公演内容 |
全4幕〈フランス語上演/字幕付〉 愛の歓び、そして痛み。詩人ウェルテルの切ない恋の物語をピルグ、藤村実穂子が歌い上げる 多感な青年ウェルテルと貞淑なシャルロットの成就することのない恋の行方は・・・・・・。『ウェルテル』は、ドイツの文豪ゲーテの小説『若きウェルテルの悩み』を、マスネがロマンティシズム溢れる色彩豊かな音楽で描いたフランスオペラ珠玉の名作です。シャルロットの「手紙の歌」、ウェルテルの「オシアンの詩」など繊細でドラマティックな歌の数々は、聴くものの心を揺さぶります。2016年に初演されたニコラ・ジョエルのプロダクションは、ゲーテの原作の世界をそのまま具現化したような美しく重厚な舞台で好評を博しました。 今回タイトルロールを歌うのは、世界の最前線で活躍するテノール、サイミール・ピルグ。リリカルな美声で歌い上げる彼のウェルテルは聴き逃せません。日本が生んだスター、藤村実穂子のシャルロット役ロールデビューにもご期待ください。指揮はオペラ、オーケストラの両分野で活躍し、現在国立ボルドー・アキテーヌ管弦楽団音楽監督を務めるポール・ダニエルが初登場します。 ものがたり 【第1幕】7月。子供たちがクリスマス・キャロルの練習をしている大法官の家に、詩人ウェルテルがやってくる。彼は、舞踏会で大法官の長女シャルロットの相手をつとめるために来たのだ。幼い弟妹たちの母親代わりをするシャルロットの美しい佇まいに、ウェルテルの胸がときめく。舞踏会から帰宅したウェルテルはたまらずシャルロットに愛を告白する。しかし彼女には、亡くなった母と約束した婚約者アルベールがいた。ウェルテルは絶望する。 【第2幕】9月、牧師の金婚式のため、教会に人が集まっている。結婚して3か月目のシャルロットとアルベールが教会に入る様子を、ウェルテルは遠くから眺めている。シャルロットの妹ソフィーがウェルテルへの好意を口にする。教会から出てきたアルベールに明るく振る舞うウェルテルだが、シャルロットには詰め寄り、再び愛を訴える。その思いに応えられないシャルロットは、街を離れることをウェルテルに勧め、クリスマスに再会することを約束する。ウェルテルは永遠に街を出ていくことを決意する。 【第3幕】クリスマス・イブの夕方。ウェルテルからの手紙を何度も読み返し、彼への思いに揺れるシャルロットの前に、約束通りウェルテルが現れる。オシアンの詩に思いを託して朗読したウェルテルは、激しく愛を告白する。シャルロットは思わず抱かれるが、決然と別れを告げて部屋から去る。アルベールは、ウェルテルから妻宛ての手紙を見て怒りに燃える。手紙の中で彼は旅に携行する銃を望んでおり、アルベールは使用人に届けさせる。 【第4幕】胸さわぎを覚えたシャルロットがウェルテルの家へ向かうと、拳銃自殺を図ったウェルテルが瀕死の状態で横たわっていた。ウェルテルは、君を思って死ねるのは何より幸せだと語り、シャルロットは、初めて会った時から愛していたと告白し、口づけする。子供たちが歌うクリスマス・キャロルが聴こえるなか、ウェルテルは息を引き取る。 |
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公演ホームページ | https://www.nntt.jac.go.jp/opera/performance/9_011635.html |
出演 | ウェルテル: サイミール・ピルグ / シャルロット: 藤村実穂子 / アルベール: 黒田博 / ソフィー: 幸田浩子 / 大法官: 伊藤貴之 / シュミット: 糸賀修平 / ジョアン: 駒田敏章 / 合唱指揮: 三澤洋史 / 合唱: 新国立劇場合唱団 / 児童合唱: 多摩ファミリーシンガーズ / 管弦楽: 東京交響楽団 |
スタッフ | 指揮: ポール・ダニエル / 演出: ニコラ・ジョエル |
公演スケジュール | <期間> 2019年3月19日 (火) 〜2019年3月26日 (火) <公演日・開演時間> 03月19日(火) 18:30 03月21日(木・祝) 14:00 03月24日(日) 14:00☆ 03月26日(火) 14:00☆ 予定上演時間:約3時間15分(休憩含む) ☆:託児サービス利用可 ※開場は開演の45分前です。開演後のご入場は制限させていただきます。 |
チケット |
S席:23,760円 A席:19,440円 B席:12,960円 C席:7,560円 D席:4,320円 Z席:1,620円 (全席指定・税込) <カンフェティ取扱チケット> S席:23,760円 A席:19,440円 B席:12,960円 (全席指定・税込) |
会場 | 新国立劇場 オペラパレス |
備考 | ※就学前のお子様のご同伴・ご入場はご遠慮ください。お子様も1人1枚チケットをお求めください。 ※壁際、手摺の近く、バルコニー、上層階の一部のお座席で、舞台・字幕が見えにくい場合がございます。ご了承ください。 ※公演日、席種によっては、お求めになれないことがあります。 ※公演中止の場合を除き、チケットの変更・払い戻しはいたしません。 ※やむをえない事情により出演者が変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。 ※車椅子をご利用のお客さまはボックスオフィスまでお問い合わせください。 新国立劇場ボックスオフィス 03-5352-9999 |
団体概要 |