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入船亭扇辰・古今亭菊之丞


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昭和の時代から落語と近い関係にある神楽坂で繰り広げられる落語三昧の2日間

「落語まつり」の名にふさわしい豪華な顔付けと初心者にも優しい雰囲気を今年もお届け!

明治大正の昔から庶民芸能の集積地であり、今もあちこちで寄席や落語会が盛んな神楽坂。そんな「落語のまち・神楽坂」で2009年から行われている『神楽坂落語まつり』が今年も間近に迫ってきた。人気絶頂の噺家から伸び盛りの若手まで、バラエティに富んだ豪華な顔付けで毎年大盛況のこのイベントについて、これまですべての年に出演している入船亭扇辰、初回からプロデュース役を務める古今亭菊之丞の二師匠に話を聞いた。


インタビュー写真

みんな素直に楽しみに来ている

――― 今年で9回目となる『神楽坂落語まつり』は、昭和40年代から落語会が頻繁に開催されてきた毘沙門天善国寺で行われる「毘沙門寄席」と、牛込箪笥区民ホールで行われる「牛込落語会」(昨年までの「神楽坂二人会」から改称)という2つの催しから成る。それらのプロデューサーとして出演者を選定し、自身も高座に上がる古今亭菊之丞は「組み合わせを考えるのは楽しい」と話す。

菊之丞「この人の次にこの人が出たら盛り上がるだろうとか、先にこの人を据えておいた方が落ち着くんじゃないかとか……もちろん序列も頭に入れつつ(笑)、毎年いろいろ考えています。今年は春と秋に誕生する新真打の人たちをフィーチャーしようということで、毘沙門寄席の昼席に3人、夜席に3人ずつ出ていただいて、それぞれ最後は今人気のお2人(春風亭一之輔、柳家三三)にみっちりトリをとっていただこうと」

扇辰「後ろにこういう人がいてくれると、その前は伸び伸びできるんですよ。責任が軽くなるっていうか。さすが、考えてるねえ〜」

菊之丞「もちろんです(笑)。もう9年やってますからね」

扇辰「この人は要らない、とかやってるんだろ?(笑)」

菊之丞「自分が席亭になったつもりで(笑)。牛込落語会の方は、昼席がいつもお世話になっているお2人(柳家喬太郎、桃月庵白酒)で、夜席は昨年の三代目橘家文蔵襲名のお披露目を兼ねつつ、いつもの3人(扇辰、菊之丞、柳家小せん)という按配です」

――― そして、出演する当人たちにとっても「この会はとてもやりやすい」のだという。

扇辰「お客様の雰囲気がすごくいいんです。聞き上手だけど、通ぶる人がいないというか、ひねた感じがしないから」

菊之丞「そうですね。みなさん素直に楽しみに来ているという印象です」

扇辰「そう、とても素直ですし、陽気です。特に毘沙門天は小さな会場なので、より一体感があります。今日はちょっと手強いぞ、っていう思いをしたことはないですね」

菊之丞「私も同じです。普段ここでやっている自分の会でもそうですし、この『落語まつり』でもそうですし」

扇辰「“まつり”っていうのがいいのかね。やっぱりなんとなく陽気になるもんね」


インタビュー写真

自分が客だったら見に行きたいと思う

――― ここ1〜2年は初めての来場者も多いとのことで、中には生で落語を聞くのが初めてという人も少なくない。初心者に優しい会なのだ。

扇辰「落語をちょっと聞いてみたいっていうのと、神楽坂に行ってみたいっていうのも大きいと思います」

菊之丞「そういう人たちが、全体の雰囲気を引っ張ってくれているようなところもあるんじゃないでしょうか。素直に楽しんでいるから、構えている人もほどけるというか」

扇辰「そうすると僕らも柔らかくなるんです。相乗効果で、いい空気ができる」

菊之丞「通の方が集まると、どうしても雰囲気が硬くなっちゃうんですよ。そんな噺は知ってるよ、みたいな感じで。そうすると、初めての方は居づらい雰囲気になっちゃう」

扇辰「落語を聞いてみたいんだけど作法がわからないとか、敷居が高いっていうお客さんがときどきいるじゃない? それは、そういう通のお客様がいらっしゃるからですよ。こうやって聞かなくちゃいけないのかとか、ここで笑っちゃいけないんだってなっちゃうから。この会は、そういうことはないですね」

