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ブラボーカンパニー


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劇団の原点とも言えるシリーズが、昨年の大盛況を受けて今年も登場!

毎日働いている普通の人たちに喜んでもらいたい。そのために徹底してバカをやる

福田雄一が主宰するブラボーカンパニーが、人気作『天晴パラダイス青信号』シリーズの最新作『天晴パラダイス青信号〜サンダーボール大作戦』を上演する。テレビドラマ『勇者ヨシヒコ』シリーズの原型となった冒険活劇で、あの世界観にハマッた人なら抱腹絶倒間違いなし。
 しかし、劇団初期から上演していたこのシリーズも、昨年の前作『天晴パラダイス青信号〜ゴールドフィンガー』までには実に20年のブランクがあった。まさに『勇者ヨシヒコ』が追い風となって復活を果たした、劇団の原点とも言えるシリーズなのである。ぜひとも宣伝を!との意気込みを胸にメンバー7人が集結し、劇団伝統の“ブラボー鍋”を囲んでインタビューを敢行した。


インタビュー写真

ほぼ内容のないバカ芝居が受け入れられるように

――― ブラボーカンパニーはもともと成城大学の演劇部員で旗揚げしたそうですが、最初から在籍しているメンバーは?

佐藤「僕と山本と太田が同級生で、うちの座長である福田雄一が3年生のときに、新入生として入ってきた3人なんです。それまで上にいた先輩たちがガッと抜けて、福田以外ほぼいなくなって、ようやく自分のやりたいことができるようになったところに僕らが入部してきた。そこで劇団として名前をつけて、演劇部なんだけど劇団としての公演を始めたんです」

山本「演劇部内の劇団という感じで、1990年の6月に旗揚げ公演をしました」

太田「最初はずっと学内で公演していましたね」

山本「学外に打って出ようという野望もまるでなく、ただ好きな芝居をやるだけ。今も芸風はほぼ変わっていないと思うんですけど、それこそ『勇者ヨシヒコ』みたいな感じの、ごちゃまぜでパロディ満載みたいな芝居をやっていました」

――― 初めから福田雄一さんが引っ張っていた?

佐藤「というか、完全に福田雄一の劇団でしたね。あんなに笑いに固執する人はいない。土下座して笑ってもらうくらいの勢いでした」

山本「だからめちゃくちゃ怖かったですよ、特に昔は。お前ら気持ちが入ってないから外走ってこい、とか言って。肉体訓練を2時間やってから芝居の稽古に入るみたいな」

佐藤「たぶん、体育会系も含めて成城大学で一番運動させられてたんじゃないかっていうくらい訓練してました。全く活きてないですけど(笑)。そして、僕らの2つ下に入ってきたのが金子と鎌倉。なんとか辞めさせまいといろんな接待をしましたね。焼肉食わせたりとか」

鎌倉「今思えばありがたい話ですけど、大学に入ったばかりの頃っていろんな部活が接待してくれるから、それが普通なのかなと若干思っていました(笑)」

金子「大学の演劇部って、いわゆる新劇みたいな真面目な芝居をやってるのかなと勝手に思っていたんですけど、入って2作目で全員ダンボールを着るような芝居だったので、ちょっと衝撃でした(笑)。しかも筋トレとかの訓練がすごくて、このギャップは何なんだろうと」

佐藤「そうこうしてるうちに、俺は卒業してサラリーマンをやりながら劇団を続けていたんですけど、結局仕事を辞めて養成所に入って、そこで知り合ったのが野村です。最初は裏方とかでずっと手伝ってくれて、正式に入ったのが……」

野村「2002年。日韓ワールドカップの年に入りました」

佐藤「そして保坂は鎌倉のバイト仲間で、ずっと裏方を手伝ったり、チョイ役で出たりしていたのが、一昨年正式メンバーになりました」

山本「チョイ役というよりがっつり出てた(笑)。『勇者ヨシヒコ』にも出たもんね」

佐藤「山田孝之君と一緒の、割とちゃんとしたシーンがあったりして。当時この人は自分のことを役者だと言ってなくて、ただのフリーターだった。だから、山田孝之とあんなにがっつり芝居をしたフリーターは保坂以外にいません」

保坂「13年くらいずっとぬるま湯に浸かっていたので、そろそろいいかなと。でもお客さんには劇団員だと思われてたりもしたので、特にインフォメーションもせず、ぬるっと劇団員になった感じです」

