再演・新作二本立て
2019年4月11日 (木) 〜2019年4月21日 (日)
14名限定!4,000円(全席自由・税込) → 3,000円さらに1,800Pゲット!(4/11 19時15分更新)
公演内容 |
宮城県石巻市で起こった赤ちゃん斡旋事件をモチーフに『のぞまれずさかあるも』という作品を2010年に書いて上演した。赤ちゃん斡旋事件が起きたのは1973年であり作品は事件から40年後が舞台である道幸家の血の繋がらない5人兄弟の人間模様を描いた。 様々な理由により産むわけにはいかない人がいる。それと同時に子供を授かりたいのに不妊により産まれてくれない夫婦がいる。そんな中、医師は産むわけにはいかない母親に「丈夫な赤ちゃんを産みなさい、そしてここに捨てなさい。」と中絶させずに産むことを勧め、その赤ん坊を産む事ができない夫婦に渡していた。 改稿した作品を再演すると同時に"赤ちゃん斡旋事件"そのものも描いてみたいと思った。 東京2012が再演作品であり、宮城1973が新作になる。 虚実を入り混じりながら"のぞまれずさずかれず"というエゴイズムの先で、実在した菊田昇医師の様々な現実を犠牲にしながら、それでも生命の尊さを守る形を再演と新作で描き、二本立てで挑む。 大西弘記 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 頬を突き刺すほどの雨だった 稲妻の龍が天と地を支配し、雄叫びをあげるたびに雷を落とす窓の外 個室のベンチシートに座り、妻の白く細い掌を握り締めたまま ある出逢いの時を静かに待っていた 大きな落雷、共に院内に響き渡る小さな産声 呼吸と瞬き、廊下を走る足音、ドアが開く瞬間 すべてがスローモーションのようで 生まれたばかりの赤子を抱いた助産婦は云う 「産まれましたよ。可愛い女の子です。おめでとうございます。頑張りましたね」 まるで、その赤子を生んだ夫婦へかけるかのように・・・ 1972年の晩秋、季節外れの嵐が荒れ狂う、丑三つ時 宮城県石巻市の某産婦人科にて欲しかった子どもに出逢えた。 |
---|---|
公演ホームページ | http://tokyohamburg.com/ |
出演 | 東京2012: 坂井宏充(TOKYOハンバーグ)、橘麦(e-factory)、葵乃まみ、宮越麻里杏、和田真季乃、柴田和宏、白井風菜、山田定世(劇団俳優座)、大川泉、中澤健太郎(アイリンク株式会社) / 宮城1973: 小林大輔(TOKYOハンバーグ)、永田涼香(TOKYOハンバーグ)、宇鉄菊三(tsumazuki no ishi)、上田尋、葛山陽平(スターダス・21)、入間史雄(オフィスウォーカー)、小林翔、福寿奈央(青☆組)、原愛絵、當Pこのみ(GUSH OUT)、ししどともこ(カムヰヤッセン)、堂下勝気(青年座映画放送) |
スタッフ | 作・演出: 大西弘記 |
公演スケジュール | <期間> 2019年4月11日 (木) 〜2019年4月21日 (日) <公演日・開演時間> ※取扱対象公演 04月13日(土) 13:00<東京2012> 04月13日(土) 18:00<宮城1973> 04月15日(月) 19:00<宮城1973> 04月16日(火) 19:00<東京2012> 各2〜5名 計14名 ※開場は開演の30分前です。 |
チケット |
前売:4,000円 当日:4,500円 ハンバーグ割引(前売・当日):3500円 学生割(高校生以下):2,500円※要証明書 セット:7,500円<東京2012>/<宮城1973>両作品が対象 (全席自由・税込) <トクベツ価格> 14名限定!4,000円(全席自由・税込) → 3,000円さらに1,800Pゲット!(4/11 19時15分更新) |
会場 | サンモールスタジオ |
備考 | ※未就学児の入場はご遠慮ください。 |
団体概要 |