公演内容 |
どうしてこんなことになったのか 歪むほどに強い愛は あまりに美しく、絶望的に愚かだった その村は深い深い鬱蒼とした森の中にひっそりと存在していた。 その兄弟は早くに両親を無くしていた。 兄は心優しく、弟は頭が悪かったが、天真爛漫な笑顔は人々をいつだって幸せにした。兄は弟に話す。 「僕らは永遠に一緒だ。」 しかし、弟がベンダラの儀式(16歳で迎える成人の儀式)を目前に控えたある夜、村は惨劇に包まれることになる。そして、兄が姿を消したのである。 森の奥にある沼に棲む、恐ろしい醜いゴベリンドンの正体とは?兄を捜す旅の間に、村に残された哀しく残忍な伝説が明かされる。そのとき、少年は─── 本当の幸福とは?愛とは? おぼんろが世界に贈る、21世紀に生まれた普遍的な童話物語。 |
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公演ホームページ | http://www.obonro.net/ |
出演 | 末原拓馬 / 高橋倫平 / わかばやしめぐみ / さひがしジュンペイ / 藤井としもり |
スタッフ | 脚本・演出: 末原拓馬 / 【スタッフ】舞台監督: 海老原翠 / 照明: 雑賀博文 / 音響: 余田崇徳 / 衣裳: 小泉美都 / 美術: 竹邊奈津子 / 音楽: 末原康志 / 写真: 静 / 宣伝美術: こうづなかば / WEBデザイン: 神野晋一(アナログエンジン) / 制作協力: 登紀子(アイビス・プラネット) / 協力: 吉祥寺シアター / 企画製作: おぼんろ / Special Thanks!!: アナログエンジン、アイビス・プラネット |
公演スケジュール | <期間> 2015年5月21日 (木) 〜2015年6月7日 (日) <公演日・開演時間> ☆5/21(木)19::00 ☆5/22(金)19::00 5/23(土)13:00・18:00 5/24(日)13:00・18:00 ☆5/25(月)19::00 5/26(火)休演日 5/27(水)14:00・19::00 ☆5/28(木)19::00 ☆5/29(金)14:00・19::00 5/30(土) 13:00・18:00 5/31(日) 13:00・18:00 ☆6/1(月)19::00 6/2(火)15:00 6/3(水) 14:00・19::00 ☆6/4(木)19::00 ☆6/5(金)13:00・18:00 6/6(土)13:00・18:00 6/7(日)13:00 ※☆は「イイネ」公演ですが カフェティでは全て一般料金3,700円となります。 ※上演時間 約120分 |
チケット |
前売:普通の人3,700円(税込) ※〇貧乏な人 2,000円 〇ひよっこ(高校生以下)500円 〇お金持 時価 ※10万円を越える金額はご遠慮ください 〇リピーター 1,000円から言い値 <カンフェティ取扱チケット> 全席自由(普通の人):3,700円(税込) |
会場 | 吉祥寺シアター |
備考 | @obonroさんのツイート ※未就学児童のご入場はご遠慮下さい。 ◆カンフェティ冊子掲載中のお得なチケットはコチラ! |
団体概要 | 初演時『ゴベリンドンの沼』当時は、予算のなさから劇場を借りる事が出来ず、埋め立て地の、駅より徒歩20分も離れた廃工場を借りて公演しました。 空調も効かず、蚊も多く、暗転さえも効かぬばかりか、電力の都合上、音響、照明の効果にも限界が。そもそもが小さな劇団なのに、そのような悪環境の中、なんと一ヶ月公演したのであります。たった5人のキャストで。 観客(おぼんろでは参加者と呼んでいる)が8人の日もありました。 有名劇団でもなければ、出演者も無名、ただ作品への思いだけを抱えて心に届くことを信じ、公演を重ねました。次第に作品が話題を呼び、一目見ようと全国から人々が押し寄せ、ついには工場地域に連日長蛇の行列ができました。 こうしておぼんろは一躍、話題の劇団の仲間入りを果たしたのであります。 この伝説の作品を全編書き直し、『ゴベリンドン』として満を持して再演します。 新たな伝説に参加しに来てください。 末原拓馬 |