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楊 琳・舞美りら


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上島雪夫の作・演出・振付で全く新しい『ロミオとジュリエット』が誕生!

世界で最も有名な「永遠の愛の物語」をOSK日本歌劇団が華やかに魅せる

シェイクスピア没後400年で様々な関連企画が行われる中、日本を代表するレビュー劇団であるOSK日本歌劇団が『ROMEO&JULIET』を上演。ロミオ役とジュリエット役は、近年の舞台で目覚ましい活躍を見せている楊 琳と舞美りら。誰もが知る名作中の名作に全身全霊でぶつかる覚悟が、2人の言葉に溢れていた。


インタビュー写真

誰もが知る作品の世界観に近付けるように

――― 互いに深く愛し合いながらも、運命によって引き裂かれるロミオとジュリエット。その物語に、2人はどのようなイメージを抱いているのだろうか。

楊「一般的には悲劇だと言われていますが、本当にかすかなズレの結果そうなってしまっただけで、一番の重きは“愛”だと思うんです。その中にはいろんな人間模様というか、それぞれの生きた証がある。だから、ただの悲劇とは捉えたくないなって思います。ハッピーエンドだと受け止める人もいるかもしれないですし」

舞美「(深く頷きながら)私も今同じように思っていました。たまたまロミオとジュリエットが亡くなるっていう結果になりますけど、それによって周りの人が気付かされる愛だったり、そこから生まれてくるものが大事なのであって、私も悲劇という捉え方ではないですね」

楊「舞台の『ロミオとジュリエット』も観たことがありますが、素直に“この作品に出たい!”と思いました。お衣装もスタイリッシュでカッコいいし、人間関係もわかりやすい。観客の立場としては“どうしてそうなっちゃうの!?”って言いたくなる物語ですけどね(笑)」

舞美「両家の争いが激しいほど、それとは違う世界に2人が生きているという感覚が浮き立つ・・・・・・ どの舞台や映画を観てもそう思います。あとは愛の表現の仕方といいますか、ごまかしたり遠回しではなくて、好きっていう気持ちをストレートに表現する台詞がすごくいい。それが歌劇にも合っているから、お客様に愛されているんじゃないかと思います」

――― そんな2人が、今回ロミオとジュリエットを演じるにあたって考えていることは何だろう。

楊「私は今年で入団10年目になるのですが、劇場公演で主演させていただくのは今回が初めてなんです。今までは主演の方をサポートさせていただく役柄が多かったのが、今度は自分が表立って引っ張っていかなければならない立場なので、よほど覚悟しないと、と思っています。『カンタレラ2016 愛と裏切りの毒薬』でもご一緒させていただいた上島雪夫先生が創造される世界観にハマっていけるように、一瞬一瞬を逃さず大切にしていきたいです」

舞美「ジュリエットという役柄は、女の子だったら一度は憧れる、歌劇の娘役なら一度はやってみたい役だと思うので、いろいろな思いがあります。でも一番はやっぱり、ロミオに愛される女の子でありたいということですね。
 今回は上島先生が脚本も作ってくださるので、上島先生が思い描いていらっしゃるジュリエット像を、そのまま舞台に乗せられるように努めていきたいです。自分がこう演じたいというよりも、“ジュリエットってこうだよね”って思っていただけるような役作りをして、先生が求めてくださっているものに近付けていきたいと思っています」

インタビュー写真

偏った役作りから離れることを学んで

――― 『ROMEO&JULIET』では、前出のとおり上島雪夫が作・演出・振付を手掛けるのも話題のひとつ。数々のヒット作で知られる彼の指導を『カンタレラ2016』で経験した2人は、氏に対する印象をこう話す。

楊「初めてお会いしたときはすごく緊張しましたが、先生ご自身がまとっていらっしゃる空気は、決して緊張感溢れるものではないんです。飄々としていらっしゃるといいますか、何者にも邪魔されない“上島ワールド”みたいなものを感じました。こちらに合わせるということでもなく、すごく距離感の近いところに来てくださいますし」

舞美「『カンタレラ2016』の記者会見でお会いしたときからとても気さくで、こう言ったら失礼なのかもしれませんが、すごくチャーミングな方。お稽古のときも、たぶん私の性格を分析しながら、どうすれば伝わるだろうということを考えてやってくださっている感じがしました。“こうしなさい”ということは一切おっしゃらず、“(『カンタレラ2016』で舞美が演じた)ルクレツィアだったら、たぶんこう言うんじゃない?”っていう言い方で……あの子だったら、こういう状況だったらそうするだろうなって私自身も納得できるように、自然に導かれてやっていた印象があります」

――― そうした経験を通して、演者として得たものも大きかったと2人は言う。

楊「台詞の言い方の概念や、台本の読み方が変わりました。以前は自分の役を重点的に、お稽古でつけていただいた動作とかを考えながら台本を読んでしまっていたのですが、それだと読み込みの角度が限られて、考え方が偏ってくるんです。そこからいかに離れて、その場面を違った角度から想像してみたり、それこそ小説みたいに読んでみたりすることの大切さを学んだ気がします。それは別に、上島先生が気付かせようとしてくださったわけではなく、先生の中では当たり前のことで、そんな先生の何気ない一言が私自身に響いたんだと思います」

舞美「今までの私は、この台詞だったらここを強調して言いたい、ここが浮き出るような言い方をしようっていう考え方をしていましたが、それは結局、役ではなく自分自身の独りよがりな欲でしかないんです。自分がやる役だからといって、良く見せたい、良く見せようとする必要はない。台本はもっと全体のバランスや、ストーリーの流れのことを考えて作ってくださっていると思うので、そこに書かれていることを忠実にやればいいんだと、上島先生からご指導をいただいて感じました」

