公演内容 |
日本の年末といえばベートーヴェンの第九が思い浮かびます。この楽曲にはヨーロッパの歓喜を感じます。しかし日本の年の瀬には「わびさび」を感じる曲も似合うのではないだろうか。そのような思いでシューベルトの「冬の旅」にたどりつきました。 冬の旅は毎年6曲を編曲演奏し4年かけて全曲を紹介します。そしてドイツ語の歌詞を理解していただくために日本語訳の朗読もあります。前半はピアノソロで、後半はシューベルトの冬の旅を紹介します。 プログラム 第一部 智内威雄(左手ピアノ・ソロ) バッハ「前奏曲 BWV535/1」 Max. レーガー「シャコンヌ」(編:西森久恭) 他、 第二部 田中大揮 (バリトン) & 智内威雄 (左手ピアノ伴奏) シューベルト:「冬の旅」より 郵便馬車(6) Die Post 霜おく頭(10) Der greise Kopf 烏(11) Die Krähe 最後の希望(12) Letzte Hoffnung 村にて(13) Im Dorfe 嵐の朝(14) Der stürmische Morgen ※曲目は変更になる場合があります。 |
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公演ホームページ | http://www.monten.jp/20191230 |
出演 | 出演: 智内威雄(ピアノ) / ゲスト: 田中大揮(バスバリトン) |
スタッフ | 主催: 一般社団法人もんてん(両国門天ホール) / 共催: 「左手のアーカイブ」プロジェクト |
公演スケジュール | <公演日> 2019年12月30日 (月) <公演日・開演時間> 12月30日(月)15:00 ※開場は、開演の30分前です。 ※上演時間 約2時間 |
チケット |
前売:一般3,000円、門天会員2,700円、学生2,000円、ペア券5,000円 当日:一般3,500円、門天会員3,200円、学生2,500円、ペア券5,500円 (税込) <カンフェティ取扱チケット> 全席自由(一般):3,000円 全席自由(学生):2,000円 (税込) |
会場 | 両国門天ホール |
備考 | |
団体概要 | 智内威雄 76年埼玉県蕨市生まれ。現在大阪府箕面市在住。東京音楽大学、ハノーファー音楽大学を卒業。留学中にグリーグ国際コンクール、マルサラ国際コンクールに入賞受賞するが、右手に局所性ジストニアを発症する。03年に左手のピアノ音楽と出会い、その分野の復刻普及を目指し「左手のピアニスト」として活動を開始する。芸術振興事業とともに教育福祉事業を手がけ、その活動が高く評価され07年に関西テレビ、13年にNHKがドキュメンタリー番組(月間Galaxy賞受賞)を制作・放送する。そして16年に神戸アートアワード大賞受賞、17年にJasrac音楽文化賞を受賞する。18年には世界初となる左手のピアノ国際コンクールを主催。19年にNHKが制作した同コンクールのドキュメンタリー番組が総務大臣賞にノミネートされるなど普及活動と共に演奏分野としての評価も高まっている。現在は東京音楽大学講師、そして一般社団法人ワンハンドピアノミュージック代表理事、「左手のアーカイブ」プロジェクト代表を務める。 社会活動としては大阪府箕面市の特命大使、埼玉県蕨市のPR大使を務める。著書『ピアノ、その左手の響き: 歴史をつなぐピアニストの挑戦(太郎次郎社)』 田中大揮 昭和音楽大学卒業、同大学院修了。第52回日伊声楽コンコルソ入選。メサイアや第九にバスソロにて出演。オペラでは藤原歌劇団本公演「フィガロの結婚」にてバルトロ役で同団ソリストデビューを果たし、その後「仮面舞踏会」サムエル、「トスカ」シャルローネ「ノルマ」オロヴェーゾ、アルテリッカしんゆり「カルメン」ダンカイロ、「椿姫」ドゥフォール、「愛の妙薬」ドゥルカマーラ「セヴィリアの理髪師」バルトロ等で出演。その他に昭和音楽大学オペラ「夢遊病の娘」アレッシオ、「ピーア・デ・トロメイ」ランベルト、「ファルスタッフ」ピストーラ及び表題役のアンダーカヴァー、「オベルト・サン・ボニファーチョ伯爵」オベルト、「フィガロの結婚」伯爵、「コジ・ファン・トゥッテ」ドン・アルフォンソ、日立野外オペラ「マクベス」バンコー他、多数の作品に出演。 藤原歌劇団団員、昭和音楽大学重唱研究員。 |