一色 洋平(いっしき ようへい、1991年8月6日?- )は、日本の俳優。グランドスラム所属。
来歴
神奈川県鎌倉市出身。神奈川県鎌倉市立深沢中学校、法政大学第二高等学校卒業。
脚本家である父・一色伸幸の影響を受けて、幼少の頃から舞台観劇などに触れる。
小学生の時はピアノを習い、中学・高校と陸上競技の短距離走選手として活動。高校では主将を務めるなどクラブの中心として活躍した。
2010年、法政大学キャリアデザイン学部キャリアデザイン学科入学と同時に、早稲田大学演劇研究会に入会。同会を卒業後も舞台、テレビドラマ、劇作、ワークショップ講師など、活動の場を様々に拡げている。
人物
- 4歳上の兄がいる。
- 高校卒業のタイミングで、脚本家である父・一色伸幸に俳優を志している旨を伝えた際、二つの条件を出された。一つは「舞台から始めること」。もう一つは「その舞台がどうやって作られるのかをゼロから学べるところに行くこと」であり、以上の条件から早稲田大学演劇研究会への入会を決意した。
- 2016年、演劇集団キャラメルボックス『嵐になるまで待って』に出演中、同劇団の次回作『ゴールデンスランバー』のキルオ役がオーディションで公募される事をネットで知り一般応募。見事合格し、キャラメルボックス史上初となる「2作品連続出演ゲスト」の名を勝ち取る。劇団の主宰である成井豊は後にインタビューで、最初は2本連続ゲストとなってしまう事を懸念し「ほぼ落とすつもりだった」が、「シリアスなオーディション会場だったのに審査員は笑いっぱなしで、しかも芝居も抜群に良かった」と語り、「最終的にはやっぱり実力で選んだ方が平等だということで、一色君に決めました」と明かした。
- 舞台『刀剣乱舞 -維伝 朧の志士たち-』(2019-2020年)では、後世で"人斬り以蔵"と呼ばれた幕末の志士・岡田以蔵を演じ、劇中に1対6の壮絶な殺陣や階段落ちを披露。身体能力の高さを光らせた。
- 自身のYouTubeチャンネル「一色劇場」にて夢野久作の作品を朗読・解説した際、夢野久作の孫にあたる人物から感謝の連絡が届き、いくつかの資料を譲り受けた。
- 機械に強く、YouTubeに投稿する動画の企画・撮影・編集・劇中曲の作曲演奏などは、すべて一人で行なっている。
- 2020年に視力矯正のICL手術を受け、両目共に視力2.0まで回復したことをTwitterで報告した。
- ドラマ『ペペロンチーノ』では、劇中にピアノを披露。難易度の高い「パガニーニの主題による狂詩曲 第18変奏」を演奏し注目を集めた。
- 2022年、荒川弘による漫画『鋼の錬金術師』初の舞台化に際して、約4か月に渡るオーディションを経て主人公のエドワード・エルリック役に抜擢される。
- 2023年8月、オフィシャルファンクラブ『一色家』を開設。
出演