーズ物を手がける作家として寡作である)、未だ原稿用紙に手書きであることを考慮すると遅筆というのは誤りだという声もある[要出典]。田中本人は「自分では早いつもりだが、人に言わせるとゆっくり」と語っている。

最近では、『自転地球儀世界』『KLAN』『灼熱の竜騎兵』など、1、2巻だけ発表した後長期間放置していたシリーズの続編を、田中自身は原案に退き他の(若手)作家に執筆を任せることも多い。ただし、この形態が導入されているシリーズ作品でも続巻が中途で途絶えているものがほとんどで、シリーズ完結までに至っているのは『KLAN』のみである。

人物

愛読書は、ジュール・ヴェルヌの作品を中心に、アイザック・アシモフの『暗黒星雲のかなたに』やエラリー・クイーンの『Yの悲劇』など。

最初のペンネームを「李家豊」に決めた理由は、ラ行で始まる日本人の苗字が少ないため。しかし、頻繁に読み方を聞かれたり、中国人に間違われたため、本名と同音異字の「田中芳樹」に変更した。

『戦国魔神ゴーショーグン』のファンである。仕事の打ち合わせで熊本から上京した際、同じ雑誌で執筆していた同郷の梶尾真治を呼び出し、新宿の映画館で当時公開中だった劇場版『戦国魔神ゴーショーグン』を鑑賞した。また、『ゴーショーグン』の作者である首藤剛志が劇場版『銀河英雄伝説』の脚本を担当した縁から、首藤の仕事場を訪ねて持参した『ゴーショーグン』の小説にサインしてもらったという逸話がある。

漫画作品もたくさん読んでおり、2012年時点では『Q.E.D. 証明終了』をお気に入りの漫画に挙げていた。

2012年のインタビューで「田中さんの根底にあるのはリベラルな考え方ですか?」と問われた際には「リベラルというほど立派なものではないですね。ただ強権的なものに対しては逆らいたい。それも正面から堂々と逆らうよりはおちょくって笑い物にしてやろうという気の方が強いですね。」と述べている。

受賞歴


 

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