鈴木 優人(すずき まさと、1981年4月8日 - )は、日本の音楽家。
指揮者、作曲家、ピアニスト、チェンバリスト、オルガニスト、演出家、プロデューサーとして、幅広い音楽分野で活動する。現在、オランダ在住。父は指揮者で鍵盤楽器奏者の鈴木雅明。
略歴
学歴
麻布中学校・高等学校卒業。東京芸術大学作曲科(尾高惇忠門下)を経て、 同大学院古楽科修了。オランダ、ハーグ王立音楽院修士課程にてヨス・ファン・デル・コーイに学び、オルガン科を首席で修了。また日本人として初めて即興演奏科を最高栄誉賞付きで修了。アムステルダム音楽院にて、ボブ・ファン・アスペレンにチェンバロを師事。
略歴
- 東京芸大在学中の2002年より、バッハ・コレギウム・ジャパンのチェンバリスト、オルガニスト
- 2013年2月に完結したJ.S.バッハの教会カンタータ全曲録音・演奏に貢献する。
- 2005年、オリジナル楽器を用いてバロック音楽から現代音楽までを演奏するアンサンブル・ジェネシスを結成。
- 2008年、マルチメディアの手法を用いてドイツリートの普及を図る日独リートフォーラムを結成。
- 2009年、声楽アンサンブル ヴォクス・ルミニス(Vox Luminis)の首席オルガニストに就任。
- 2012年、英グラモフォン・アワード総合大賞受賞。
- 2012年、調布国際音楽祭のエグゼクティブ・プロデューサーに就任。
- 2013年、横浜シンフォニエッタの首席指揮者に就任。
- 2016年、第18回ホテルオークラ音楽賞を受賞。
- 2018年、バッハ・コレギウム・ジャパンの首席指揮者に就任。
- 2020年、読売日本交響楽団の指揮者・クリエイティヴ・パートナーに就任。
- 2021年、第71回芸術選奨新人賞を受賞。
主な演奏歴
- 2007年、トッパンホール「ランチタイムコンサート」
- 2008年、東京オペラシティ「B→C」シリーズ(オルガンとチェンバロ)
- 2009年、エディンバラ音楽祭オペラ「リナルド」(ヘンデル)にてチェンバロ独奏