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劇団6番シード


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過去の名作が装いを新たに上演!

魂も体力も削るサスペンスコメディ、牢獄の中で行われる人間模様

スピード感あふれるノンストップコメディで人気を博している劇団6番シード。今回は劇団の番外編公演として2003年、2009年に上演した『テンリロ☆インディアン』を再々演。今までは男女を分けたBoysバージョン・Girlsバージョンで公演を行ってきたが、今回は新しい試みである男女混合バージョンで、さらには実験的挑戦を試みるという。作・演出の松本陽一、そして劇団員でもあり過去2作にも出演していた宇田川美樹・土屋兼久・椎名亜音に今までの『テンリロ☆インディアン』、そして今回の公演について語ってもらった。


インタビュー写真

13年という歳月

――― 初演が13年前、再演から7年の歳月を経て、上演されることとなった作品。その月日の流れを思い出すように各々が口にした。

松本「今回、プロデューサーの島崎がすごくこの作品が好きで、再演しましょうよ、ってずっと言われてきたんですよ。僕も気に入っているワンシチュエ―ションコメディなのですが、気づいたら、初演は13年前だったんですね。劇団員3人と客演ゲスト7人というミックス感のある座組なので番外公演という名前にしました。今回は期間が空いた感がありますね。久しぶりすぎて、新鮮な気持ちです。」

宇田川「(13年前は)20代後半なんて、遠い昔のような。」

椎名「当時は劇団員がたくさんいた時期で、キャスティングオーディションを劇団内でやっていたんですよ。メイン役を誰がやるかってことで、みんなが台本を読んでいました。」

宇田川「うん、緊張感の漂う稽古場で、バチバチとした雰囲気がありましたね。」

土屋「本公演だけで言うと、初演から数えて20公演前の作品ですね。その間に我々、いろんなイベントをやっているので、相当昔ですよ。」

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――― 宇田川・土屋・椎名は前回、前々回ともに出演をしており、今回が3回目の出演となる。男女混合のミックスバージョンになることで、今までとはまた違った印象を持つという。

松本「番外編公演ということもあって、男女混合チームであるミックスバージョンという位置づけて今回やるんですよ。なので、新たに書き直し、書き足したりする部分は出ます。物語はアメリカの留置所に入れられた9人の日本人という設定なので、男女の性別・年齢も様々な人たちが、結果3日間ぐらい留置され、自身の無罪を晴らそうとします。男女混合チームの面白さというのが、新たにすごく出せる魅力の1つじゃないかなと思います。」

宇田川「私の場合、初演は主演をやって、再演でホステスで、今回も同じホステスの役をやります。」

椎名「私は初演、再演ともに同じ役をやっていまして、どっちも若いヒッチハイカーだったんですよ。もう若くなくなってしまったので、若手に譲って、私は大人の役をやることになりました(笑)」

土屋「僕は初演の時にホストをやって、そのあとにヒッチハイカーをやったんですが、13年越しにホストに戻ります(笑)初演が23歳とかでやったのが、今回35歳で。この作品、実は難しいんですよ。特に再演でやらせてもらったヒッチハイカーの役は、今でもトラウマになっているぐらいなんですよ。」

宇田川「本番中に、お客さんから見えないベッドの隅っこでずっと「やりたくない」って言っていたんですよ。終わった後に、「隠れていたでしょ?」って言ったら、「なんでばれてんの…」って、9人しかいないんだから分かるでしょ(笑)」

椎名「ヒッチハイカーは、葛藤があったり、気性が荒かったり、心の動きが大きくあるので、演じるにあたって難しいところはあるかもしれませんね。」

土屋「楽しい思い出もありますし、辛かったなと思う経験もありましたので。でも、それが13年前だったので、今どういう風に演じれるのか、自分の中で楽しみではあります。」

宇田川「私は初めて本番前に吐いたんです。最初のシーンがもう、しんどくてしんどくて。あと3分で開演っていうときに、トイレに行ってから、スタンバイして始まったという。でも、これがあったから、今だいぶ肝が据わってきましたよ。3時間でもどんと来いみたいな。」

椎名「私、再演時に鼻血を出したんですよ。クライマックスで頭に血が上りすぎて、鼻の奥が切れて、「あ、これ鼻血だ」って気づいたんです。舞台上は牢屋なので、ティッシュどころか何もないから、いつも下を向いてうなだれているシーンを、できるだけ上を向いて血を止めていました。」

松本「大変な物語だなこれ(笑)基本全員2時間出ずっぱりの芝居で、最初は順番に連れこられるんですけど、入ったが最後、ラストシーンで釈放されるまで出られないんです。」

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実験的な挑戦

――― 男女混合バージョンにするという挑戦、それだけでなく、実験的な挑戦する今回の公演。今までの演劇にはあまりない見え方に新鮮に感じられるかもしれない。

椎名「元々の台本だと、同じ職業・似たような立場の対の役がそれぞれあるんですけど、その役割が途中で変わってくるんですよ。同じ対の役だけど、違う役割を物語で担っていたので。」

松本「ミステリー要素が強い作品なんですよ。留置所内の密室劇で、容疑を受けた事件をみんなで少ない情報から推理していくという、ミステリーコメディですね。本格的ミステリーをめっちゃコメディでやります。」

