公演内容 |
昨年20周年を迎えたアンサンブル・ノマドなどでの現代音楽、新作初演が数多いピアノ稲垣聡(相愛大学教授)によるプロデュースシリーズ。 20世紀を代表するフランスの作曲家メシアンが、ナチスによる拘留下で作曲した「世の終わりのための四重奏曲」を後半に、前半には同じフランスで20世紀の扉を開けたドビュッシーのクラリネット、チェロ、ヴァイオリンによるデュオを作曲年代順にお聞きいただきます。 〇曲目 C.ドビュッシー C.Debussy ・クラリネットとピアノのための第1狂詩曲(1909-10) Première Rhapsodie pour Clarinette et Piano ・チェロとピアノのためのソナタ(1915) Sonate pour Violoncello et Piano ・ヴァイオリンとピアノのためのソナタ(1916-07) Sonate pour Violon et Piano O.メシアン O.Messiaen 世の終わりのための四重奏曲(1940) Quatuor pour la Fin du Temps |
---|---|
公演ホームページ | http://office-vega.net/event/20190217inagaki |
出演 | ピアノ: 稲垣聡 / ヴァイオリン: 田中佑子 / チェロ: 中島紗理 / クラリネット: 奥山芳弘 |
スタッフ | 主催: 相愛大学 / 制作協力: おふぃすベガ |
公演スケジュール | <公演日> 2019年2月17日 (日) <公演日・開演時間> 2019年2月17日(日)14時開演 ※開場は、開演の30分前です。 ※上演時間 約2時間 |
チケット |
前売:【全席自由】一般:3,000円/学生:1,000円 当日:【全席自由】一般:3,500円/学生:1,200円 (税込) <カンフェティ取扱チケット> 全席自由(一般):3,000円 全席自由(学生):1,000円 (税込) |
会場 | ザ・フェニックスホール |
備考 | |
団体概要 | 〇稲垣 聡 (ピアノ) Satoshi Inagaki バッハから新作初演、またダンス、美術、オペラなど多ジャンルとのコラボレーションにも取り組む多彩なオール・ラウンダー。 滋賀県立石山高等学校音楽科を経て、桐朋学園大学音楽学部演奏学科ピアノ科卒業。フランス国立リヨン高等音楽院第3課程(大学院課程)修了。 1991年平和堂財団芸術奨励賞、東京現代音楽祭室内楽コンクール 《競楽I》入賞、1992年第4回宝塚ベガ音楽コンクールピアノ部門第1位・特別賞、2003年滋賀県文化奨励賞受賞。国内各地でのリサイタルなどソロ活動をはじめ、内外のアーティストとの共演やレコーディングなどアンサンブルピアニストとしても活躍している。特に2000年東京文化会館とびわ湖ホールで開催したJ.S.バッハと20世紀作品によるリサイタルや、2003年東京オペラシティ・リサイタルシリーズB→Cでのピアニスト中川賢一とのデュオ・リサイタルは大きな話題となった。近年では、サントリーホール・チェンバー・ミュージックガーデン、びわ湖ホール主催「ベートーヴェン・ピアノソナタ・ツィクルスIX」等に出演。 現代音楽の分野においても、これまでにISCM (国際現代音楽協会)、東京の夏、サントリー芸術財団主催のサマー・フェスティバルや作曲家の個展等に出演、また武満徹作曲賞、芥川作曲賞、日本音楽コンクール作曲部門の本選作品など数多くの作品を手掛けており、海外でもパリ、ベルギー、イギリス、ハンガリー、アメリカ、メキシコ、韓国、台湾等に招かれ内外より高い評価を得ている。ソリストとしてこれまで東京響、東京フィル、新日本フィル、桐朋学園オーケストラ等と共演。また、俳優、美術家、舞踊家など様々なジャンルとのコラボレーションも多く、これまでにトーキョーワンダーサイト、第4回アジア舞台芸術祭(台北)、A.A.P.第3回ブヨウ公演(京都府立府民ホール・アルティ)等に出演。オペラにおいては、創作オペラの制作や音楽スタッフとして携わり、團伊玖磨「夕鶴」(ハイライト)、G.C.メノッティ「電話」等の舞台監修、G.フリド:モノ・オペラ「アンネの日記」(演奏会形式舞台上演)の演出を行う。 現在アンサンブル・ノマドのメンバー、相愛大学音楽学部教授。 〇田中佑子(ヴァイオリン)Yuko Tanaka/ Violin 四天王寺高校を経て、相愛大学音楽学部弦楽器専攻卒業、同大学音楽専攻科修了。在学中、斎藤秀雄奨学金を授与される。全日本学生音楽コンクール大阪大会高校の部第2 位、和歌山音楽コンクール大学・一般の部第1 位等、受賞。 京都青山音楽記念館バロックザールにて2009年ソロリサイタル、2012年デュオ・リサイタルを開催。ポーランド、フランス、ニューヨークなどの講習会、演奏会に多数参加。クシシュトフ・ヤコヴィッチ、ジェラール・プーレ、アレッサンドロ・モッチア、安紀・ソリエール、ジェローム・アコカ、ラファエル・ベル、ミハエル・コッペルマン、ヴィクトール・ピカイゼン各氏のレッスンを受講。 これまでに、高瀬乙慈、曽我部千恵子、小栗まち絵、岸邉百百雄、森悠子、佐藤一紀、高木和弘の各氏に師事。 現在、相愛大学音楽学部演奏助手。長岡京室内アンサンブルメンバー。 〇中島紗理(チェロ)Sari Nakajima/ Cello 相愛大学音楽学部卒業、同大学音楽専攻科修了。 在学中、斎藤秀雄奨学金を授与される。京都フランスアカデミーにてF.Muller氏、フランス、ロワンテーヌの音楽アカデミーにてRaphael bell氏のマスタークラスを受講。その他、国内外の講習会に多数参加。 長岡京室内アンサンブル結成15周年記念公演、定期演奏会、他に出演。 現在、関西を拠点にフリー演奏者としてソロ、室内楽、オーケストラ等で活動。 これまでにチェロを斎藤建寛、山本彩子、佐藤禎の各氏に、室内楽を森悠子氏に師事。 〇奥山芳弘(クラリネット)Yoshihiro Okuyama/Clarinet 岡山市出身。岡山学芸館高校に進学し第59回全日本吹奏楽コンクールにて金賞を受賞。相愛大学音楽学部音楽学科管楽器専攻卒業、公益財団法人青山財団奨学生として在籍する。同大学卒業演奏会、関西新人演奏会に出演。同大学音楽専攻科修了。第45回山陽学生音楽コンクール第一位、第27回中国ユース音楽コンクール最優秀賞、第10回日本クラリネットアンサンブルコンクール第二位及び協賛三社賞をそれぞれ受賞。2016年3月梅田俊明指揮相愛オーケストラとコープランド:クラリネット協奏曲を共演。故浜中浩一、フィリップベローの各氏のレッスンを受講。これまでに芦田修次、金井信之、トン・ブルックス・信雄の各氏に師事。 |