インタビュー写真

――― 旗揚げからもう27年になります。

佐藤「これだけ続いているというのが一番の驚きです。ぜんぜん売れてない状況で、よくもまあこんなに続けられたなと、最近よく思います。そして、やっとこの歳になってから違うステージになってきたのかなという気がしますね」

太田「注目のされ方が、やっとしっくりくるようになりました」

野村「時間かかりましたね……」

佐藤「もちろん、うちの座長が頑張って売れたというのが一番の理由だと思いますけど」

――― 『天晴パラダイス青信号』シリーズは、学生時代に始まったそうですね。

佐藤「旗揚げ3作目ですね。座長がとにかく川島雄三監督が好きで、『洲崎パラダイス赤信号』っていう映画からタイトルを持ってきて」

山本「それが『勇者ヨシヒコ』の原型みたいなバカ芝居で、年に1回やっていました。学外に出てからは、場所の制約とかもあってなかなかできなかったんですけど、去年の4月に久しぶりにやったら意外と評判が良くて」

佐藤「というか、大失敗を繰り返してきてるんですよ。似たような作品を学外でもやっているんですけど、だいたい山本が主人公で僕が敵役で、そこに他の奴がいろんなキャラクターで出てきては掻き乱していくっていう、ほぼ内容がない芝居で(笑)」

山本「キャラの作り込みもないし(笑)」

佐藤「完全にパワープレイ。その評判が、まあ悪くて。こういうことをやっちゃいけないんじゃないかって思っていた時期があるんです。やってる方が楽しいだけなんじゃないかっていうようなご意見をいただいて」

野村「こんなの演劇じゃねえ、とか」

佐藤「演劇じゃないっていうのはずっと言われていて、このシリーズも久しくやっていなかったんです。でも、そろそろもういいんじゃないかって言い出して、去年やってみたらちゃんと面白がってもらえて」

インタビュー写真

――― それこそ『勇者ヨシヒコ』シリーズや、最近だと『スーパーサラリーマン左江内氏』といった作品を通して、福田雄一さんの作る世界観が浸透してきたというのはあるでしょうね。

山本「そうだったらいいですね」

佐藤「でも、図に乗れないんだよね。いつかポーンって突っぱねられちゃうんじゃないかっていう恐怖がある」

山本「あの世界観とかテイストが好きだったら、たぶん大丈夫だと思いますけどね」

太田「あれを嫌いな人が観に来たら、怒って帰っちゃうかもしれないね」

山本「お前ら芝居しろ!って」

太田「このチラシを見て、カッコいい芝居をするのかなと思われたらちょっと……」

野村「チラシは内容と関係ないですから」

佐藤「でも確かに今、福田雄一の世界観が注目されて、お好きな方もたくさんいらっしゃるみたいなので、そういう人たちがこれをきっかけに劇場に足を運んでくださると嬉しいですね。去年の12月まで『勇者ヨシヒコ』の新しいシリーズが放映されていて、けっこうファンの方々と僕らも触れ合う機会があったんですよ。その後ブラボーの公演としては今回が初めてなので、思い切り楽しんでいただけたらいいなと思います」

インタビュー写真

くだらないことでも笑える子供の心を持って

――― 今回は第40回公演になるんですね。チラシにはずいぶん小さく書かれていますが。

佐藤「回数にはあまり重きを置いていませんね」

山本「言われてみて初めて気づいたくらい。25周年のときは、ちょっと節目という思いはあったけど」

佐藤「2020年には30周年なんですけど、何か盛大にっていうのはもう面倒臭い(笑)」

山本「……今日はこんな話で大丈夫ですか?(笑)」

――― いいと思います(笑)。それではお1人ずつ、ブラボーカンパニー初見の人に向けてメッセージをいただけますか?

