2014年12月11日 (木) 〜2014年12月14日 (日)
全席指定(一般):4,800円
座席引換券(U-22):3,300円(22歳以下/当日指定・要身分証書確認)(税込)
公演内容 | テトラクロマット第2弾は、時代劇。 殺陣ではなく、居合道とコラボした、静かな人斬りシーン。 白と黒、光と影、人の二面性を描いたテトクロ流の時代劇を、堪能してください。 願わくば 花の下にて その昔、西行法師は高野の山に籠った折、あまりの人寂しさに耐えかねて、荒野に野晒しになっている骨を集め、反魂の秘法を用い、人をつくった。しかし、それらは人の姿はしていても心を持たず、ただ虚ろな木偶人形のごとき化け物にすぎなかったという。 (『撰集抄』巻五第十五<作人形事・於高野山>より) それから一千年余りの時が過ぎ、ペリーが浦賀に来航してさらに数年、時代が大きく動こうとするその前夜、夜ごと街を駆け巡るのは奇妙な人斬りの噂……。 聞いたか? 例の人斬りには殺気がねえんだと。だからみんなあっさり斬られちまう。 殺気がねえなら、人じゃあねえ。人じゃあねえなら、心がねえ。 心がねえなら、そいつは木偶だ。木偶の人斬りバケモノだ。 その噂に食らいついたのはナナシと呼ばれるインチキ瓦版屋。このナナシ、人斬りバケモノを捕えようと企むも、口は達者だが腕はからっきし、あっさり返り討ちに遭ってしまう。間一髪、ナナシを助けたのは、ワカというひねもす千羽鶴を折る一風変わった浪人者だった。二人は、何かにたぐり寄せられるように、吉原でも『抱かれずの連鶴』と名高い花魁と出会う。連鶴はなぜかワカの右腕に執着をみせる。 ワカに仕えるジイという老侍、人斬りバケモノの物語を流布するお勝、多摩の田舎者・カツとトシ。善意のかたまりのような長屋の人々。そして遊郭に売られてきた狐面の少女・オバケ……。 様々な人々の想いが交錯する中、人斬りバケモノは文字通り心を持たぬ木偶となって、物語と共に暴走し始める―――。 春死なむ その如月の望月の頃 西行 |
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公演ホームページ | http://tetrachromat.net/ |
出演 | 山口翔悟 / 源 / 平田薫 / 洲矢新吾 / 新谷あやか / 我妻桃実 / 笠井晴子 / 佐藤良洋 / エム / コガケースケ / なすび / 宮本大誠 |
スタッフ | 脚本: 坂口理子 / 演出: 福島敏朗 / 居合指導: 無外流明思派吹毛会 |
公演スケジュール | <期間> 2014年12月11日 (木) 〜2014年12月14日 (日) <公演日・開演時間> 12月11日(木) 19:00 12月12日(金) 19:00 12月13日(土) 13:00 / 17:00 12月14日(日) 13:00 / 17:00 |
チケット |
全席指定(一般):4,800円 座席引換券(U-22):3,300円(22歳以下/当日指定・要身分証書確認) 当日: 5,000円(税込) <カンフェティ取扱チケット> 全席指定(一般):4,800円 座席引換券(U-22):3,300円(22歳以下/当日指定・要身分証書確認)(税込) |
会場 | 東京芸術劇場シアターウエスト |
備考 | ◆カンフェティ冊子掲載中のお得なチケットはコチラ! |
団体概要 | テトラクロマットとは、三色型色覚より100倍繊細な色を感じる四色型色覚。 脚本家・坂口理子、演出家・福島敏朗、俳優・源+1(ゲストスタッフ)が、舞台としての新たな表現を模索しながら、今までにない繊細な感覚の演劇を目指すユニット。 |