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山本和哉


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気鋭の名手たちによる生演奏で名作ゲームの感動を再現!

カジュアルかつラグジュアリー。文化としてのゲーム音楽を目指して。

日常的に聴くわけではないが、その曲を聴けばテンションが一気に上がる…ある時期をゲームと共に過ごした人なら、ゲーム音楽に対してそういう経験をしたことがあるだろう。JAGMOはそんな体験を、オーケストラを用いるという贅沢版でお届けする。2014年の結成以降多くの反響とファンを集めながら、彼らはどこを目指して冒険しているのか。ディレクターの山本和哉氏に話を伺った。


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贅沢な生音をより気軽に。お客様と一緒に作るコンサート

「オーケストラは、行けば生演奏の迫力や音圧を感じられるんですが、なかなか一般の方には敷居が高い。でもゲームは大衆に密着していて、音楽が非常に印象的なタイトルが多いんですね。じゃあオケでゲームを題材にしてみたら、今までクラシックを聞いたことがなかった人も来てくれるんじゃないかなと。アンケートを見てみると、オケに初めて来ましたという意見が多く、ドレスコードはあるんですか?とツイッターで言われたりしました。カジュアルで大丈夫ですよ(笑)

「毎回、アンケートの回収率がすごく高いんです。お客様の方から『これやって欲しい』『あれが聞きたい』というご意見が多く、そういう曲はどうしてもやりたいなというのがあります。なので、全部こっちだけで決めているわけではなく、お客様の意見も反映しつつ、ちょっと挑戦的な曲も入れつつ、全員でやっている感じがあります。」



エンタメで終わらない、ゲーム音楽の未来を見据えて

「JAGMOはゲーム音楽を音楽史に残る文化にしたいと思っています。百年後の音大の授業でゲーム音楽が教えられるって状況は素晴らしいし、頑張ればできるんじゃないかなって。ただお客様に楽しんでいただくだけでなく、先を見据えた文化寄与的な側面も押し出していきたいですね。JAGMOの演奏者は日本のトップレベルの方々です。そういう実力のある人たちと一緒に、ジャンルに捕われている日本の音楽の状況を打ち破って行けるような文化を作っていきたいです。」



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ゲーム音楽ならではの魅力と、未経験者でも楽しんでいただける質の高さ

「同世代の人たちは繋がりとかなくても、ゲームの話でパッとコミュニケーション出来たりするのが面白いです。ちなみに僕は結構ゲームをやりまくっていました。最初にハマったのはぷよぷよで、マリオは全作やっているくらい。あと、今回の公演にあるMOTHERというゲーム。これを初めてやった時は泣きましたね。音楽もすごく良いのになかなか表に出なかったりするので、どうしてもMOTHERをやりたいんですけど、って言ってやりました。」

「ゲーム音楽の魅力のひとつは、情景が思い起こされ易いことです。音楽を聴くだけで目の前に世界が広がる。例えばファイナルファンタジーの戦闘曲が流れたら、主人公が敵を倒している情景が思い浮かぶと思うんですよ。そして多分、ゲーム音楽が好きなお客様はそこに感動して震えるんですよね。そこは他の音楽の追随を許さない強みかなと。」

「実際にゲームをやった方はもちろん楽しめますし、リピーターも多いですけど、初めていらっしゃるお客様も多いです。何だこれは?という感じで一度興味を持っていただけたら、すごく感動できると思います。お客様にはご年配の方も意外といらっしゃいます。ゲーム音楽は低俗なものではなく、質の高い曲も沢山あるということを知っていただくためにも、ゲーム音楽は分からないという方にも足を運んでいただけたらと思います。」



(取材&文:關智子・撮影:岩田えり)


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PROFILE

山本和哉(やまもと・かずや)のプロフィール画像

● 山本和哉(やまもと・かずや)
武蔵野音楽大学打楽器科卒業。2014 年よりJAGMOに参画。自身のキーボーディスト、コンポーザーとしての音楽活動経験を活かし、ディレクターとしてJAGMO初となるフルオーケストラ公演『THE LEGEND OFRPG COLLECTION - 伝説の交響楽団- 』の公演を成功に導く。
初の海外公演となるフランス公演『JAGMO 巴里弦楽四重奏団』にて5,000人を動員しメインディレクターを務める。その後、JAGMO公演のチーフディレクターに選ばれ、国内外での全公演のディレクションを行っている。

公演情報