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笠原 紳司(かさはら しんじ、1974年4月28日 - )は、日本の俳優、映画監督。群馬県出身。2020年1月1日より えりオフィス所属。
大学在籍中はアメリカンフットボール部に所属、ポジションはクォーターバックだった。共通の友人を介し映画部に所属していた野口照夫に自作の映画への出演を依頼されたことがきっかけで演技に興味を持つ。この出会いが後の主力会の発端に繋がる。
1996年に劇団(正確には俳優養成のための私塾)無名塾へ入塾。仲代達矢の妻であり創立者であった宮崎恭子(隆巴)の最後の教え子になる。数々の劇団本公演、秘演に参加し、3年間の養成期間を経て1999年に卒業。その年の映画『老親』で主人公・萬田久子の息子役に抜擢。同年のフジテレビ『鉄甲機ミカヅキ』の二夜にゲスト主演するなど活動の場を拡げる。
2000年9月より「スーパー戦隊シリーズ」『未来戦隊タイムレンジャー』の追加戦士、滝沢直人 / タイムファイヤー役で出演し、ブレイク。
2001年4月28日に公開された自らがプロデュースを手がけ主演を務めた自主制作連続ドラマ『演じ屋』がインディーズムービーとしては異例の大ヒットを記録。なお、この主演作『演じ屋』はYAHOO!BBブロードバンドコンテンツ有料部門にてグランプリを獲得。
大学生時代からの友人の野口照夫率いる自主制作フィルム製作グループ主力会で趣味の範囲でも活動。また、自らプロデュースも行う。なお、プロデュース作の「演じ屋」シリーズ(2001年 - 2003年)では2003年2月、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭にてインディーズ作品としては初となるゆうばり市民賞を獲得する。
以後、ボクシングやアメリカンフットボールで培った身体能力を活かしアクション作品や特撮作品への出演が目立つが、社会派や青春作品、時代劇にホラー、スプラッター作品などジャンルにとらわれず活動の場を拡げている。
自ら映画(ショートフィルム)監督(「サークル〇サンクス」2007年)、舞台演出(「Destiny Children」2008年)も手がける。