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渡部 樹・大江祥彦・村田 恒


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人工知能が普及した近未来が舞台

科学と情想が複雑に絡み合う、究極のSFラブストーリー

人間とAIの共存をテーマに研究している科学者のハカセは、幼馴染のエリザに恋心を抱いていたが、ある日突然、エリザは事故で意識不明になってしまう。そんなSFラブストーリーに、『プリンス・オブ・ストライドTHE LIVE STAGE』や『口紅』の村田恒が挑む。脚本の渡部樹、演出の大江祥彦、そしてハカセ役に挑む村田恒に舞台を前にした心境について聞いた。


インタビュー写真

――― 渡部さんは、どういうきっかけでこの脚本を書かれましたか?

渡部「いままで僕は本当に小さな劇場で上演された作品を書いてきたもので、中目黒キンケロシアターと聞いて、劇場のある場所・観に来て下さるお客様などを思い浮かべ、今まで以上にスケール感を出すには、どういったカードを切ったらいいのかわからなくて、勉強すべきところが多くて悩みました。でも、舞台っていうのは、人間の心を描くものだと思ったので、未来や現在を時空を超えて大きく行き来しつつも、ものすごくスケールの小さいことを描こうと思いました」

大江「現在から未来に行ってまた現在に戻ったり、モロ師岡さんが演じる亡霊も出てきたりして、不思議で独特な世界の脚本になっています。これを、キンケロシアターという空間でどう演出するのか、今、頭を悩ませながら考えているところです」

渡部「僕の世界観というのは、主人公のハカセの世界観に集約しています。ハカセのセリフ量もすごく多いので、彼を演じる村田さんは、かなり大変なのかもしれなくて、すみません……」

村田「僕は主演は初めてなんですけど、ずっと舞台にでずっぱりで、セリフも多い分、解釈しなげればならない部分も多いですし、そのために時間はかかるかもしれないから、すごく大変だとは思います。でも、大きな課題があって、それを乗り越えるっていう意味では、僕にとってはチャンスだと思ってるんです」


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――― ハカセをどのような人だと現時点では解釈していますか?

村田「台本をいただいてから三回読んでみたんですけど、読めば読むほど難しい人だなと思いました。僕自身は、今までの人生を、ごく普通に生きてきたんですが、ハカセは親からの愛情を受けることなく、屈折したところがあって、まったく自分と違った人生を歩んでいる人なんですね。だから、スタートしてから終始、自分の経験が生かされない。でも、それっぽいことはしたくないから、ハカセを理解して、舞台ではハカセとして生きたいですね」

――― ハカセのような人を実際に見たことはありますか?

村田「何か一つの事に没頭している人は近いところがあるのかなと思います。ハカセだったら科学に没頭している。ひとつのことに没頭している人って、周囲の人からしたら、どこか変わった人にも見えると思うんですね」

渡部「ハカセはメタファー(彼女は天使のようだ゛、ではなく彼女は天使だ!と言いきる人)なんですよ。ここまで極端な人はいないかもしれないけれど、それを強めてキャラクターにしました」

大江「ハカセのキャラクターは、第一稿からいろいろ変わってきたんですけど、現段階で言えば、若さゆえに自分のリスクを考えない人だと思います。また、ハカセは自分の中にこもってしまうところもあるんですけど、こもるから力がなくなるのではなく、こもるからこそ、マグマのようにパワーが溜まっていく人なのかなと。自分の中で熱さが溜まっていって、それで周囲とずれていってしまうのではないかと、そんなハカセ像を持っています」

――― ハカセとともに、エリザというキャラクターも重要になってきそうですね。

渡部「ハカセは、極端なキャラクターだから、彼の言葉が直接観客に伝わらないかもしれないけど、彼の言葉がエリザに伝われば、エリザを通してハカセの気持ちも観客にも伝わるのかなと。そういう意味では、エリザは仲介人のような役割もあると思います」


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――― これから稽古がスタートするかと思いますが、どのような部分を観客の皆さんに注目して頂きたいですか?

大江「渡部くんが書いた、『科学と情想が複雑に絡み合う、SFと究極のラブストーリーの新境地』というテーマを、若い俳優さんのパワーをもらって表現したいと思います。今回、いろんな俳優さんがいるので、どういう演技が出てくるのか楽しみですね。熱量の低い芝居は個人的には好きじゃないので、稽古場では、俳優さんのお芝居のいい熱が出てきたら、『これもらった』という感じで、採用していきたいです。情熱溢れる芝居を目指します。」

村田「近未来の話ですけど、近い将来にあり得る話だと思うんですね。そして、恋のために、ハカセがどれだけ強い思いで動けるのか。その気持ちの強さを自分のことのように感じるということが、今回の壁だと思うんですよね」

大江「その葛藤を村田さんが自分のものにすれば、お客さんにも伝わるのではないかと。稽古でどんなものを持ってくるのか楽しみにしています」


(取材・文&撮影:西森路代)


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PROFILE

渡部樹(わたべ・みき)のプロフィール画像

● 渡部樹(わたべ・みき)
1994年11月25日生まれ。東京都出身。2014年、19歳の若さで舞台『リリィの語り部』の脚本・演出を手掛け注目を集める。2015年の舞台『ルキアの使い手』では脚本・演出・主演を務め、俳優としてもデビューした。RIKACO、渡部篤郎の長男でもある。

大江祥彦(おおえ・さちひこ)のプロフィール画像

● 大江祥彦(おおえ・さちひこ)
1970年4月10日生まれ。演出家。これまでに、演出助手として『露出狂』『猟銃』『ショーガール』『burst!〜危険なふたり』、演出家として『旦那様は狩りにお出かけ』『極付早乙女太一』『コースター』『初仕事納め』などを手掛けた。

村田恒(むらた・ひさし)のプロフィール画像

● 村田恒(むらた・ひさし)
1993年7月11日生まれ。福岡県出身。舞台『下天の華夢灯り』、『プリンス・オブ・ストライド THE LIVE STAGE』、RP★THEATER vol.1 『泪橋ディンドンバンド』、『口紅』などに出演。テレビ神奈川の『猫のひたいほどワイド』のレポーターとしても活躍中。

公演情報

「イライザ 〜深海にひそむ初恋〜」のチラシ画像

イライザ 〜深海にひそむ初恋〜

2016年12月14日 (水) 〜2016年12月20日 (火)
中目黒キンケロ・シアター
HP:公演ホームページ

18名限定!4,800円 → 4,200円さらに200Pゲット!

詳細はこちら

「イライザ 〜深海にひそむ初恋〜」のチラシ画像

イライザ 〜深海にひそむ初恋〜

2016年12月14日 (水) 〜2016年12月20日 (火)
中目黒キンケロシアター
HP:公演ホームページ

前売:4,800円
(全席指定・税込)

詳細はこちら