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きだ つよし(1969年〈昭和44年〉8月3日 - )は、日本の脚本家、劇作家、演出家、絵本作家、ライター。主な作品に特撮「仮面ライダー」シリーズ、嵐・大野智の舞台「(風)プーシリーズ」、NHK Eテレのテレビアニメ「クラシカロイド」など。俳優として、劇団TEAM 発砲・B・ZINを主宰していた。
大阪府出身。大阪府立清水谷高等学校、日本大学芸術学部演劇学科卒業。オフィスPSC所属。
1992年(平成4年)に日本大学芸術学部の卒業生が中心に「TEAM 発砲・B・ZIN」を結成、全作品の作・演出を手掛ける。そのほか、テレビドラマの脚本や舞台の作・演出も数多く手掛けている(詳細は後述の主な作品リスト項目を参照)。
1996年、Vシネマ『ジャスキス』で映像作品の脚本家としてデビュー。2005年『仮面ライダー響鬼』のメインライター・文芸を担当(前半2クール)。2012年『仮面ライダーウィザード』でもメインライターを担当した。
主宰の劇団TEAM 発砲・B・ZINは2007年5月、同劇団結成15周年記念・解散公演『ジューゴ』をもって解散した。なお、同劇団で制作の余田かおりと2006年6月に結婚した。
2021年(令和3年)から「演出家きだつよしのストレスフリーなディレクション講座」も始めている。
アクション性の強い演出が多く、その中でコミカルさ、シリアスさを柔軟に織り交ぜている。仮面ライダーではシリーズの転換点となっており、響鬼以降の作品はコミカルに、ウィザード以降はシリアスな作風になっている。
執筆や演出の際、「フラッグを立てる」「『できない』ではなく『どうすれば(実現)できるか』」に重点を置き、アイデア・思いを考えるという。