保坂「僕には小学2年の甥っ子がいるんですけど、その甥っ子も観に来て笑ってくれるんです。だから、小2くらいの感覚で来ていただけたら楽しめるんじゃないでしょうか」

野村「僕が初めてブラボーを見たときは、こんなにおもしろいものがあるのかと思って見てましたよ。諸先輩方を。でもこれってハードル上がるじゃないですか」

佐藤「いいよ別に、僕はそう思いましたでいいじゃないですか」

野村「僕が舞台というものを初めて観た頃は、情報誌を見てとにかくいろんな劇団を観まくっていたんです。そのうちの1つがブラボーカンパニーだったんですけど、ブラボーが一番面白かった。だから演劇にちょっと興味があって観てみたいなって思える人だったら、きっと楽しんでもらえるんじゃないかな、もらえるといいな、っていう気持ちです」

鎌倉「僕はそうですね……去年、田舎に帰ったんです」

野村「長くなる話だな、これ(笑)」

インタビュー写真

鎌倉「高知県に帰りまして、桂浜の近くを1人で自転車で走ったんです。そこは子供の頃、弟と一緒に爺ちゃんのバイクの後ろに乗せてもらって走った道で、当時『暴れん坊将軍』のテーマソングを2人で歌ってひたすら笑っていた記憶があるんですよ。でも、今の僕はそれでは全然笑えないんです。要するに小さい頃って、くだらないことにも笑えるところを見つけるセンスがものすごく敏感だったような気がして……でも僕が変に大人になっちゃって、そういう感覚が鈍ってしまったんだなって、40年ぶりにその道を通った時に感じたんです。それを考えたとき、この作品は心を若く、幼くして観てもらえれば、非常に楽しめる舞台になるんじゃないかなと思います。子供の頃のように、何も考えず、くだらないことで笑ってもらえたらいいな、っていう話です」

佐藤「みんな童心に帰らせたいんだな」

金子「じゃあ僕は逆に……難しく考えながら観てください。すごく考えて、悩んで観てほしいです」

山本「やめろや!(笑) ほんとのところはどうなんだよ」

金子「でも、けっこうお客さんにツッコミを任せる作品だったりもするじゃないですか」
金子「で、僕は子供の笑い声が好きなので……」

佐藤「やっぱり子供じゃないか」

金子「そういう芝居なので。笑いを我慢しないでほしいですね」

山本「去年の公演でもあまりにも笑う子供がいて、お母さんが途中で口をハンカチで押さえて……」

佐藤「いい子だったね、あの子」

金子「そうですね、笑う人がいい人、笑う子がいい子」

太田「たぶん今回は歴史に残る舞台になると思うので、その目撃者になってください」



インタビュー写真

野村「どこかで聞いたようなフレーズだな(笑)」

金子「流行りものをチェックしておいてもらえると楽しめるかも。座長がパロディ好きですから、元ネタを知っておけば」

太田「広く浅くね、福田世代のものも、ドリフターズとか、もしかしたらそこから出るかもしれない。だからまあ、歴史の目撃者になってください」

野村「そんなつもりでやってる人は1人もいないから(笑)」

山本「僕はまあ、舞台好きだけじゃなくテレビが好きな人にも見てもらえれば嬉しいのと、学生の頃からのフレーズで、学芸会の最高峰を目指そうみたいな一時言ってたことがあって。まさにそれがこの芝居にすごく表れてるなっていうのがあって。パロディのネタだったりとか、やってることがあれなので、真剣な学芸会をお届けしますということで」

佐藤「昔ほんとにこれをキャッチフレーズにしてやってたときがあって、むっちゃ怒られたんですよ。学芸会で金を取るのか!って。まあ実際内容もダメだったとは思うんですけど笑」

野村「全員がそう言ってたわけじゃないけどね、一部の人がそう言ってた。すげえ真剣に学芸会をやったら面白いはずなんですけど」

山本「真剣に、学芸会の最高峰を目指します」



インタビュー写真

佐藤「こういう質問に対する僕の答えはずっと同じで、普通に一生懸命働いてる人に喜んでもらいたい。いわゆるサラリーマンというか、ちゃんと定時で働いてる方々が一番偉くて、そういう方々に喜んでもらいたいという思いがすごくあるんです。それが明日へのエネルギーになるのか、こんな奴らがいるんだったらまだ大丈夫だなって思うのかわからないですけど……もう僕らは年中夏休みみたいな生活で、真面目に働いている人たちのおかげでこんなことをさせていただいてますっていう感じなので、普通の人たちにたくさん観に来てほしいと思います」

野村「実際、客層もいわゆる関係者的な人は少ないからね。僕らに役者の友達が少ないというのもあるけど」

――― そういう意味では、演劇初心者も来やすい雰囲気と言えますね。

佐藤「絶対難しくないですからね」

野村「俺なんか一時期、どんな芝居をやってるのって聞かれたとき、わかってもらえそうな世代だったら“ドリフの公開収録みたいな感じです”って答えてたから。そのくらい観やすいし、わかりやすい」

