公演内容 |
「大戦の末期に戦場となり、尊い多くの人命を失った沖縄の地は、戦後長きにわたって米国の政権下に置かれてきたのでありますが、今日以降私たちは同朋相寄って喜びと悲しみをともにわかちあうことができるのであります。」これは、沖縄復帰記念式典で当時の首相佐藤栄作が行った式辞だ。 タクシー運転手をしながらサトウキビ農家を営む波平誠二は、たまたま乗せた客をわが家へ招き、サトウキビの収穫を手伝ってもらうことにする。娘夫婦、孫娘は戸惑いを隠せない。人との距離、日本への復帰、家族であっても思いはバラバラで、伝えることもままならない。1972年、復帰を迎えようとする沖縄、波平家の物語。 |
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公演ホームページ | http://www.nato.jp/ |
出演 | 田代隆秀 / 馬渡亜樹 / 当銘由亮 / 古謝渚 / 増田あかね / 山田定世 |
スタッフ | 舞台美術デザイン: 吉野章弘 / 照明: 佐々木真喜子 / 音響: 穴沢淳 / 衣裳: 樋口藍 / 演出助手: 鍋嶋大輔 / 舞台監督: 猪股孝之 / イラスト: 伊波二郎 / 宣伝デザイン: 小田喜久 / 企画制作: 下山久、名取敏行 / 制作:<沖縄>: 大城安恵、友利奈緒子、比嘉千賀子、橋本聡 / <東京>: 栗原暢隆、松井伸子 / 舞台手話通訳: 南瑠霞、ほか / プロデューサー: 下山久、名取敏行 |
公演スケジュール | <期間> 2022年12月15日 (木) 〜2022年12月18日 (日) <公演日・開演時間> 12月15日(木)18:30 12月16日(金)14:00/アフタートーク 12月16日(金)19:00(舞台手話訳入り) 12月17日(土)13:00/プレトーク 12月18日(日)13:00 ※開場は、開演の30分前 |
チケット |
前売:4,500円 当日:5,000円 シニア(70歳以上)・ハンディキャップ:3,500円 学生:1,500円 高校生以下:500円 (全席指定・税込) ※シニア、ハンディキャップ、学生は名取事務所のみ取り扱い <カンフェティ取扱チケット> 全席指定(前売):4,500円 (全席指定・税込) ※WEB予約のみでの受付となります。 |
会場 | 下北沢小劇場B1 |
備考 | |
団体概要 | 平成8年設立。演劇プロデュース、コンテンポラリーダンスのプロデュースを主とし、映画制作等とそれに伴う、ワークショップなどを手掛ける。 演劇分野においてはイプセン現代劇連続公演(12作)、別役実海外交流シリーズ等の企画制作、現代韓国演劇上演、カナダ演劇最新作連演劇等を手がけている。また自治体、企業との共同制作、海外公演等の活動を展開している。最近では別役実作「やってきたゴドー」「象」で海外公演を多数プロデュース。2018年第25回読売演劇大賞 優秀作品賞「屠殺人 ブッチャー」を受賞。令和2年度(第75回)文化庁芸術祭優秀賞「少年Bが住む家」にて受賞。 |