長田 育恵(おさだ いくえ、1977年5月18日 - )は、日本の劇作家、ミュージカル脚本家。演劇ユニットてがみ座主宰。
東京都出身。早稲田大学第一文学部文芸専修卒業。ノート所属。北海道戯曲賞最終選考委員(2014年(第1回)- 2017年(第4回))。
略歴
- 1996年 早稲田大学「早大ミュージカル研究会」所属。脚本・作詞・演出を務める。
1998年 ミュージカル脚本「ATALAS」で早稲田大学演劇博物館創立70周年戯曲賞最終選考まで残る。2003年 ジョーズカンパニー「ココ・スマイル3」にてファミリーミュージカルの執筆を開始する。2007年 ミュージカル上演の一方で、戯曲の執筆にも幅を広げる。2008年 戯曲「カシオペア」にて日本劇作家協会研修課、井上ひさし個人研修生に採用される。以降、井上ひさしに師事。2010年 戯曲『乱歩の恋文』演劇批評誌シアターアーツ45号に全文掲載。[1]2013年 戯曲『青のはて―銀河鉄道前奏曲―』第16回鶴屋南北戯曲賞候補作に選出2014年 戯曲『地を渡る舟』で第58回岸田國士戯曲賞および第17回鶴屋南北戯曲賞候補作に選出2016年 戯曲『蜜柑とユウウツ - 茨木のり子異聞 -』で第19回鶴屋南北戯曲賞受賞。同年、平成28年度「東アジア文化交流使」に選ばれる。2017年3月から韓国のソウル特別市等において、今後の新作や共同制作に向けた現地演劇関係者との意見交換や調査等を実施する。2017年、戯曲『SOETSU −韓くにの白き太陽−』で第61回岸田國士戯曲賞候補作に選出作品
舞台
- コントオムニバス公演参加作品「違い」 ※脚本・演出(2007年)
- 「ノラの光景」 (2007年)
- 「ラブリーズ〜君に捧げるハーモニー〜」 ※脚本(2008年)