――― そんなオープンな雰囲気の中で、なかなかチケットが取れない豪華な顔ぶれをまとめて見られるのが『神楽坂落語まつり』の最大の特徴と言える。

菊之丞「口幅ったい言い方ですけど、とてもお得な会だと思います」

扇辰「自分が客だったら見に行きてえもんな。あと、お互いに認め合っている仲間なので、楽屋も居心地がいい」

菊之丞「その勢いのまま高座も務められますね」

扇辰「そういうふうに考えて組み合わせてくれてるんじゃないですか?」

菊之丞「一応(笑)。でも皆さん忙しい方ばかりなので、組むのはすごく難しいんです。だから、終わったらすぐに次の年のことを考えなきゃいけない。1年くらい先じゃないと押さえられない方々なので……」

扇辰「いやあ〜、それほどでもないけど(笑)」

――― そしてもう1つ来場者にとって楽しみなのが、似顔絵入りサイン色紙が当たる抽選会。今年も「牛込落語会」昼席/夜席のそれぞれ終演後に行われる。

扇辰「僕らが思っている以上にお客さんは嬉しいみたいでね。当たった方は“キャーー!”って大喜び。あとでメールをくださる方もいたりして」

菊之丞「東京で色紙にサインすることってあまりないですからね。こういうホールの落語会で抽選会をすることもないし」

扇辰「そして来年は10回目ですからね、色紙だけじゃなくて手ぬぐいくらい出しますよ」

菊之丞「では、今からもう出演する気でいらっしゃるんですね(笑)」

扇辰「あっ……よろしくお願いします!(笑)」


(取材・文&撮影:西本 勲)

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PROFILE

入船亭扇辰(いりふねてい・せんたつ)のプロフィール画像

● 入船亭扇辰(いりふねてい・せんたつ)
1964年2月13日生まれ、新潟県出身。89年、入船亭扇橋に入門。二ツ目時代から正攻法の古典の演者として期待され、02年の真打昇進後は寄席のトリを頻繁に務める。軽い滑稽噺から人情噺の大ネタまでレパートリーは幅広い。同期入門の柳家喬太郎と続けている『扇辰・喬太郎の会』を筆頭に、二人会、三人会も積極的に開催。

古今亭菊之丞(ここんてい・きくのじょう)のプロフィール画像

● 古今亭菊之丞(ここんてい・きくのじょう)
1972年10月7日生まれ、東京都出身。高校卒業後の91年、2代目古今亭圓菊に弟子入り。同年7月に前座となり、初代菊之丞を名乗る。92年に二ツ目昇進。02年にNHK新人演芸大賞を受賞し、03年真打昇進を果たす。10年、自伝エッセイ『こういう了見』出版。13年には第63回芸術選奨文部科学大臣新人賞(大衆芸能)を受賞。17年芸術祭優秀賞受賞。

公演情報

「神楽坂伝統芸能2017 神楽坂落語まつり「牛込落語会」」のチラシ画像

「神楽坂伝統芸能」実行委員会
神楽坂伝統芸能2017 神楽坂落語まつり「牛込落語会」


2017年7月1日 (土)
新宿区立牛込箪笥区民ホール
HP:公演ホームページ

32名限定!3,500円 (全席指定・税込) → 3,000円 さらに100Pゲット!

詳細はこちら

「神楽坂伝統芸能2017 神楽坂落語まつり「牛込落語会」」のチラシ画像

「神楽坂伝統芸能」実行委員会
神楽坂伝統芸能2017 神楽坂落語まつり「牛込落語会」


2017年7月1日 (土)
新宿区立牛込箪笥区民ホール
HP:公演ホームページ

全席指定(前売):3,500円(税込)

詳細はこちら

「神楽坂伝統芸能2017 神楽坂落語まつり 毘沙門寄席」のチラシ画像

「神楽坂伝統芸能」実行委員会
神楽坂伝統芸能2017 神楽坂落語まつり 毘沙門寄席


2017年6月24日 (土)
毘沙門天善国寺書院
HP:公演ホームページ

全席自由(前売):3,000円(税込)

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