公演内容 |
惑うあしあとが 重なり 乱れて 途絶える わたしは考える あの痕はいつ消えるのだろうと 影のように 錆のように 痣のように 消えることは ないのだろうと 2014年青山円形劇場で初演し、劇団史上最高の動員を記録した『痕跡』。 その脚本は第18回鶴屋南北戯曲賞を受賞、第59回岸田國士戯曲賞最終候補となり、KAKUTAの新たな代表作となりました。 皆様のご期待とKAKUTAの熱い想いにより、この冬早くも再演が決定! 初演の主軸キャストに加え新たなメンバーも参加、また初演の円形の舞台からシアタートラムでの新しい演出となり、進化した『痕跡《あとあと》』。初演を見逃した方にも、ご覧になった方にもお楽しみいただけます。 |
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公演ホームページ | http://www.kakuta.tv/atoato2015/ |
出演 | 【KAKUTA】: 成清正紀、若狭勝也、高山奈央子、佐賀野雅和、四浦麻希、異儀田夏葉、多田香織、桑原裕子 / 【GUEST】: 斉藤とも子、川隅美慎、辰巳智秋(ブラジル)、大神拓哉(企画演劇集団ボクラ団義)、松村武(カムカムミニキーナ) |
スタッフ | 作・演出: 桑原裕子 / 舞台監督: 安田美知子 / 舞台美術: 田中敏恵 / 照明: 宮野和夫 / 音響: 島貫聡 / 選曲: 真生 / 映像: メリケンサック / 衣裳: 石川俊一 / 演出助手: 田村友佳 / 映像操作: 山口久隆 / 演出部: 殿岡紗衣子、小島木の実 / アンダースタディ: 中村倫子 / イラスト: agoera / 宣伝美術: 川本裕之 / 宣伝写真: 相川博昭 / 宣伝ヘアメイク: 新井寛子 / Web企画: 野澤爽子 / 票券: 荘司雅子(オフィス・REN) / 制作: 藤野和美(オフィス・REN)、前川裕作、堀口剛、津吹由美子 / 企画・製作: K.K.T |
公演スケジュール | <期間> 2015年12月5日 (土) 〜2015年12月14日 (月) <公演日・開演時間> 2015年12月 5日(土)13:00 5日(土)18:00 6日(日)13:00 7日(月)19:00★ 8日(火)14:00★ 8日(火)19:00雪 9日(水)19:00★ 10日(木)19:00 11日(金)19:00 12日(土)13:00 12日(土)18:00雪 13日(日)13:00 14日(月)14:00 14日(月)19:00 ★=サービスデー3,800円 雪=雪山素子デー 伝説の司会者によるパフォーマンストークショーあり ※受付開始は開演の45分前。開場は開演の30分前。 |
チケット |
前売:4,300円(前売・当日とも)★サービスデーは3,800円(税込)
<カンフェティ取扱チケット> 前売: 4,300円(前売・当日とも)★サービスデーは3,800円(税込) |
会場 | シアタートラム |
備考 | ※未就学児童入場不可 |
団体概要 | KAKUTAは1996年に結成した劇団です。 2001年より桑原裕子が脚本を手掛け、年2、3本のペースで公演を行っています。 桑原裕子の戯曲は、緻密なプロットと台詞、絶妙なキャストのアンサンブルで見せるという、敢えて奇をてらわないウェルメイドな手法にこだわり、日常を生きる人たちの日常的・根源的な感情を濃やかに描き出しています。 また同時に、「日常と地続きの別世界」をキーワードにし、時に奇抜な舞台背景・設定を用いて舞台を展開することで、物語が現実にすり寄りすぎず、演劇ならではのほどよい非日常感を愉しめる娯楽要素の高い作品作りを目指しています。 そのひとつとして、遊園地を借り切って上演した野外公演「ムーンライトコースター」は、その斬新な企画要素も話題を呼び、好評を博しました。 ほかにも、劇場公演と並行し、プラネタリウムやギャラリーなど劇場を問わず様々な場所で、定期的に上演しているリーディング公演「朗読の夜シリーズ」をはじめ、番外公演や企画公演など、様々な形態で公演を行っています。 手法はオーソドックスに。スタイルは緻密に。発想は奔放に。 いつまでも色褪せず、現代人の心を揺さぶり続ける上質な娯楽を創作する。 それがKAKUTAの特色です。 2014年上演の『痕跡《あとあと》』にて、第18回鶴屋南北戯曲賞受賞。 |