2016年3月11日 (金) 〜2016年3月13日 (日)
事前入金(一般):2,000円
事前入金(U-25(25歳以下)):1,500円
事前入金(高校生以下):500円(税込)
公演内容 | 「3.11」後の経験から生まれた演技法「静止する身体」の最新作 2011年3月11日午後2時46分、大阪は静かに揺れた。わたしは地震の直後に米を10合炊いた。おにぎりを作って故郷の宮城県に持って行くつもりだった。しかし、交通機関がストップしていたため、大阪で家族からの連絡を待っていた。待つ間、わたしの身体は極度の緊張に襲われた。その緊張感を表現する過程で生まれた演技が「静止する身体」だった。「静止する身体」は日常的な動作を複数のポーズの連続と捉えて分解し、最も象徴的なポーズをひとつ選び、その選んだポーズを表現したまま、身体を全く動かさず、言葉や息など、音も一切発しないという演技方法である。未来でも過去でもない、持続する現在の物語が「静止する身体」から聴こえてくる。 |
---|---|
公演ホームページ | http://www.hmp-theater.com/ |
出演 | 石田達拡 / 岩田奈々 / ガトータケヒロ / 楠 海緒 / 立川潤 / 中村彩乃 / 畑中華香 / 髭だるマン / ピンク地底人2号 / 藤田和広 / 峰桜花 / 山下みさお / 由良真介 |
スタッフ | 構成・演出: 笠井友仁 / 映像・照明: サカイヒロト / 音楽・音響: 吉岡一造 / 舞台監督: 濱田真輝(GEKKEN staffroom) / 宣伝美術: BOKU / 制作: 前田瑠佳 / 協力: kitt、劇的細胞分裂爆発人間和田謙二、ピンク地底人、悪い芝居、笑の内閣 / 共催: アトリエ劇研 / 企画・製作・主催: 一般社団法人HMP |
公演スケジュール | <期間> 2016年3月11日 (金) 〜2016年3月13日 (日) <公演日・開演時間> 2016年3月 11日(金)19:45 12日(土)14:00/17:00 13日(日)11:00/15:00/18:30 ※受付・開場は開演時間の20分前 ※上演時間 約70分 |
チケット |
前売: 一般 事前入金 2,000円 U-25(25歳以下)事前入金 1,500円 高校生以下 500円 当日: 一般 3,000円 U-25 2,500円 高校生以下 500円 その他: 一般予約 2,700円 U-25予約 2,200円(税込) <カンフェティ取扱チケット> 事前入金(一般):2,000円 事前入金(U-25(25歳以下)):1,500円 事前入金(高校生以下):500円(税込) |
会場 | アトリエ劇研 |
備考 | |
団体概要 | アートディレクターを務める笠井友仁を中心に1999年に研究会を発足、2001年に劇団として活動を始める。当初は「hmp」という劇団名で活動し、ハイナー・ミュラーの作品を中心に舞台作品を発表。2008年に現在名に変更する。現在は『「再」発見』を劇団のミッションとして、忘れられていたことを掘り起こすこと、見過ごされてきたことに焦点を当てることを軸に、主に1.同時代の海外戯曲シリーズ、2.現代日本演劇のルーツシリーズ、3.実験的なオリジナル作品の3つのカテゴリで創作を行う。表現スタイルの特徴として、1.セリフによる説明を出来る限り省き、俳優の身体性をフルに活用し、観客の想像力を刺激する演出、2.舞台美術や照明を用いて、現代美術のような舞台空間を演出、3.テクストをより忠実に、シンプルに、そしてスマートに再現し、作品の普遍性を広げる演出の3つがある。 演出の笠井友仁が日本演出家協会主催<若手演出家コンクール>にて優秀賞や『アラビアの夜』の演出にて平成26年度文化庁芸術祭賞新人賞を受賞している。 |