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ぼっけもん

ぼっけもん



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Wikipedia

ぼっけもん』は、岩重孝(後のいわしげ孝)による日本の漫画(劇画)作品。

概要

ビッグコミックに投稿した本作品の第一話となる「忘れ雪」が1978年第二回小学館新人コミック賞に入選してデビューのきっかけとなる。1978年から「ビッグコミック」(小学館)にて連載を開始し、1980年10月に「ビッグコミックスピリッツ」の創刊により移籍し、1985年まで連載された。単行本はビッグコミックス(小学館)から全14巻が刊行されている。2014年には小学館文庫(小学館)から全9巻が刊行されている。

1986年には第31回小学館漫画賞を受賞した作者の代表作である。

鹿児島市出身の若者が東京と故郷で葛藤する泥臭い生き方を描いた自伝的作品。唐湊(とそ)や上町(かんまち)、薬師町(現・薬師)などの鹿児島市の下町が主人公の故郷として描かれ、鹿児島市や鹿児島人気質を窺い知れる作品である。

タイトルの「ぼっけもん」とは、大胆な人、乱暴な者を意味する鹿児島弁であり、薩摩・鹿児島県人の気質を表した言葉である。

あらすじ

東京生活の始まり
鹿児島の高校を卒業後,浅井義男は東京の大学の夜間部に進学する。いくつかの失敗を重ねながら東京生活にも慣れた頃、バイト先の書店で同じ夜間部でバイトの秋本加奈子と出会い、強く意識するようになる。 夏休みに義男は1年数か月ぶりに帰郷し、旧交を温める。東京に戻る列車の中から義男は、エールを送るような桜島の爆発を見て、思わず雄叫びをあげる。
秋本加奈子との接近
再会した加奈子から「アタシのことどう考えているの」とたずねられ、義男は複雑な思いを抱く。多摩川の堤防で、義男は「俺、秋本が好きやよ」と打ち明け、加奈子は義男にしがみつく。3年目の夏、故郷の白石が結婚式の司会を義男に依頼する。鹿児島に帰る途中、義男は加奈子に誘われて、四国に立ち寄る。阿波踊りを見物し、2人でホテルにチェックインする。白石の結婚式は朝子の父親の発言で荒れるが、カンジの一言と義男たちの怪しげな校歌でなんとか収まる。
4年目の春
4年目の春になっても、義男は東京に残るか故郷に帰るかすら考えていない。加奈子はちゃんと言葉で2人の関係を確かめておく時期にきていると切り出す。義男はもし俺が嫁さんをもらうとしたら秋元しかおらんと話す。加奈子は東京出版局で新しい女性誌の編集のバイトを始め、将来はその方向に進みたいと考える。義男に先んじて自分の将来を決めるのに不安を感じた加奈子が聞くと、義男はお互い芯のところでひっついとったら関係なかよと答える。
破局
夏休みに帰省した義男は白石たちからシアタービル建設について説明され、高校時代の夢を実現しようとするが、加奈子は反対する。義男は卒論の締め切りに間に合わず、半年間の留年となる。義男は退学を決断し、加奈子は就職が内定する。加奈子は京都観光の間に義男の退学を思いとどまらせようとするが、2人の関係は精神的な破局を迎える。加奈子は「あたしたち終わりにしよう」と告げ、義男は退学届けを出し、鹿児島に戻る。
シアタービル
鹿児島で4人で始めたシアタービル計画は、怪しげな工務店に契約金の1000万円を持ち逃げされ、出だしからつまづく。川辺の提案により残された2000万円で規模を小さくしたシアタービルから始めることにして、計画より1年遅れでシアタービル1階の着工が始まる。東京の加奈子は新しい恋を始められず、鏡に向かってアタシまだしんどいよとつぶやく。博多取材のあと、加奈子は衝動的に鹿児島に向かい、義男のアパートを訪ねるが、会わずに退居する。

 

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