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桂 宮治(かつら みやじ、1976年〈昭和51年〉10月7日 - )は、落語芸術協会所属の落語家。東京都品川区出身、在住。出囃子は『阿波踊り』血液型B型。
落語芸術協会若手ユニット「成金」メンバー。日本テレビ『笑点』の「大喜利」メンバーで、メンバーカラーは若草色。BS日テレ『笑点 特大号』の「若手大喜利」元メンバー。
実家は武蔵小山商店街でレストランなど手広く商売をしていた。品川区立小山小学校、品川区立荏原第一中学校、東京学園高等学校卒業。高校卒業後演劇を学び俳優の道を志すが芽が出ず、生計を立てるために大手化粧品会社に就職、大型商業施設などで商品の実演販売をしていた。巧みな話術で営業成績は良く、年収は1000万円あった。役者として活動していた際に銀座でホステスをしていた現在の妻と出会い、2007年に結婚。ある時YouTubeでたまたま目にした桂枝雀の落語の面白さに衝撃を受け、かつて芸能の道を志した気持ちが再燃。また、「やりたいことがあればやってみたらいい」と口にしていた妻が稲田和浩(演芸作家)と知り合いだった縁もあり、落語の世界に入ることを決意、セールスマンの仕事は、本当にお客様を幸せに出来ているかどうかを以前から疑問に思えていたことから、結婚式当日、会社を辞めると宣言した。本人が他に挙げた理由としては、収入はかなりあったものの、それに比例して借金が増えていった事と疲労が蓄積していった事と当時の恋人・明日香さん(現在の奥さん)が親との同居生活から自分との同居生活をして費用面も含めて精神的にも支えてくれたという事を、2024年3月1日(金)放送のTBSラジオ『生島ヒロシのおはよう定食 / おはよう一直線』で語った。2008年2月、桂伸治門下として2月下席より浅草演芸ホールに楽屋入りし、前座となる。3月に浅草演芸ホールにおいて初高座(ネタは「子ほめ」)。前座時分に第一子が誕生し、後に二女一男の父となった。収入が月3万円とサラリーマン時代から大幅に減少し、妻は家計を支えるため再び夜の仕事に出るようになった。
2012年3月、下席より二ツ目に昇進した。同年10月、NHK新人演芸大賞大賞受賞(ネタは「元犬」)。
2021年2月中席より真打に昇進することが2020年3月、落語芸術協会より発表された。落語芸術協会の落語家としては、会長の春風亭昇太以来29年ぶりの5人抜きでの抜擢真打となる。「成金」メンバーでは三代目柳亭小痴楽、六代目神田伯山に続く、単独での真打昇進披露となる。
落語芸術協会による真打昇進披露興行は、2021年2月中席(新宿末廣亭)を皮切りに、2月下席(浅草演芸ホール)、3月上席(池袋演芸場)、3月中席(国立演芸場)及びお江戸日本橋亭・上野広小路亭で4月1日まで開かれたのち、4月23日の名古屋・大須演芸場まで催された。
2022年1月1日放送の「お正月だよ!笑点大喜利まつり」で、2021年12月26日に卒業した林家三平の後任として日本テレビ系『笑点』の新メンバーに就任することが発表された。同年1月23日、大喜利レギュラーメンバーとして初出演。当初は出演者が着用する色紋付ではなく、黒紋付で登場した。また、宮治の加入を機に、メンバーの席替えが行われた。宮治は
2022年2月6日の放送より若草色の色紋付で登場。同色は所属する落語芸術協会の前会長で、笑点レギュラーおよび司会を務めた桂歌丸が大喜利回答者時代から司会就任初期まで長らく着用した色であり、収録後の取材では「鳥肌が立った」「(歌丸が"ミスター笑点"と呼ばれたことに対し)"ミスったー笑点"と言われないように一生懸命頑張ります」と意気込みを語った。
2022年12月4日の放送にて、座布団10枚を獲得。前任の林家三平が達成できなかった座布団10枚獲得をわずか1年足らずで達成した。
本人曰く、生来の「人見知り」。学校に行くと気を使うし、ただ家族と一緒にいたかったという理由で、保育園から中学校1年生までは不登校児だった。しかし、両親の離婚を契機にちゃんと学校へ行くようになり、中学校では生徒会長も務めた。高校では、1年生の終わりごろに中華料理店でアルバイトを始める。バイト代で高いバイクを買い、成績も考えずバイト先の仲間と遊び明かした一方で、小さいころから舞台に立つことへの憧れがあったことから、何もないときは、下北沢の本多劇場などへ行って、芝居を観たりしていた。