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ボニージャックス(BONNY JACKS)は、日本の男性コーラス・グループである。1958年に結成された。
早稲田大学グリークラブに所属していたメンバーによって結成、アマチュアとして歌っていた。その後、ラジオ番組「青春ジャズ大学」出演の際に司会の笈田敏夫がその歌声を絶賛。友人でブルーコーツのバンドマスター・小島正雄に紹介し、小島の尽力でプロデビューとなった。
小島は「レパートリーを百曲積むまでは絶対にデビューするな」と厳命し、4人はそれを達成すべく、1958年の初めから東京・杉並の早大OB宅の離れを借りて約1年間の合宿自炊生活を行ない、1日8時間の練習に明け暮れた。その間、鹿嶌武臣が牛乳配達をし、大町正人、玉田元康は米軍キャンプで、西脇久夫は他のコーラスで歌い糊口を凌ぐ。同年暮れ、クリスマスイブのラジオ番組で念願のプロデビューを果たす。
レパートリーの幅広さでは他の追随を許さず、世界各国の民謡、歌曲、ジャズ、童謡から軍歌、CM曲、テレビ主題歌、ラジオ主題歌、社歌、寮歌など、通算5000曲以上にのぼるという。歌の伝道師の異名を取り、ロシア民謡「一週間」や合唱曲「遥かな友に」、童謡「ちいさい秋みつけた」「手のひらを太陽に」などは、ボニージャックスが歌ったことから広く知られるようになった。
同形態をとるコーラスグループデューク・エイセスとダークダックスとの共同ショー開催も度々行ない、これは両グループが実質活動停止(解散)するまで続いた。
2016年10月26日アカペラ&ボイスパーカッショングループベイビー・ブーと総勢9人のコーラスユニットボニーさんとブーを結成。シングル「じいじのシンデレラ」をリリース。
度々共演した3カルテットのうち、2016年にダークダックスが、2017年にデューク・エイセスが解散し、ボニージャックスのみが現役で活躍中である。2021年8月30日に西脇が死去したが、その後直ちに「3人でボニージャックスとして活動を継続する」ことが発表された。
2022年9月21日、所属事務所でマネジメントを手がけていた「株式会社ニュー西北エンタープライズ」が東京地方裁判所から破産手続き開始決定を受けた。負債額は調査中。現在はNPO法人日本国際童謡館(旧・大庭音楽事務所)のマネージメントにより活動している。
高音→低音の順。ダークダックスやデューク・エイセスと違い、立ち位置は、左→右に向かって、低音→高音となっている。