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PICKUP

原口 勝


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人はなぜ争いを繰り返すのか。世界大戦から12年、再び戦火が燃え上がる。

荒廃した大地に咲く、鬼と人間の悲恋。愛と平和を描くSFダークファンタジー!

繰り返される戦いの悲劇と人間の愛を壮大なスケールで描くSF大河ファンタジー『朧雲』が5月11日より築地ブディストホールで上演される。作・演出を手がけるのは、エンターテイメントユニット・LOVE&ROCKの原口勝。原口は、主宰、脚本家、演出家、俳優としての顔を持ちながら、東京・恵比寿にあるBARStarsも営む異色のキャリアの持ち主。まさに二足のわらじでは足りない活躍を見せる原口の素顔とともに、新作『朧雲』の魅力に迫る。


インタビュー写真

年間ステージ数164本!原動力は、衰え知らずの創作意欲

――― 『ピーターパン』、東宝作品など数々の作品に出演。2006年には自らが主宰となって劇団Nine☆Starsを旗揚げ。精力的な活動を展開した。

「お店を持ったのは、知人に『BARをやらないか』と誘われたのがきっかけ。最初はそんなことしたら芝居をやる時間がなくなると思って迷ったんですけど、自分でBARを出す経験もなかなかできるもんじゃないな、と。それで、いろいろ下見をした末に、2009年7月、この恵比寿にBARStarsをオープンしました。それからもお店をやりながら、なんだかんだと演劇に関わる機会も多くて。一時は睡眠時間が1日2時間という時期もありましたね(笑)」

――― そんな多忙な毎日の中で、ふっと原口の頭の中で妙案が閃いた。この小さなBARを舞台にお芝居をしたら面白いんじゃないか。さらに諸先輩方のアドバイスをもらい、自分で脚本・演出に挑戦。2010年5月より月1回程度のBAR公演をスタート。評判は瞬く間に広がり、その活動はBARを超え劇場に進出。LOVE&ROCKと銘打って、年2回の舞台公演も行うようになった。ベースキャンプであるBAR公演も、今では毎週末のペースで開かれている。

「数えてみたら劇場公演、BAR公演あわせて、昨年手がけた舞台は計164ステージ。これはなかなかの記録なんじゃないかと思います(笑)」

――― エネルギーの源は、創作意欲。そう胸を張る生粋のショーマンが、堂々送り出す新作が『朧雲』だ。実は本作は、これまでLOVE&ROCKが上演してきた『星降る夜に』から始まるシリーズ作品の一編。シリーズ全体としてはエピソード10にまで及ぶ長編大作となっており、前エピソードの登場人物の子ども世代が次のエピソードのメインキャラクターになるなど、歴史絵巻的な側面も持つ。

「もちろんこれまでのシリーズをご覧になったことがある方なら他作品とのリンクもいろいろ楽しめますが、かと言って初めてご覧になる方がついていけないという心配はありません。みなさんに楽しんでいただけるエンターテイメント作品になっていると思います」

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人は、争いをやめられない。その愚かさが悲劇を生む

――― 物語の舞台となるのは、私たちが暮らすこの地球とよく似た架空の星。日本は和国、アメリカはオルメカとそれぞれ名称を変えつつも、緊迫した現代の国際情勢や、これまでの世界史をなぞらえたリアリティたっぷりのアナザーワールドが展開する。

「その中で登場するのが、我々で言う核ミサイルである“プリオン”という兵器。各国はこのプリオンの保有をめぐって絶妙なパワーバランスを保っていたのですが、様々な思惑により戦争が勃発。人類は滅亡の危機に陥って…というのが、前作『雨音』のストーリーでした。今回の『朧雲』では、プリオンによってこれまでの文明が滅び、放射能に汚染され、地上が荒廃してしまったところから物語が始まります」

