公演内容 |
<出 演> 仲道郁代(ピアノ) セレノグラフィカ(ダンスカンパニー) 山本奈央(オカリナ) 松田弦(ギター) <曲 目> ベートーヴェン :ピアノ・ソナタ第14番 《月光》 Op.27-2 嬰ハ短調 ブラームス :《6つの小品》より《間奏曲》 Op.118-2 森悠也:《深森》 ほか ------------------------------------------------ 音楽に触れたあなたの心が動いたことは、他の誰かの心にも起きています。隣の人にも前の人にも後ろの人にも。想像したものが同じでなくても、それは漂い響き合い、その音楽のある場ならではの空気を作っていきます。 この空気の中に共にいることを感じ合って頂く音楽会です。音楽についての知識や見識にとらわれず、その空気に身を浸し、音楽からインスパイアされて語られるものとは、一体どんなものでしょうか。その“語り”は言葉であったり、身体での対話であったりするかもしれません。 音楽の開かれた可能性を一緒に展望してみませんか? ------------------------------------------------ フォーラム「音楽がヒラク未来」Hakuju Hall 当公演は、標題のフォーラムにおける公演部分を一般公開するものです。公演終了後のフィードバック(ふりかえり)も公開いたしますので、是非ご聴講ください。 <ふりかえり> ●お話し「音楽と共感(仮)」:長谷川眞理子(人類学者) ●音楽会出演者によるクロストーク など ------------------------------------------------ <出演者プロフィール> 仲道郁代 桐朋学園大学1年在学中に日本音楽コンクール第1位、ジュネーヴ国際音楽コンクール最高位、メンデルスゾーン・コンクール第1位、エリザベート王妃国際音楽コンクール第5位等国内外で受賞を重ね、ヨーロッパと日本で演奏活動を開始。国内の主要オーケストラと共演する他、ズッカーマン指揮イギリス室内管弦楽団、パーヴォ・ヤルヴィ指揮ドイツ・カンマーフィルハーモニー管弦楽団等、海外オーケストラとの共演も多い。 2018年より、ベートーヴェン没後200周年の2027年に向け、「仲道郁代 Road to 2027プロジェクト」をスタート。ベートーヴェンを核とした春のリサイタルシリーズと、親密な空間でピアニズムの新境地に挑む秋のシリーズを柱に、10年にわたるリサイタル・シリーズを展開している。 これまで講演や執筆活動も多数行なってきた。著書に『ピアニストはおもしろい』(春秋社刊)等。雑誌『ムジカノーヴァ』にて「仲道郁代の私的ベートーヴェン演奏論――ソナタの宇宙を推理する」を好評連載中。 一般社団法人音楽がヒラク未来代表理事、桐朋学園大学教授、大阪音楽大学特任教授。 セレノグラフィカ(隅地茉歩 ・ 阿比留修一) 1997年隅地茉歩と阿比留修一によって結成し、関西を拠点に活動を展開。デュエットの創作を基軸に方法論の確立と解体を続行、現在に至る。 カンパニーカラーとして、多様な解釈を誘発する不思議で愉快な作風、緻密でどこかコミカルな身体操作が挙げられる。 隅地のTOYOTA CHOREOGRAPHY AWARD2005「次代を担う振付家賞」受賞後はリヨン、パリ、ロンドン、釜山、パースなどでも作品を上演。 また、07年以降(一財)地域創造「公共ホール現代ダンス活性化事業」及び「同支援事業」登録アーティストとして全国各地で様々な市民参加作品を創作する他、教育機関へのアウトリーチも積極的に行い定評を得る。近年はクラシック音楽奏者とのコラボレーションも数多く重ね、身体と動きによるアプローチを見直し、探求を重ねている。 山本奈央 大阪府出身。クラシックの曲目を中心に、日本の伝統歌や世界の民謡、映画音楽など幅広いレパートリーもオカリナの器楽的特性を活かしたアレンジにより積極的に取り入れ、未開拓な部分も多いオカリナの表現の可能性を伝えている。2017年より東京に拠点を移し、ソロを中心とした演奏活動のほか学校や福祉施設などへのアウトリーチ事業にも参加し、対象により伝え方を工夫したプログラム作りにも力を入れている。(一財)地域創造 公共ホール音楽活性化事業 平成30・31年度登録アーティスト。 松田 弦 高知県黒潮町出身。2009年第52回東京国際ギターコンクール 第1位、2013年アントニー国際ギターコンクール(フランス)第1位をはじめ、2000年〜2013年の間に国内外8つのコンクールで第1位受賞。2013年、CD『弦想〜Gen-Soul〜』でキングレコードからメジャーデビューし、その後『esperanza』『everGrEeN』を発売、レコード芸術誌特選盤。他8枚のCDを発売。フランス、オーストリア、スペインに留学。日本各地を始め、オーストリア、ドイツ、フランス、スペインなどでもリサイタルを行う。クラシック以外との共演も多く、活動の幅を広げている。 |
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公演ホームページ | http://www.fb.com/ongaku.hirakumirai |
出演 | 仲道郁代(ピアノ) / セレノグラフィカ(ダンスカンパニー) / 山本奈央(オカリナ) / 松田弦(ギター) |
スタッフ | |
公演スケジュール | <公演日> 2019年12月10日 (火) <公演日・開演時間> 12月10日(火) 15:30 ※開場は、開演の30分前です。 |
チケット |
全席自由:2,000円(税込) <カンフェティ取扱チケット> 全席自由:2,000円(税込) |
会場 | Hakuju Hall |
備考 | ※就学前のお子様のご入場はご遠慮ください。 |
団体概要 | 「音楽がヒラク未来」とは 「クラシック音楽を好きな人たちがその世界を楽しむにとどまらないクラシック音楽の楽しみ方」を広く社会に提案するために、仲道郁代が発起人・芸術監督となり、2016年より、東京都、上田市、北九州市、札幌市で「フォーラム『音楽がヒラク未来』」を開催。その後、関係各位からのご要望を受けて2018年9月に一般社団法人音楽がヒラク未来を設立。ホール、劇場、教育機関等の壁を超えて、クラシック音楽を社会に開いていく試みを提案、検証する活動を行う。 |