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力強さと人間味に溢れたOSKを見てほしい

――― 楊と舞美は、これまでにさまざまな舞台を共にしている間柄。それが、大役を演じる上での安心感にもつながっているようだ。

楊「舞美とは同じ舞台に出るだけでなく、ペアで踊らせていただくことも多いので、たぶん私には心を開いてくれているはず(笑)。だから、今のままでいてくれたらいいなと思います」

舞美「私も全く同じです。ジュリエットという役は私自身とすごくかけ離れているので、今までだったら“どうやって作っていけばいいんだろう”ってなったと思うんですけど、今回は何の不安もなく、そのまま演じていけたらいいのかなって」 楊「いいじゃないですか(笑)」

舞美「こういう感覚って今まであまりなかったので、どうお伝えしたらいいのかわからないのですが、不安とか緊張もなく、変に作らない方がいいのかなって」

――― 誰もが知る作品ということで、今回の舞台で初めてOSKを観るという人も多いかもしれない。そんな期待も込めて、最後に2人の意気込みを聞いた。

楊「私が思うOSKの良さは、生命力に溢れているところ。自分たちで言うのもおかしいですが、1回1回の舞台を必死に生きていて、それがすごくパワーになってるんじゃないかと思うんです。私たちはこうしてたくさん舞台をさせていただいていますけど、それは決して当たり前のことじゃない。そこを必死に泳いでいる力強さが伝わったらいいなと思います」

舞美「OSKといえばダンス、というイメージがあると思うんですけど、歌もお芝居もどれ1つ欠けることなく、歌劇として美しい世界を目指しています。でもそれだけじゃなく、人間味に溢れたものを表現できるのがOSKだなって私は思っているので、そういう部分を見ていただけたらいいですね」

楊「『ロミオとジュリエット』って、観る人によってそれぞれの理想形があると思うんです。そういう意味でも本当に難しい作品だと思うので、上島先生とOSKの化学反応で、全く新しい“ロミジュリ”をお見せできるように頑張ります」

舞美「誰もが知っている作品だからこそ、いい意味で期待を裏切りながら、でも何の違和感もなく観ていただけるように……ロミオとジュリエットが出会って結ばれていくのが自然の流れだと感じていただける作品になればいいなって思います」

(取材・文&撮影:西本 勲)

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PROFILE

楊 琳(やん・りん)のプロフィール画像

● 楊 琳(やん・りん)
2007年、大阪松竹座『レビュー春のおどり』で初舞台を踏む。2010年には上海国際博覧会のOSK日本歌劇団公演『夢の旅人 NAKAMARO』に出演。2011年にゲストハウス「オ・セイリュウ」公演で初主演。2014年には『開演ベルは殺しのあとに〜刑事Xの華麗なる事件簿〜』で準主役を務めた。スタイルと容姿を活かして男役・娘役の二役をこなすなど、主力劇団員の1人として活躍中。

舞美りら(まいみ・りら)のプロフィール画像

● 舞美りら(まいみ・りら)
2010年、大阪松竹座『レビュー春のおどり』で初舞台を踏む。2014年、『開演ベルは殺しのあとに〜刑事X 華麗なる事件簿〜』『プリメール王国物語〜愛の奇蹟〜』で連続してヒロインを務めるなど、今、最も今後の活躍が期待される娘役の1人。

● OSK日本歌劇
1922年に松竹楽劇部として結成。先行して発足されていた宝塚少女歌劇団と並び、「歌の宝塚、ダンスのOSK」と称され、大阪の伝統文化を牽引。12年には歴代トップスターをはじめとするOBOGから現役、研修生が松竹座に集結し、創立90周年記念『感謝の夕べ〜夢の絆〜』を開催。100周年に向けてさらなる飛躍を誓った。

公演情報

「ROMEO&JULIET【大阪公演】」のチラシ画像

OSK日本歌劇団
ROMEO&JULIET【大阪公演】


2016年11月19日 (土) 〜2016年11月27日 (日)
近鉄アート館
HP:公演ホームページ

〔SS席〕7,500円
〔S席〕6,000円
〔U-25(S席)〕5,000円※ご入場前に受付にて生年月日がわかる身分証明書などをご提示ください。
(全席指定・税込)

〔A席(自由席)〕4,000円
〔A席学割(自由席)〕2,000円※ご入場前に受付にて学生証をご提示ください。
(全席自由・税込)

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「ROMEO&JULIET【東京公演】」のチラシ画像

OSK日本歌劇団
ROMEO&JULIET【東京公演】


2016年12月2日 (金) 〜2016年12月4日 (日)
博品館劇場
HP:公演ホームページ

〔SS席〕7,500円
〔S席〕6,000円
〔U-25(S席)〕5,000円※ご入場前に受付にて生年月日がわかる身分証明書などをご提示ください。
(全席指定・税込)

〔A席(自由席)〕4,000円
〔A席学割(自由席)〕2,000円※ご入場前に受付にて学生証をご提示ください。
(全席自由・税込)

詳細はこちら

「ROMEO&JULIET」のチラシ画像

OSK日本歌劇団
ROMEO&JULIET


2016年12月2日 (金) 〜2016年12月4日 (日)
博品館劇場
HP:公演ホームページ

各公演5名限定! 
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◆東京公演

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◆大阪公演
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