佐藤「あそこまでのことはできないですけどね」

――― ダンボールですからね。

鎌倉「でも、今となってはダンボールも見どころの1つですからね。『勇者ヨシヒコ』ファンにとっては、これがあのダンボールかって(笑)」

山本「今回は新作のダンボールも出てきますから、どうぞお楽しみに!」


(取材・文&撮影:西本 勲)


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PROFILE

佐藤正和(さとう・まさかず)のプロフィール画像

● 佐藤正和(さとう・まさかず)
1970年7月7日生まれ、福岡県出身。成城大学演劇部で「天晴お気楽事務所」の旗揚げに参加。1995年より活動を外部へ移し、ブラボーカンパニーという通称がつく。他のメンバーと共に、福田雄一作演出のテレビドラマ/映画/舞台へ多数出演。2015年からは塚原大助(ふくふくや)らと結成したゴツプロ!でも活動中。

山本泰弘(やまもと・やすひろ)のプロフィール画像

● 山本泰弘(やまもと・やすひろ)
1971年1月5日生まれ、神奈川県出身。文学座付属演劇研究所卒。佐藤、太田と共に、天晴お気楽事務所=ブラボーカンパニーの旗揚げから参加。福田雄一作演出のテレビドラマ/映画/舞台をはじめとして、外部作品への出演も多い。

太田恭輔(おおた・きょうすけ)のプロフィール画像

● 太田恭輔(おおた・きょうすけ)
1971年1月10日生まれ、愛知県出身。佐藤、山本と共に、天晴お気楽事務所=ブラボーカンパニーの旗揚げから参加。Eテレ『ふしぎがいっぱい』(小学6年理科)にモジャくんとしてレギュラー出演中。

金子伸哉(かねこ・しんや)のプロフィール画像

● 金子伸哉(かねこ・しんや)
1973年1月12日生まれ、千葉県出身。東京ヴォードビルショー養成所第5期闘魂塾卒。8月には、萬劇場ショートストーリーコレクションVol.6参加作品『目玉の先生』(仮題/作・演出:森山智仁)に出演予定。

鎌倉太郎(かまくら・たろう)のプロフィール画像

● 鎌倉太郎(かまくら・たろう)
1973年3月3日生まれ、高知県出身。ブラボーカンパニーと並行して、仲代達矢が主宰する無名塾の塾生として『マクベス』『炎の人』『ホブソンズ・チョイス』『ロミオとジュリエット』といった公演に参加。

野村啓介(のむら・けいすけ)のプロフィール画像

● 野村啓介(のむら・けいすけ)
1975年2月15日生まれ、茨城県出身。外部作品にも精力的に出演しており、演劇チーム渋谷ハチ公前プロデュース『ならわしを抱く』『慣れの果て』、FINAL LEGEND『女ならやってやれ』など多数に参加。

保坂聡(ほさか・さとし)のプロフィール画像

● 保坂聡(ほさか・さとし)
1981年9月26日生まれ、東京都出身。ブラボーカンパニー最年少メンバー。澤口渉と音野暁の俳優2人によるユニット=ロデオ★座★ヘヴンの『鈍色の水槽』『1812』など数作に出演している。

公演情報

「『天晴パラダイス青信号〜サンダーボール大作戦』」のチラシ画像

ブラボーカンパニープロデュース 天晴お気楽事務所 第40回公演
『天晴パラダイス青信号〜サンダーボール大作戦』


2017年7月5日 (水) 〜2017年7月17日 (月・祝)
下北沢Geki地下Liberty
HP:公演ホームページ

20名限定!一般4,500円(全席指定・税込) → 3,650円 さらに2,150Pゲット!さらに購入24時間以内にREC投稿で500Pゲット!(7/13 18時50分更新)

詳細はこちら

「『天晴パラダイス青信号〜サンダーボール大作戦』」のチラシ画像

ブラボーカンパニープロデュース 天晴お気楽事務所 第40回公演
『天晴パラダイス青信号〜サンダーボール大作戦』


2017年7月5日 (水) 〜2017年7月17日 (月・祝)
下北沢・Geki地下Liberty
HP:公演ホームページ

一般:4,500円
早割:4,000円【7月5日(水) 19:00の回、7月6日(木) 19:00 の回】
(全席指定・税込)

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