栗山 民也(くりやま たみや、1953年1月15日 - )は、日本の舞台演出家。東京都町田市出身。
妻は女優の中川安奈(2014年死別)。日本演出者協会会員。
略歴
1980年、サミュエル・ベケット『ゴドーを待ちながら』が初演出を手掛ける。1983年、斎藤憐『グレイクリスマス』を本多劇場で演出家として本格デビューを果たす。1996年、『GHETTO ゲットー』(ジョシュア・ソボル作)の演出で紀伊国屋演劇賞、読売演劇大賞最優秀演出家賞、芸術選奨新人賞を受賞。1998年、新国立劇場芸術参与1999年、『エヴァ・帰りのない旅』(ダイアン・サミュエルズ作)で毎日芸術賞、第1回千田是也賞、読売演劇大賞最優秀演出家賞受賞。2000年、新国立劇場演劇部門芸術監督に就任し、2007年8月まで務める。2002年、第1回朝日舞台芸術賞舞台芸術賞受賞2005年、新国立劇場演劇研修所所長を務める。『喪服の似合うエレクトラ』(ユージン・オニール作)で朝日舞台芸術賞グランプリ受賞。2012年、『ピアフ』で芸術選奨文部科学大臣賞受賞。2013年、紫綬褒章受章。2014年、『木の上の軍隊』『マイ・ロマンティック・ヒストリー〜カレの事情とカノジョの都合〜』『それからのブンとフン』の演出の成果に対して、第39回菊田一夫演劇賞・演劇賞を受賞。主な演出作品
- 『ゴドーを待ちながら』(1980年)
- 『バタフライはフリー』(1991年、1992年 - 1993年)
- 『NEVER SAY DREAM』(1994年)