宇田川「男性バージョンと女性バージョンの事件の犯人は違うんですけど、出てくるキャラクターはほぼ一緒なんですよ。なので、これをどうミックスするかが楽しみですね。」

松本「実は今回は舞台を全部鉄越しで覆おうっていう試みも考えています。普通お客さんに見やすいように、鉄格子を後ろに設置したり、そもそも見えなかったりするんですけど、本当に役者さんが檻に入り、お客さんは鉄格子越しに見る。これがどうなるかは、やってみないと分からないですね。」

宇田川「もう見世物のライオンにみたいになりますね。」

土屋「臨場感…溢れちゃいますね。鉄格子越しに見る臨場感を楽しんでもらえたらとは思っています。」


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――― 13年前の初演から振り返り、各々が思い出したかのようにどんどんと当時の話で溢れてきたのが印象的だった。歳月を経て、生まれ変わるこの作品に並々ならぬ熱い想いを言葉にしてくれた。

土屋「初演も再演も芸術劇場小ホール2っていう場所で、一番奥から舞台のセットまでの距離が広い劇場だったのが、今度はお客さんに近い会場になるので、それにあった演技に少し変えていければと思っています。初演から、13年っていうことなので、もっともっと洗練された自分が表現できると思います。松本作品でもコメディをやるのが実は久しぶりなので、自分も楽しんでやれたらいいなと思います。」

椎名「会場が変わることで、コメディ作品で求めるのはおかしいですけど、リアリティみたいなものが必要になってくる瞬間が出て来ると思うので、本当に拘留されている人たちを見に来たみたいになればいいなと思います。昔の松本作品のむちゃくちゃな台本を大人たちがむちゃくちゃにやる姿を心底楽しみたいなと思っています。」

宇田川「逆にすごく自由にあまり余計なことを考えずに、全員食っちゃうぞっていうぐらいリラックスして、いい意味で軽い気持ちでいきたいですね。6番シードの作品なんですけど、3分の2が客演ゲストさんなんで、新しいコメディが出来上がるのではないかなという面白さがあり、それを楽しんでもらいたいです。」

松本「今までよりも、もっと洗礼される感じはありますね。いろいろな無駄を無くせるだろうなというイメージもありますし、見せ方・運びが洗礼されて、かつ大人たちが大人げないコメディ感が出していけると思います。キャストも年齢幅があって、ミックス具合がすごく楽しみですし、うまくいく気がします。番外編公演で実験的なセットであったりも含めて、リアリティがあり、ダイナミックでハチャメチャな感じの話になるなと、期待値が高まっています。それはぜひ見てほしいなと思います。」


(取材・文:熊谷洋幸/撮影:安藤史紘)



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PROFILE

松本 陽一(まつもと・よういち) のプロフィール画像

● 松本 陽一(まつもと・よういち)
1974年9月18日生まれ。広島県出身。97年、劇団6番シードに入団。01年、『ホテル・ニューパンプシャー206』で脚本・演出デビュー。07年より、劇団6番シードの代表となる。スピード感あふれるノンストップコメディを得意とし、これまで50作品以上の脚本・演出を担当。映像作品の脚本や、数多くの演劇ワークショップの開催など、多岐にわたった活動を展開している。

宇田川 美樹(うだがわ・みき)のプロフィール画像

● 宇田川 美樹(うだがわ・みき)
1975年3月4日生まれ。東京都出身。97年、劇団6番シードに入団。同年、『MUKAIYAMAザ・トラブル増すターズ』でデビュー。年齢性別関係なく圧倒的存在感で演じる看板女優。舞台出演作品は50作品を超え、自身が主催する演劇ユニット「UDA☆MAP」ではプロデューサーとしても活躍。

土屋 兼久(つちや・かねひさ)のプロフィール画像

● 土屋 兼久(つちや・かねひさ)
1981年2月16日生まれ。東京都出身。02年、劇団6番シードに入団。03年、『ペーパーカンパニーゴーストカンパニー』でデビュー。これまで数多くの作品で主演を演じながら近年では、独特な世界観の演技も高い評価を受ける。劇団公演以外にも精力的に出演し、ナレーターとしても活躍中。

椎名 亜音(しいな・あのん) のプロフィール画像

● 椎名 亜音(しいな・あのん)
1982年9月19日生まれ。東京都出身。12歳から舞台出演を重ね、03年、劇団6番シードに入団。同年、『ペーパーカンパニーゴーストカンパニー』で劇団員としてのデビューを飾る。以降、劇団の中心メンバーのひとりとして活動するほか、16年は『Justice for』『何度もすみません』『ヅカヅカ☆ルネッサンス』など外部作品にも多数出演。

公演情報

「テンリロ☆インディアン」のチラシ画像

劇団6番シード 2016年秋 番外公演-1/3-
テンリロ☆インディアン


2016年10月26日 (水) 〜2016年11月1日 (火)
シアターKASSAI
HP:公演ホームページ

全席自由(前売):4,000円(税込)

詳細はこちら

「テンリロ☆インディアン」のチラシ画像

劇団6番シード 2016年秋 番外公演-1/3-
テンリロ☆インディアン


2016年10月26日 (水) 〜2016年11月1日 (火)
シアターKASSAI
HP:公演ホームページ

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