2023年6月17日 (土)
S席(正面):7,500円、A席(脇正面・一部中正面):6,500円
自由席 (中正面):5,500円、学生席(中正面):3,000円
1, 000円割引!S席 7,500円 → カンフェティS席 6,500円!
(全席指定・税込)
※学生席は26歳未満・要学生証、未就学児入場不可
★WEB予約・お電話予約 どちらでも受付可★
お電話予約: 0120-240-540*通話料無料
(受付時間 平日10:00〜18:00※オペレーター対応)
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※カンフェティ会員とは異なります。
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※この情報は公演主催者より提供を受けたものであり、カンフェティが実施を確認したものではございません。
公演内容 |
能「松風」 桑田貴志 仕舞「井筒」観世喜之 「船橋」観世喜正 狂言「文荷」 野村萬斎 ============================== 「松風」を演じる桑田貴志よりご挨拶申し上げます。 松風は、「熊野、松風に米の飯」と言われます。何度見ても面白い能「熊野」「松風」は、どんなお惣菜にも合い飽きが来ないおコメに例えた言葉です。 また「謡三井寺、能松風」という言葉もあります。この様に様々な言葉で語られるほど「松風」は能を代表する屈指の名曲・人気曲と言われています。 この能を一言でいうと、9世紀から1200年続くラブストーリーです。花の都の貴公子・在原行平を、須磨の浦で待ち続ける松風とのロマンティックな恋愛は、時を超え永遠に続いています。その悠久の恋物語が、能「松風」では美しく描かれています。 前半、旅の僧の前に若い海女の姉妹が現れ、汐を汲む所作を見せます。この段落は、後に歌舞伎や日本舞踊の「汐汲(しおくみ)」など様々な芸能に取り入れられるほど、よく出来た名場面です。うっとりするような流麗な節遣い、気高い文言の美しい詞章は、実に見事です。この段落をキチンと演じられるか、能「松風」のキモだと思います。気持ちを込めて演じたいと思います。 能の中程で、旅の僧に在原行平との恋を語るうちに、松風は恋慕の念が押し寄せてきます。そして、行平の形見の烏帽子と舞装束を取り出して、情感的に抱きしめたかと思うと、やがてそれを身にまとって狂おしく舞います。この舞が後半の見せ場です。 男性の衣装を着て舞うということは、男装の舞です。能には日本の芸能には、白拍子舞など男装の舞というジャンルはたくさんあります。現代でも宝塚歌劇団にそのスタイルは受け継がれています。 男性である私が、女性の松風を演じる。そしてその松風は男装の舞を舞う。この二重の変身によって作り出される艶やかな雰囲気が、この能の最大の見せ場です。 この舞は「イロエ掛り中ノ舞」「キリ」「破ノ舞」と次から次へと続きます。囃子との兼ね合いも難しく、能楽師としての力量が試されるところです。自分の技芸を余すところなく出し切りたいです。 |
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公演ホームページ | http://fukagawanohbutai.sakura.ne.jp/ |
出演 | 桑田貴志 観世喜之 観世喜正 野村萬斎 |
スタッフ | 桑田貴志 |
公演スケジュール | <公演日> 2023年6月17日 (土) <公演日・開演時間> ご挨拶 14:00 仕舞14:10 狂言14:25 休憩14:50 能15:05 ※開場は、開演の60分前です。 |
チケット |
S席(正面):7,500円、A席(脇正面・一部中正面):6,500円 自由席 (中正面):5,500円、学生席(中正面):3,000円 (全席指定・税込) ※学生席は26歳未満・要学生証、未就学児入場不可 <カンフェティ取扱チケット> S席(正面):7,500円、A席(脇正面・一部中正面):6,500円 自由席 (中正面):5,500円、学生席(中正面):3,000円 1, 000円割引!S席 7,500円 → カンフェティS席 6,500円! (全席指定・税込) ※学生席は26歳未満・要学生証、未就学児入場不可 ★WEB予約・お電話予約 どちらでも受付可★ お電話予約: 0120-240-540*通話料無料 (受付時間 平日10:00〜18:00※オペレーター対応) 【GETTIIS販売】※別サイトへ移動します。 ・事前にGETTIISの[新規会員登録(無料)] が必要です。 ※カンフェティ会員とは異なります。 |
会場 | 二十五世観世左近記念観世能楽堂 |
備考 | |
団体概要 | 深川能舞台(代表:観世流能楽師シテ方 桑田貴志) 1971年生。観世喜之に師事。(公社) 能楽協会会員。重要無形文化財総合認定保持者。 観世九皐会、緑泉会をはじめ、多くの舞台に出演し、新作、海外公演にも多数携わる。 「道成寺」・「望月」・「安宅」を披く。 下町・深川に「深川能舞台」を構え、江戸三大祭の一つである「深川八幡祭り」にて「能奉納」を行うなど、演能活動、能楽普及活動に努める。2010年より自主公演「能まつり」を主催。 謡曲仕舞教室「茉莉会」主宰。 能楽入門講座「能楽サロン」主宰。 明治大学能楽研究部 師範。 シンガポールの演劇学校「Intercultural Theatre Institute」能楽講師 |