2023年10月4日 (水) 〜2023年10月10日 (火)
一般:4,500円 U-22:3,500円
(全席指定・税込)
※WEB予約のみでの受付となります。
カンフェティチケットセンターでの電話受付はございません。
【GETTIIS販売】
※別サイトへ移動します。
※カンフェティ会員とは異なります。
公演内容 |
10代の頃、住んでいたマンションの屋上から地面と睨めっこをしたことがあります。 以前公演した『マインドファクトリー〜丸める物たち〜』という作品で最後主人公が階段を登る抽象的な心象表現のシーンで終わりますが、あのあと僕は屋上へ登ることになります。 そしてあと1.5歩前に進めば人生終われてしまう環境で2時間死ぬことへ向き合いました。 1歩ではなく半歩分だけ謎の保険をかけている時点でまぁ無理なんだろうなと想像させますが、当然地面にダイブすることはありませんでした。 その後、母の作ったご飯を食べ、マンションの共同使用できる温泉に浸かり、寝れぬ夜を過ごす的なことで終わったのを覚えています。 そのあとも何度か「あの時、死ねる最大のチャンスだったのでは?」と思える出来事を何発か遭遇しながらもまだまだ元気に生きています。『最近の悩みは痩せられないこと』くらいには落ち着いています。そして最近痩せました。8kg。見違えるようです。 当時から僕は自殺に関してはある考え方を持っており、これまでもずっと揺るがないものでした。 僕の周りでは、親しい友人や知り合いなど出会った多くの方が自殺しています。 年齢を重ねれば重ねるほど、近しい方が亡くなってしまう可能性は高くなりますが、20代前半から知り合いの自殺の報告を受けることが多かったのです。 しかし、死を悼む友人たちを見て、その感情に共感しきれないことに気がつきました。 もちろん悲しみもあるし、突然この世に存在しなくなってしまったことに喪失感などもあるのですが、でもでも、支配してくる感情はもっと別のもので自分はそこにいてはいけないのかもしれないと。 そして最近、揺るがなかったはずの自殺に対してこの考えが大きく変化したきっかけがあったのです。 『人が生まれてきて自ら命を絶つ』 この混沌とした日常で、自殺と死について改めて考え直せるような作品にしたいと思っています。 |
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公演ホームページ | https://iidasan.com/ |
出演 | 阿岐之将一 宇野愛海 加古みなみ 國崎史人 小比類巻諒介 笹野美由紀 鹿野宗健(青年座) 成瀬志帆 深澤嵐 渡邉心 |
スタッフ | 舞台監督:浦本佳亮 照明:國吉博文 音響:泉田雄太 美術:泉真 チラシデザイン:デザイン太陽と雲 演出助手:須賀真之(avenir’e)保坂麻美子(キ上の空論) 制作:横井佑輔(PlayPlan) 当日運営:吉乃ルナ 運営補佐:辻響平(かわいいコンビニ店員飯田さん) 企画・製作:かわいいコンビニ店員飯田さん |
公演スケジュール | <期間> 2023年10月4日 (水) 〜2023年10月10日 (火) <公演日・開演時間> 10月4日(水) 19:00 10月5日(木) 19:00 10月6日(金) 14:00/19:00 10月7日(土) 14:00/19:00 10月8日(日) 14:00 10月9日(月) 14:00/19:00 10月10日(火) 14:00 ※開場は、開演の30分前です。 |
チケット |
前売 一般:4,500円 U-22:3,500円 当日 一般:5,000円 (全席指定・税込) <カンフェティ取扱チケット> 一般:4,500円 U-22:3,500円 (全席指定・税込) ※WEB予約のみでの受付となります。 カンフェティチケットセンターでの電話受付はございません。 【GETTIIS販売】 ※別サイトへ移動します。 ※カンフェティ会員とは異なります。 |
会場 | 駅前劇場 |
備考 | |
団体概要 | 2011年に池内風主宰の一人ユニットして旗揚げ。 短編集と長編集を交互に創作し、それぞれ作風が大きく異なることが特徴。 日常にあふれている何気ない会話から人間心理を丁寧に紐解き、スリリングな会話劇へと展開させていく。 運動部の体罰や保育士の労働環境などの社会問題をテーマとして扱いつつ、重苦しい物語を人間本来の滑稽さとユーモアで優しく包み込んだ作品は、観た者に不思議なカタルシスを与える。 作品名に間違えられがちな団体名は、実在する某コンビニ店員飯田さんに由来。 『1秒でも多く心が動く瞬間を』 をテーマに、自分たちの持っている小さな才能を勇気を出して発表し続ける企画団体である。 |