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水 夏希


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元宝塚男役トップスター、水夏希の新シリーズ!

朗読とシャンソンで綴るピアフの世界を是非ご堪能ください!

宝塚退団から6年、女優として幅広いジャンルの作品で活躍する水夏希が、《ドラマティカルシリーズ》と題したリーディング形式の舞台に挑む。「1つのテーマに特化して濃密なことをやりたい」というこのシリーズの第1弾となるのが『パンク・シャンソン 〜エディット・ピアフの生涯〜』。フランスを代表するシャンソン歌手であり、今もその歌声が世界中で愛され続けているピアフの人生を、歌も交えた朗読劇で綴るステージだ。「ピアフ自身の人生がパンク」という意味をタイトルに込めたこの公演について、水が意気込みを話してくれた。


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歌の背景を掘り下げる、果てしない作業

――― 1915年にパリで生まれ、わずか47歳で病死するまで、実に波乱に満ちた生涯を送ったエディット・ピアフ。彼女の人生を大きく左右した数々の出来事は、常に歌と密接に結びついていた。

「知れば知るほど「えっ?ホント?」みたいな……交通事故に4回も遭ったとか、恋人を2回も飛行機事故で亡くしたりとか、信じられないような出来事が山盛りなんです。そんなピアフにとって、歌と恋人と人生は全部つながっているから、彼女の人生を追いながらそこに歌が入ってくる今回の舞台は、とてもスムーズな流れとして受け止めていただけると思います」

――― シャンソン、そしてエディット・ピアフと水との繋がりと言えば、昨年末に宝塚OGたちによって制作されたCD『越路吹雪に捧ぐ』と、今年3月に行われたトリビュートコンサートで、越路のレパートリーでもあったピアフの「水に流して」をカバーしたことが挙げられる。『パンク・シャンソン』では、それ以外にもピアフのさまざまな名曲に挑む。

「シャンソンの楽曲自体は宝塚時代から身近でしたが、ピアフとじっくり向き合ったのは越路吹雪さんのトリビュートがほぼ初めてでした。「水に流して」は、曲としては難しくないんですが、それをいかにドラマチックにお客様に届けるかというのが難しいですね。「愛の讃歌」「ラ・ヴィ・アン・ローズ」といった代表曲も同じです。歌詞のバックボーンで何を考え、何を思い、何を訴えたいのか……そういうことをすべて自分に問いただして、ピアフ自身として歌詞の世界を作っていくのは、とても果てしない作業です」

――― リーディング形式の舞台は、2015年の『サンタ・エビータ』(作・演出:石丸さち子)で初挑戦して以来、取り組みがいのあるスタイルだと水は言う。

「『サンタ・エビータ』のときに石丸さんから言われたのは、台本を覚えないでほしいということ。覚えてしまうとリーディングの意味がないから、ちゃんと目で追ってほしいと。でもこちらは覚えて芝居をすることに慣れているので、そこが難しかったです。
 その一方で、動きがないぶん言葉に集中できて、丁寧に取り組めるのはリーディングのいいところだと思います。普通のお芝居では言葉と動きをリンクさせないと踏み込んだ表現はできませんけど、リーディングではその作業が必要ないので、言葉の裏にあるサブテキストに集中できる。お客様にとっても、情報量が少ないぶん、耳で聞いていろんなことを想像していただくことになるので、もしかしたら私たちの表現よりもはるかに多くのことを受け取ってくださるかもしれない。そういう可能性を秘めているのも朗読の面白さだと思います」

――― 今回、構成と演出は鈴木勝秀が担当。水との仕事は2012年の『7DOORS〜青ひげ公の城〜』に続いて2回目となる彼について尋ねると、「飄々としていますよね」と表情を緩めた。

「作品にガーッとのめり込んでいくタイプというより、役者からこぼれ出てくる何かを信じて作っている方だなと思います。だから稽古もあっという間だし、ふわっとした雰囲気の中で、知らないうちに引き出されていたみたいな感じがありますね。そんなスズカツさん(=鈴木)は今回「朗読も音楽だと思う」とおっしゃっていて、最初に発した一言から音楽がスタートし、その調べの中に立ち上がってきたシャンソンがアクセントになる。だから、普通のリーディングよりもドラマチックになるといいなって思います。
 逆に、台本を読んだだけだと「これで面白くなるのかな?」と思うくらい、事実が淡々と綴られている。そこを、いかにお客様がのめり込んでピアフの人生を一緒に体感できるかっていうことが今回はとても重要だと思っていますし、スズカツさんも、歌にドラマを全部投影してほしいとおっしゃっています」


