奥土居 美可(おくどい みか)は、日本のジャズ歌手、シンガーソングライター。長崎県佐世保市出身。
人物
佐世保に米軍基地があった関係から、子どもの頃よりエラ・フィッツジェラルド、サリナ・ジョーンズなどのジャズに触れ影響を受ける。自分もあんな心揺さぶるような歌が歌いたいと言う情熱で上京する。
2022年現在はホールコンサートや東京を拠点とした各地のライブハウスなどでライブ活動を行っている。地方でのライブでは、地元ミュージシャンとのセッションを行うことが多い。度々ライブを行っている出身地の長崎では地元の固定メンバーとライブを開催している。
経歴
デビュー
- 1988年、フォーライフにスカウトされ、ポップシンガーMICA(ミカ)として、アルバム『MICA』でデビュー。シングル5枚、アルバム3枚をリリースした。
- 1994年、南アフリカ共和国のネルソン・マンデラ元大統領の来日では、日比谷公園野外コンサートで忌野清志郎、シーナ&ザ・ロケッツなどと競演。「アフリカに祝福あれ」を歌唱した。
- 1995年、玉置浩二のレコーディングと全国ツアーに参加。同年10月にBASARA NEKKI(福山芳樹)とともに、コラボレーションシングル「HEART & SOUL」をリリース。この曲は、劇場版『マクロス7 銀河がオレを呼んでいる!』の主題歌に起用された。
レコード会社移籍
- 1996年、エアーズに移籍。re-kiss(奥土居美可)名義で、シングル「HUMAN TOUCH」をリリース。この曲は、テレビ朝日系『機動新世紀ガンダムX』のエンディングテーマに起用された。
- 1998年、セリーヌ・ディオンのプロデューサーとしても知られるトム・キーンのプロデュースにより、ロックバンドシカゴのボーカルジェイソン・シェフとのデュエットで「Till The End Of Time」をリリース。
ジャズシンガーとして
- 2001年、日本コロムビアの新レーベル立ち上げでジャズとヒップホップとの融合によるユニット「Grand Bleu」を結成。オレンジペコなどのクリエーターとして注目を浴びているURUと「Precious Bible」をリリース。
- 2002年、本格的なジャズシンガーとして活動を開始する。9月より、南青山マンダラにて定期的ワンマンライブを開催し、アルバム『GOLD TIME』をリリースした。
- 2005年、シングル「いつか、きっと」をリリース。
- 2012年、東日本大震災の被災地支援ソングとして「君が笑ってる、みんな笑ってる!!」をリリース。コーラスの収録に石巻市立牡鹿中学校の生徒たちが参加している。
作品
シングル
コラボレーションシングル