新時代の巨匠ノセダと諏訪内晶子の共演
2020年3月10日 (火)
先着限定!S席 一般:20,000円 → 19,000円!
(全席指定・税込)
公演内容 | プログラム バーバー:管弦楽のためのエッセイ 第1番 Op.12 チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.35 (ヴァイオリン:諏訪内晶子) ----------------- ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」 ホ短調 Op.95 公演に寄せて ワシントン・ナショナル交響楽団 最轟に音楽的〜おのれの道をゆく、コスモポリタンたち 指揮者界にいま、台風の目がある。 音楽ジャーナリズムは、かまびすしい。誰がベルリンの、ウィーンのシェフになったとか、ならなかったとか。べつによいのだが、華やかさに気をとられ過ぎて、静かにおのれの道を歩みながら、しかし余人をもって代えがたい才能を発揮している人を見逃すとしたら、どうであろう? はっきり言おう。ジャナンドレア・ノセダは、もっと話題になるべきである。 いま「静かに」と書いたが、それは一つには、彼がカダケスとか、マンチェスターといった、あまり人目の向かない地を本拠としてきたからであり、さらにはカゼッラの交響曲やプロコフィエフのオペラといった、あまり演奏されない演目に心血を注いでいるからである。であるのだが、出てくる音楽の熱さに関して言えば、これはもう爛々たるもの。それでいて、作品をねじ曲げたようなところはなく、アンサンブルが粗くなるというようなこともない。「最高に音楽的」という賛辞を、私は捧げたいと思う。 誤解がないよう強調しておけば、ノセダは世界の檜舞台やよく知られた楽曲を、けっして無視しているわけではない。伝統あるチューリヒ歌劇場の監督職に就くことが決まったし、2017年の秋以降は、アメリカの首都で、ワシントン・ナショナル交響楽団を率いて多様な演目に挑んでいる。 2020年に取り組むベートーヴェンの交響曲チクルスなどは、王道中の王道だろう。 そのワシントンの手兵との来日公演が、このたび諏訪内晶子プロデュースの「国際音楽祭NIPPON」の枠内で実現することになった。諏訪内もまた、チャイコフスキー国際コンクールで優勝し華々しくデビュー、世界をめぐるコスモポリタンでありながらも、おのれの道を着実に歩んできた人である。最近の彼女のヴァイオリンは、一点一画の明度がより冴えてきたように思う。ノセダの信頼が厚いのも、むべなるかな。コンクールのときのあの曲を、その30年後に、この二人が共演するのである。 《新世界》交響曲ともども、彼らは現地で演奏してから日本公演に臨むという。あなたもこれを機に、ぜひ。 舩木篤也(音楽評論) |
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公演ホームページ | https://www.japanarts.co.jp/imfn/information/02/ |
出演 | ジャナンドレア・ノセダ(音楽監督・指揮) / ワシントン・ナショナル交響楽団 / 諏訪内晶子(ヴァイオリン ) |
スタッフ | |
公演スケジュール | <公演日> 2020年3月10日 (火) <公演日・開演時間> 03月10日(火) 18:00開場/19:00開演 ※21:00終演予定 ★18:15〜18:45 ジャナンドレア・ノセダと舩木篤也(音楽評論家)によるプレ・トーク実施! チケット記載のお席にてお聞きください。 |
チケット |
S席 一般:20,000円 学生:10,000円 A席 一般:16,000円 学生:8,000円 B席 一般:13,000円 学生:6,500円 C席 一般:9,000円 学生:4,500円 学生特別席:5,000円 (全席指定・税込) <理由あってなっトク価格!チケット> 先着限定!S席 一般:20,000円 → 19,000円! (全席指定・税込) ![]() |
会場 | サントリーホール 大ホール |
備考 | ※演奏中の入場、未就学児の入場はできません。 ※有料P有。 |
団体概要 |