インタビュー写真

ドラマチックな人生を丁寧に演じたい

――― 舞台上には水のほかに、2人の男性キャストとアコーディオン奏者。男性キャストのうち1人は辻本祐樹・牧田哲也・渡辺大輔という30代前半の注目俳優が日替わりで演じる。そしてもう1人は、福井貴一・山路和弘のベテラン陣がWキャストで務める。

「若手メンバーは、大輔君以外のお二人とは初めてなので楽しみですね。そして福井さんも山路さんも本当に素晴らしい声と実力の持ち主でいらっしゃるので、その懐をお借りしてやらせていただきます。福井さんとは初めての共演ですが、舞台を拝見させていただいて、「ああ素敵だな、いつか共演したいな」と思っていたので、夢叶ったりという感じです。山路さんは昨年の朗読劇(『VOICARION〜ヴォイサリオン』の「女王がいた客室」)でご一緒させていただいたのですが、稽古場から既にベテランの技を見せていただいて……台本の文字を追っているだけなのに、登場人物の動きが「見える」んです。今振り向いたよね?とか、今扉を開けたよね?みたいな。もう素晴らしかったですね。
 だから、まず大切なのはそんな先輩方が発する台詞をしっかり「聞く」こと。Aと聞いたらBと答えるみたいに段取りを追うのではなく、きちんと聞いて、理解して、言葉を選んで、発言する。実は誰もが普段はそうしている作業を、芝居でも自然にできるようにしたいですね。先ほど話したことと繋がりますが、リーディングで台本があるとそういう作業に集中できるんです」

――― 生後数ヶ月で母親が失踪。10歳の頃に父親が病気で倒れて以来、歌うことを生活の手段としてきたピアフ。その壮絶な人生は、境遇は違っても人前で舞台に立つ人間なら、自分自身と重ね合わせられるのではないか。

「エンターテインメントを仕事に選んでいるという点では同じですし、そういう意味では共感する部分もすごくたくさんあります。でも彼女の人生の根本は、親の愛情を知らずに育ったという……そこがやっぱりポイントじゃないかと思うんです。自分が生まれてきたこと、生きていくことを無条件で認めてくれて、愛情を注いでくれる人がいなかった。その孤独と不安、居所のなさみたいなものは想像するしかありませんけど、それだけを求めて生きたのが彼女であって、それがすべての原動力になっているんですよね」

――― そんなピアフの生き様が多くの人の心を打つのは、そこに「誰もが共感できる感情があるからじゃないでしょうか」だと水は言う。

「だからこそ、これだけ長い間世界中で愛され続けて、応援する人が絶えないんだと思います。それを演じるというのは……自分の人生を生きるのも大変なのに、それよりはるかに劇的な他人の人生を演じるのは本当に大変な作業。でも自分が知らない世界だし、やりがいは果てしないので、シャンソンという歌の世界にもじっくり取り組みながら、ドラマチックな人生を生きた女性を演じることに丁寧に向き合いたいです。自分が持っているありとあらゆるものを使って、精一杯やりたいと思います」


(取材・文&撮影:西本 勲)


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PROFILE

水 夏希(みず・なつき)のプロフィール画像

● 水 夏希(みず・なつき)
千葉県出身。1993年、宝塚歌劇団に入団。入団3年目に『ME AND MY GIRL』で新人公演の主役に抜擢。2007年『星影の人』沖田総司役で雪組トップスターに就任。宝塚の代表作『ベルサイユのばら』ではオスカル、アンドレなど主要人物4役を演じ、宝塚初の天覧公演の主役も務めた。
2010年の退団後は、さまざまなジャンルの舞台で活躍。2014年、『SHOW Beyond the Door』では初めて構成・演出を手がけた。今年3月にはミュージカル『アルジャーノンに花束を』で主人公チャーリーを支え続けるアリス・キニアン役を熱演。7〜8月には、松平健・一路真輝主演のミュージカルコメディ『キス・ミー・ケイト』が控えている。

公演情報

「『パンク・シャンソン』〜エディット・ピアフの生涯〜」のチラシ画像

ドラマティカルシリーズ リーディングvol.1
『パンク・シャンソン』〜エディット・ピアフの生涯〜


2017年5月2日 (火) 〜2017年5月6日 (土)
よみうり大手町ホール
HP:公演ホームページ

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