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広瀬和生

広瀬和生



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Wikipedia

広瀬 和生(ひろせ かずお、1960年5月1日 - )は、日本の雑誌編集者・音楽評論家、落語評論家、プロデューサー。

音楽雑誌BURRN!の2代目編集長である。

来歴

  • 埼玉県所沢市生まれ。埼玉県立川越高等学校卒、東京大学工学部都市工学科卒。1987年、ビクターからシンコー・ミュージックBURRN!編集部に移籍、1994年1月号より編集長に就任。

人物

  • 基本的に誌名の由来ともなったディープ・パープルやレインボー、イングヴェイ・マルムスティーンといったバンドや、彼らに影響を受けた日本のバンドたち(ダブル・ディーラー、ゴールドブリック等)を積極的に応援している。特にレインボーへの心酔ぶりは有名で、バンドの来歴を細かなエピソードに至るまで時系列的に研究している。
  • 概して、独自の地位を築いたバンドは受け入れる傾向にあり、例えばボン・ジョヴィやモトリー・クルー、メタリカなどに対しては好意的である。
  • 模倣的、あるいは没個性的であることに敏感で、そうした傾向を持つ作品やバンドには冷淡である。アルバムレビューなどではっきり指摘することも少なくない。したがって編集長に就任後、グランジやガレージロック、メタルコアといった新興のムーブメントに対しては一貫して冷ややかな視線を送っている。また、落語評論家としても、落語芸術協会所属の落語家には概して冷淡な傾向がある(評価対象として取り上げることが少ない)。
  • インタビュアーとしては特定のアーティスト(イングヴェイ・マルムスティーン等)が相手である場合を除き、妥協せず踏み込んだ質問をするタイプであり、MR. BIG(当時)のビリー・シーン、クイーンズライクのジェフ・テイトなど、数々のミュージシャンたちの気分を害した。特にドリーム・シアターに加入して日が浅いながら高い評価を受けていたジェイムズ・ラブリエに対して「貴方は雇われヴォーカリストであるという見方もある」という趣旨の質問をしたことは、後にラブリエが同誌の他のインタビューで蒸し返すなどして物議を醸した。ストラトヴァリウスのアルバム「ヴィジョンズ」に厳しい評価を下した際、ティモ・トルキがアルバムを不当にこき下ろされたと激怒し、怒りを表した文章をファックスで編集部に送り付けた。レビューを曲解して(特にハロウィンやイングヴェイ・マルムスティーンらの模倣が露骨、という点を感情的に誇張し)フィンランド語に訳したティモ側の関係者が原因。ティモの抗議ファックスはほぼ全文日本語に訳されコラムで公開された。後にティモ側が謝罪し編集部と和解に至る。
  • 一時期、LOUDNESSを批判していた時期があり、1994年のBURRN!3月号にでマイク・ヴェセーラがイングヴェイのバンドに加入した際に「二井原実の後任としてLOUDNESSに在籍していたとうマイクの経歴は、僕達日本のリスナーにとっては、決してプラスには作用しない。むしろ、日本人とプレイしたことでシンガーとしての格が下がったような印象さえ抱く人が多いはずだ。」などと一種の洋高邦低、人種差別とも取れる発言を残したことがある。しかし、ヴェセーラは1999年の広瀬によるインタビューで「世界の殆どの地域では、LOUDNESSにいたことの方が、イングヴェイのバンドにいたことよりもプラスになっているんだ。」とLOUDNESSとイングヴェイのおかげでキャリアを前進させる助けになったと感謝の意を表している。
  • BURRN!の前編集長である酒井康がDJを務めるラジオ番組『Heavy Metal Syndicate』に2005年末までゲストDJとして出演していた。
  • 「音楽生活」第3号「特集、さよなら音楽雑誌」のアンケート記事によると、2ちゃんねるなどの匿名掲示板に強い不快感を持っており、匿名掲示板利用者を「インターネットで王様になってる人達」と批判した。
  • 「音楽に限らず好きなものをピンポイントで愛好する性格なので色々なものがごった煮になっているロック・フェスティバルみたいなものは肌に合わない」と語っている。
  • アニメ好きでもある。特に『うる星やつら』の大ファン。
  • 2013年に起きた酒井康との雑誌の方向性を巡る意見の食い違いによる「喧嘩別れ」の遺恨を2021年時点まで抱き続けており、1985年に『聖飢魔II〜悪魔が来たりてヘヴィメタる』に0点を付けた酒井への当てつけに、聖飢魔IIの2020年12月19日のライヴに飛び入りし、酒井のレビューに対し「無礼」、「雑誌の黒歴史」と否定しバンドに「謝罪」を行った。翌2021年のBURRN!3月号では聖飢魔IIを表紙にし大々的に特集を組んだ。
  • 長髪にしているのはロックに由来するスタイルではなく、子どもの頃好きだったフォーク歌手や学園ドラマの熱血教師の影響と本人は語っている。高校や就職先も長髪を許可してくれることを基準に選んだ。なお、長髪をゴムなどでまとめるのは拒否している。

落語

  • 無類の落語好きであり、BURRN!のコラムや編集後記でも度々話題として取り上げていたが、2008年頃からは落語関係の著作の出版が相次ぎ、音楽業界を超えて広く名を知られるようになった。
  • 新ニッポンの話芸」をはじめ落語会のプロデューサーとしても活躍している。
  • 近年は「落語評論家」という肩書でテレビに登場することも多く、音楽雑誌の編集長としてのみ知っている層と、世間が一般的に抱く「落語評論家」のイメージとはかけ離れた姿(茶髪のロングヘアにボタンシャツなど)とのギャップに、驚かれることも多い。

 

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