――― 地下シェルターに避難することで、放射能汚染から逃れた少数の人々は、プリオンの発射から12年、ようやく再び地上へと現れる。空には昼夜を問わず分厚い雲がかかり、一筋の光さえも注がぬ絶望の大地で、人はどのように復興していくのか。人類の力強い再生と平和への希求こそが、本作のテーマだ。

「しかし、東西に分かれた人々の間で、再び争いが起こります。たとえ何度戦火によって生まれ育った大地が焼き払われても、結局争いをやめることができないのが人間という生き物。そんな人間の愚かさを描くことで、逆説的に平和とは何かを訴えることができたら」

――― そう原口は希望をこめる。今回、物語の主軸となるのは、人間と鬼の末裔だ。

「なぜ鬼が出てくるかというと、「鬼」は古来より日本を代表するモンスターで「異形のもの」、「醜いものの象徴」であると考えます。その鬼を出すことによって人間との対比。先に述べた逆説を表現することができればと思います。本当に醜いのは鬼ではなく人間なのでは・・・?
東の「和雲」と西の「鬼龍」との戦い。和雲は東の都。東都で「和雲大翔」が中心になっている自警団。鬼龍は西で勢力を伸ばしている「鬼の末裔の鬼龍三兄妹」を中心とした無法者の集団。その中にキーマンとなる男女がいて東西の戦いに巻き込まれていく…ここから先のストーリーはぜひ劇場で確かめてもらえれば嬉しいです」


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人間の醜さを描くことで、本物の愛とは何かを問いたい

――― 演劇ならではの臨場感ある演出も見どころのひとつだ。

「日本刀を使った激しいアクションに注目してほしいですね。あとは、衣装も見どころのひとつ。舞台となる和国のモデルは日本だし、普通なら和物を用意すると思うんですけど、この作品ではゴシックが基調。僕がもともとダークファンタジーが好きということもあって、破滅に向かう雰囲気を衣装からしっかり表現していきたいなと考えているんです」

――― さらに、音楽はプロのミュージシャンによる全曲オリジナルと、非常に贅沢なスタッフワークが楽しめる。

「楽曲に関しては僕がイメージを伝えた上で、アーティストの方々に最高の曲をつくっていただいています。一歩劇場に踏み込んだ瞬間から、完全な別世界。みなさんを非日常の空間にお連れします。普段は会社に行ったり家のことをしたり、現実のことでいろいろと大変だと思いますが、劇場にいるこの時間だけは日常のことを全部忘れて、非日常の世界を思う存分に楽しんでもらえたら」

――― 笑いや感動を織り交ぜつつ、全世代が楽しめる王道エンターテイメントを標榜する原口。LOVE&ROCKの名の通り、ROCKの魂がこもった愛を、作品を通じて観客に投げかける。

「イメージは旧約聖書のような世界。愛について描くといっても、決してそれを綺麗に描こうとは思っていません。僕は綺麗なものよりも、むしろ人間の欲望や嫉妬の中にこそリアルを感じるし、破滅的な状況に追いこまれたときにこそ人の本性が現れると思っている。そういう汚く醜い部分をしっかり描くことで、本物の愛を伝えたいと思います」

(取材・文&撮影:横川良明)


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PROFILE

原口勝(はらぐち・まさる)のプロフィール画像

● 原口勝(はらぐち・まさる)
鹿児島県出身。東宝芸能を経て、2006年、劇団Nine☆Starsを旗揚げ。2009年よりエンターテイメントBAR・Starsをオープン。BARの運営を行いながら、主宰、脚本家、演出家、俳優として毎週金曜日〜日曜日の20:30から30〜40分のBAR公演を上演。さらに年2本の劇場公演も行っている。

公演情報

「朧雲」のチラシ画像

LOVE&ROCK
朧雲


2017年5月11日 (木) 〜2017年5月14日 (日)
ブディストホール
HP:公演ホームページ

・S席(一般):5,000円/(学割):4,500円
・A席(一般):4,500円/(学割):4,000円
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