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笑福亭鶴光



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Wikipedia

笑福亭 鶴光(しょうふくてい つるこ/つるこう)は、上方落語の名跡。当代は2代目。

  • 初代笑福亭鶴光 - 後の4代目笑福亭松竹
  • 笑福亭鶴光 - 当代の鶴光は著書の中で、2代目三遊亭百生が「笑福亭鶴光」を名乗った時期があるという伝聞を記している(それが「初代」と書いている)が、事実関係は不明である。
  • 2代目笑福亭鶴光 - 本項にて詳述。

2代目笑福亭 鶴光(しょうふくてい つるこ / つるこう、1948年1月18日 - )は、上方落語家、ラジオパーソナリティ。上方落語協会顧問、落語芸術協会上方真打。松竹芸能所属。本名、小林こばやし 幸男ゆきお。血液型はO型。出囃子は『春はうれしや』。桂三枝(現:6代目桂文枝)、桂春之輔(現:4代目桂春団治)と同期。別名は「エロカマキリ」「Mr.オールナイトニッポン」。弟子には笑福亭学光(しょうふくてい がっこ)らがいる。

芸名の読み

高座名の読み方が「しょうふくていつるこ」なのは、師匠である6代目笑福亭松鶴の前々名である光鶴(こかく)の順序を逆にしたものに由来するためで、読み方もそれに倣っている。ただ「つるこ」だと言いづらく、また「笑福亭鶴光のオールナイトニッポン」のブレイクで「つるこう」という呼び方が一般に定着してしまったため、鶴光自身はラジオパーソナリティ・タレントとしては「つるこう」、本業の落語家としては「つるこ」で使い分けている。ただ上方落語協会公式ホームページの会員プロフィールではこの読みの通りだが、落語芸術協会公式ホームページでは「しょうふくていつるこう」となっており、また自身のブログでもタイトルを「つるこうでおま!」としている。また、自身の弟子については、上方の弟子である学光は「がっこ」、里光以下東京の弟子はいずれも(「光」が入らない竹三を除く)「〜こう」と読ませている。

来歴

高校卒業まで

大阪府中河内郡長吉村川辺(現:大阪市平野区)出身。生まれた時点で、母は実父と別れていた。母親は働いていたため、5歳まで平野区に住む母方の祖父に預けられて育つ。この祖父に、新世界にあった温泉演芸場(のちの新花月)に頻繁に連れられたという。6歳の時に母が歳の離れた植木職人の男性(成人した連れ子が3人いた)と再婚するが、商売気の薄い義父にはほとんど稼ぎがなく、母が内職で家計を支えていた。中学に入ると新聞配達のアルバイトを始めるも、父の過去の新聞料金未払いが発覚し、給料から返済分を差し引かれる苦労を味わう。また兄が鉄工所を始めると、夏休みは昼間そこで働いた。一方、中学時代にラジオで落語を聞き覚えるようになり、学校のホームルームなどで演じた。学業成績はよかったため高校進学を勧められたが、父の連れ子である3人の兄が高校(に当たる上級学校)を出ていないという事情から、1963年に定時制である大阪市立天王寺第二商業高等学校に進学する。

昼間はいくつかの職を変えながら働き、学校では演劇部に入る。演劇部の同級生に4代目林家小染がいた。小染とは2人だけで落語研究会も立ち上げたが、1年生の冬に小染は高校を中退して3代目林家染丸に弟子入りする。小染から染丸門下への誘いがあったものの、弟弟子になるのがいやで断念する。また、落語家に必要な教養を身につけるべきで学業での3年程度の「まわり道」は「どうということはない」と考えており、中退はしなかった。

在学中に毎日放送の『素人名人会』で「寄合酒」を演じて「名人賞」を獲得、さらに複数の素人参加番組で「常連」となる。卒業間際に再度『素人名人会』の「名人賞」を獲得したことで、本格的に落語家になることを決意する。

落語家として

高校卒業後、6代目笑福亭松鶴に入門。松鶴を選んだ理由は、(染丸以外の)松鶴・3代目桂米朝・3代目桂春団治・3代目桂小文枝の中で「名前の字数が一番多い」ことに加え、母から「顔の怖い人ほど心根は優しい」と言われたことにあった。2013年現在では3代目笑福亭仁鶴に次ぐ2番弟子である。

入門の際、松鶴の許を直接訪問せずに、「弟子にするなら○、弟子にしないなら×で返事をください」との内容を記した往復はがきを郵送したエピソードが知られる。結局返信されなかったため、直接道頓堀角座に出ていた松鶴の元に訪れ弟子入りを直訴した。松鶴からははがきを送ったことに加えて宛名を「福亭松鶴」と誤記した点を「なんちゅう失礼なやつ」「ナショナルの会社へ行って、東芝と言うてるようなもんや」と激怒される。偶然そのとき持ち込まれた独演会のチラシに同じ誤記があったことで松鶴は「プロが間違うなら、素人が間違っても仕方がない」と大声を出すよう命じて鶴光が叫ぶと、近くでそれを聞いた砂川捨丸が「大きな声を出せるということは芸人に向いてる」と弟子に取ることを勧め、松鶴は誤字の件を「水に流そう」と入門を認めた。


 

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