公演内容 |
2019/2020シーズン シリーズ「ことぜん」Vol.2 演劇「あの出来事」 [日本初演] The Events 小劇場 芸術監督・小川絵梨子の掲げる「ことぜん」とは 2019/2020シーズンの幕開けはこの「ことぜん」シリーズ3本からスタートします。「ことぜん」とは個と全という意味合いで、個人と国家、個人と社会構造、個人と集団の持つイデオロギーなど、「一人の人間と一つの集合体」の関係をテーマとしています。 閉塞感ある全体主義やその圧力に取り込まれる「個人」。しかしながらその「個人」が集まり「全体」を創りだしてしまう......。そんな切っても切れない個と集合体の関係性や、相互作用、その中での軋轢や葛藤を、三人の演出家がそれぞれの作品でそれぞれの視点から描きます。 上演作品は日本初演作品を含み全て新翻訳です。演出にはそれぞれ新国立劇場初登場の五戸真理枝、瀬戸山美咲を迎え、さらに芸術監督の小川絵梨子も担います。 シリーズ「ことぜん」Vol.2 シリーズ第二弾は、デイヴィッド・グレッグ作『あの出来事』。 今年3月日本でも公開された映画『ウトヤ島、7月22日』の題材でもある、2011年にノルウェーのウトヤ島で起きた、極右青年による銃乱射事件をモチーフに描かれたフィクションです。 登場人物は、たった二人。生き残った合唱団の女性指導者に対し、犯人の少年役の俳優が、他の様々な役を演じます。それ以外に合唱団と伴奏者が、劇中で歌うだけでなくコロスとしても参加する面白いスタイルで、2013年にエジンバラ演劇祭で初演、高い評価を得た本作の日本初演となります。 新国立劇場初登場のミナモザの瀬戸山美咲が演出、本作の英国公演も見ている谷岡健彦が翻訳をつとめます。 ものがたり 教師をしながら合唱団の指導者も務めるクレア。彼女がいる合唱団は、移民や難民、子供を持つ母親など、さまざまな立場の人たちを受け入れていた。 ある日、練習中に突如入ってきた少年が銃乱射事件を起こし、たくさんの人が亡くなる。生き残ったものの、目の前で団員が殺されるのを目撃したクレアは、それ以来、魂が自分から離れてしまったような気持ちになってしまう。 クレアは自らの魂を取り戻すべく、犯人の少年を「人間」として捉えようと、自分や少年の関係者との対話を試みるが・・・。 |
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公演ホームページ | https://www.nntt.jac.go.jp/play/the_events/ |
出演 | 南果歩 / 小久保寿人 |
スタッフ | 作: デイヴィッド・グレッグ / 翻訳: 谷岡健彦 / 演出: 瀬戸山美咲 |
公演スケジュール | <期間> 2019年11月13日 (水) 〜2019年11月26日 (火) <公演日・開演時間> 11月13日(水) 19:00 11月14日(木) 19:00 11月15日(金) 14:00 11月16日(土) 13:00☆ / 18:00 11月17日(日) 13:00 11月18日(月) 14:00 11月19日(火) 14:00★ 11月21日(木) 14:00☆ / 19:00 11月22日(金) 19:00 11月23日(土・祝) 13:00 / 18:00 11月24日(日) 13:00☆ 11月25日(月) 14:00 11月26日(火) 14:00 ☆:託児サービス利用可 ★:新国立シアター・トーク 日時:11月19日(火) 公演終了後 小劇場 出演:南果歩、小久保寿人、瀬戸山美咲 司会:中井美穂 入場方法:本公演のチケット(いずれの日程でも可)をご提示ください。 |
チケット |
A席:6,600円 B席:3,300円 (全席指定・税込) <カンフェティ取扱チケット> A席:6,600円 (全席指定・税込) |
会場 | 新国立劇場 小劇場 |
備考 | ※就学前のお子様のご同伴・ご入場はご遠慮ください。お子様も1人1枚チケットをお求めください。 ※公演日、席種によっては、お求めになれないことがあります。 ※壁際、手摺近く、バルコニーの一部のお座席で、舞台が見えにくい場合がございます。 ※公演中止の場合を除き、チケットの変更・払い戻しはいたしません。 ※やむを得ない事情により出演者が変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。 |
団体概要 |