公演内容 | 『リア王』『嵐が丘』と並ぶ「英語で書かれた悲劇ベスト・スリー」と称され、アメリカ文学のみならず近代文学を代表する文学作品であるハーマン・メルヴィルの『白鯨』。海洋冒険小説の中に百科事典が入り込んでいるごとき破天荒な小説です。 かつて巨大な白い鯨モビー・ディックに片足を喰いちぎられたエイハブ船長が復讐に燃えてモビー・ディックを追い、破滅してゆく物語を舞台化したのは、イギリスのシアター・カンパニー Simple 8 。その名の通りシンプルな道具を使って俳優の肉体表現と様々な音を駆使し、観客の想像力を刺激する舞台づくりで『白鯨』の壮大な世界を小劇場空間に繰り広げました。セバスチャン・アーメストによるこの台本をもとに、自然への畏怖を思い出させる海を、世界の縮図としての捕鯨船を、観客の皆さまに体感していただけるよう、文学座アトリエの新たな歴史を開く表現を追求します。 |
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公演ホームページ | http://www.bungakuza.com/ |
出演 | 小林勝也 / 中村彰男 / 沢田冬樹 / 櫻井章喜 / 石橋徹郎 / 川辺邦弘 / 上川路啓志 / 藤側宏大 / 釆澤靖起 / 鈴木亜希子 |
スタッフ | 原作: ハーマン・メルヴィル / 作: セバスチャン・アーメスト / 訳: 小田島恒志 / 演出: 高橋正徳 / 美術: 乘峯雅寛 / 照明: 阪口美和 / 衣裳: 宮本宣子 / 音楽: 芳垣安洋、高良久美子 / 音響効果: 原島正治 / 振付: すがぽん / 舞台監督: 加瀬幸恵 / 制作: 友谷達之 / 票券: 最首志麻子 |
公演スケジュール | <期間> 2015年12月8日 (火) 〜2015年12月22日 (火) <公演日・開演時間> 2015年12月8日(火)〜22日(火) 12月 8日(火)19:00 12月 9日(水)14:00 12月10日(木)14:00 12月11日(金)19:00 12月12日(土)14:00 12月13日(日)14:00 12月14日(月)14:00 12月15日(火)休演日 12月16日(水)19:00 12月17日(木)14:00 12月18日(金)14:00/19:00 12月19日(土)14:00 12月20日(日)14:00 12月21日(月)14:00/19:00 12月22日(火)14:00 ※上演時間 2時間15分(予定) |
チケット |
前売:4,000円 当日:4,300円 ※ユースチケット2,500円(25歳以下) (税込) <カンフェティ取扱チケット> 全席指定(前売):4,000円 (税込) |
会場 | 文学座アトリエ |
備考 | |
団体概要 | 1937年、久保田万太郎、岸田國士、岩田豊雄の三人の文学者により創立。「真の意味における『精神の娯楽』を舞台を通じて知識大衆に提供する」を理念に”大人の鑑賞”に絶えうる演劇を送り出してきました。70年余の劇団の歴史を支えた俳優やスタッフは数えきれず、現在も江守徹、角野卓造、渡辺徹、平淑恵らが舞台や映像で活躍。また洋画、海外ドラマの吹き替えにも活躍の場が広がっています。 |