公演内容 |
日本とアイルランドの不思議な絆 アイルランドの国民的詩人で、ノーベル文学賞作家W.B.イェイツが狂言に影響を受けて作った戯曲「猫と月」を、新作狂言として東京初演。また父の母国アイルランドで育ったラフカディオ・ハーン(小泉八雲)の原作を、千五郎が狂言化して、アイルランドで初演した「ちんちん小袴」。そして千作は古典の女狂言を勤めます。2017年7月にダブリンほか2都市で行った、アイルランド・日本外交関係樹立60周年記念公演の、東京凱旋公演ともなります。遠く離れた二つの文化の意外な照応をお楽しみいただけるこの機会、お見逃しなく! 番組 新作狂言「猫と月」ねことつき 茂山千五郎 茂山茂 松本薫 目の見えない乞食が足の悪い乞食を背負って聖コールマンの泉にやってくると、 本当に聖者が現れて、 「望みは何か」 と問われます。 目の見えない乞食は目が見えるように、 足の悪い乞食は祝福を受けることを願います。 それぞれの願いが叶った二人は…。 新作狂言「ちんちん小袴」ちんちんこばかま 山下守之 島田洋海 地謡:鈴木実 とある名高いお侍に嫁いだ娘がおりました。 夫が戦で留守の夜、 不思議な物音がするのでのぞいてみると、 小さな侍の妖精が謡いながら踊っておりました。 恐ろしくなった娘は、 夫が帰ると早速退治してもらうように頼みます。 夫がその妖精に斬りかかると…。 狂言「石神」いしがみ 茂山千作 茂山千五郎 網谷正美 家庭を顧みない夫に愛想をつかした妻は、仲人の元へ離婚の相談に行きます。仲人は出雲路へ行って石神にお告げを聞くように勧めます。事前に仲裁を頼みに来て、奥に隠れていた夫は、先回りして石神になりますまし、妻をおもいとどまらせようとしますが… |
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公演ホームページ | http://morisk.com/kyogen/sakugo3.html |
出演 | 茂山千作 / 茂山千五郎 / 茂山茂 / 網谷正美 / 松本薫 / 島田洋海 / 鈴木実 / 山下守之 / 笛: 栗林祐輔 |
スタッフ | |
公演スケジュール | <公演日> 2018年3月1日 (木) <公演日・開演時間> 03月01日(木) 19:00(18:15開場) |
チケット |
S席:6,000円 A席:5,000円 B席:4,000円 学生席:1,500円 ※カンフェティでの取扱なし (全席指定・税込) <カンフェティ取扱チケット> S席:6,000円 A席:5,000円 B席:4,000円 (全席指定・税込) |
会場 | 国立能楽堂 |
備考 | ※未就学児入場不可 |
団体概要 |