※本ページは、人物/団体の名前でWikipedia、Google画像、YouTube検索等を行い、
その結果を自動的に取得・表示しています。
岡田 敬二(おかだ けいじ、1941年2月19日 - )は、日本のレビュー演出家、宝塚歌劇団の演出家。東京市(現東京都港区)生まれ。
日本レビュー界の第一人者。宝塚歌劇団では近年『ロマンチック・レビュー』路線を提唱。『ロマンチック・レビュー』は最新作『モアー・ダンディズム!』を含め21本になる。
1959年、東京都立大森高等学校卒業。早稲田大学第一文学部入学。
1963年、早稲田大学第一文学部を卒業後、宝塚歌劇団演出部に就職。
1967年、『若者たちのバラード』で演出家デビュー。
1974年、文化庁海外研修員として、1年間の海外留学。
1977年、『ザ・レビュー』で文化庁芸術祭大衆芸能部門2部 優秀賞を受賞。
1970年代、『青春のプレリュード』『ビューティフル・ピープル』『イフ』といったフォークソングを積極的にレビューに取り入れるなどの、実験的な作風で知られた。
1984年、『ジュテーム』を皮切りに伝統的な宝塚レビューに、独自の美学を反映させた、独自のスタイル『ロマンチック・レビュー』を提唱。宝塚大劇場にてシリーズ化。一躍日本を代表するレビュー作家となる。
1996年から2004年まで宝塚クリエイティブアーツ代表取締役社長を務める。
長年にわたり、エレガントなオリジナルレビューを演出。数多くの名場面を生み出し不動の地位を確立する。代表作として『魅惑』『ル・ポアゾン 愛の媚薬』『ダンディズム!』『ラ・カンタータ』などがある。
『アップル・ツリー』(1979年)『ディーン』(1981年)『キス・ミー・ケイト』(1988年)など、海外ミュージカルの宝塚歌劇版の演出も多く手がける。特に1993年アメリカ演劇界の第一人者 演出家トミー・チューンとの共同演出の宝塚版『グランドホテル』、『Broadway Boys』は大きな話題となる。さらに桜田淳子主演の『アニーよ銃を取れ』など、ミュージカルの演出も多数。
近年は、宝塚OGが宝塚歌劇の名曲を歌う「タカラヅカ・ノスタルジックコンサート」を定期的に開催している。
岡田が1984年の『ジュテーム』から提唱した一連のシリーズ。宝塚歌劇団創設者・小林一三の『清く正しく美しく』のモットーと、女性だけで演じるという特殊性を生かし、美しく華やかで品位をもった作品。日本人の心の琴線に触れるような内容を持ちたいとの想いが込められている。主題歌など作曲編曲はすべて吉崎憲治が担当している。