公演内容 | 〜『短編劇とスクリーン上映の二本立て』〜 - 総解説 - 【オレオレ詐欺師の仁と優は逆に騙され、強引に銀河鉃道に乗せられて生きるか死ぬかの銀河の旅に行く事になった】 『銀河鉄道に乗ったサギ』のストーリーはここから始まり「誰が」「何のために」「二人を選び」「罠にかけたのか」については最後まで明かされません。 その謎に対する答えの一つとして、二人の詐欺師が銀河の旅をさせられる事になった理由を描いたのが今回上演する短編劇『オレオレ詐欺師を罠にかけろ 大作戦!』です。 舞台は銀河鉃道中央管理局の会議室。議題は「地球星に新しい銀河鉃道の駅を作ってほしい」という一通の要望書についてなのですが「現在の地球星」を巡って自体は思わぬ方向へと進んで行きます。 皆さんもいつの間にか宇宙(・・)目線(・・)で『地球星』を見つめているかもしれません。次に続く本編の前日譚としてきっと楽しんで頂ける事と思います。 (短編劇あらすじ) 銀河鉃道の女性職員ナッツはクレーム処理を担当していたが、ある星の出身の乗客たちに対するクレームが頻繁に続き、うんざりする毎日を送っていた。 実は、ある星とは『地球星』のことだった。 そんな時、銀河鉃道の新しい停車駅を、地球星の日本(調布)に作るかどうかの会議が行われることを先輩のマーロから聞かされ、動揺するナッツ。 銀河鉃道管理局の猫狸局長を中心とする会議が、今まさに始まろうとしていた・・・。 ■映像作品『新・銀河鉄道に乗ったサギ』■ - 作品解説 - 2014年1月を皮切りに5月、12月と三回に渡って調布市グリーンホール等で公演した『銀河鉃道に乗ったサギ』は、いずれも新聞・ラジオで取り上げられるなど大きな話題となり大好評を博しました。 『銀河鉃道に乗ったサギ』は、“サギに遭ったら どうするか”ではなく、“詐欺師を生み出さないためには どうしたら良いか”をテーマにしたファンタジーエンターテイメント物語です。 ストーリーは、大金持ちの鳥取り婆さんを、だまそうとした二人の振り込めサギ師が、宮沢賢治作品に登場する愛すべきキャラクターたちに逆にだまされて、銀河鉃道に乗せられ無理やり銀河(死出)の旅に行かされるところから始まります。 年々、再演を求める声が高くなってきたため、構成・配役の入れ替えを行うと共に、これまでの脚本に加筆、修正を施し、新たな『銀河鉃道に乗ったサギ』として生まれ変わりました。格段にグレードアップした『新・銀河鉃道に乗ったサギ』にどうぞご期待ください。 (あらすじ) こどもの日・・。仁と優は振り込め詐欺師− 大金持ちの鳥取り婆さんから金をだまし取るために京王線つつじヶ丘駅へやって来た。 時間はちょうどお昼時。腹を空かせた二人が入ったのは注文があまりにも多いレストランだった。 知らぬ間に銀河鉃道の客となってしまった二人に突きつけられたのはあまりに残酷な運命だった。 絶体絶命の状況の中、二人は不思議な老人や泣き虫の市蔵(よだか)に出会うのだったが・・・。 |
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公演ホームページ | https://www.shinkaigyo-up.com |
出演 | 【舞台】: 藤坂みのる、竜宮いか、ねこまたぐりん、真崎明 / 【映像】: 河辺林太郎、赤井ちあき、竜宮いか、ねこまたぐりん、星ワタル、真崎明 |
スタッフ | 【作・演出】: 真崎明 / 【演出補】: 火星ねこ / 【イラスト】: 高野莉佳 / 【音楽】: 那音弥 / 【カメラ・編集】: 西床久雄 / 【スチール】: 真崎貴雄 |
公演スケジュール | <公演日> 2019年9月22日 (日) <公演日・開演時間> 9月22日(日)15:00〜 |
チケット |
前売:2,000円 当日:2,500円 (全席指定・税込) [対象] 小学高学年以上(未就学児入場不可) <カンフェティ取扱チケット> 全席指定(前売):2,000円(税込) [対象] 小学高学年以上(未就学児入場不可) |
会場 | 調布市つつじヶ丘児童館ホール |
備考 | |
団体概要 | 劇団真怪魚は、かつて武蔵野で演劇活動をしていた仲間達と再会したのをきっかけに20年ぶりに復活させた劇団です。 当時若かったメンバーも、気がつけばオジサン、オバサン達。しかし、私達はその20年の歳月を漠然と生きていたわけではありません。深い海に潜む、深海魚のように目立たず静かにしながらも演劇、映画制作に関するあらゆるスキルを磨き、復活の時を待ちわびながら力を蓄えていたのであります。(多分) そして2008年1月、ついに浮上の時が訪れました。 深海に長くいたので、マコトに奇妙で怪しげな魚になったというわけで『真怪魚』と命名し、劇団を創設しました。 |