※本ページは、人物/団体の名前でWikipedia、Google画像、YouTube検索等を行い、
その結果を自動的に取得・表示しています。
伊波 杏樹(いなみ あんじゅ、1996年2月7日 - )は、日本の声優、舞台女優。埼玉県出身。ソニー・ミュージックアーティスツ所属。
愛称はあんちゃん。Aqoursのメンバーでもある。
代々木アニメーション学院出身。
ソニー・ミュージックアーティスツ主催のオーディション・第2回「アニストテレス」の「準グランプリ」「審査員特別賞」を受賞して、芸能界入りした。
自身の芸能界でのデビュー作は舞台女優としてであり、2013年出演の舞台『大正浪漫探偵譚』。その後、2013年、短編の劇場アニメ『陽なたのアオシグレ』で主人公(陽向役)を演じて声優デビュー。以後、舞台女優、声優の両面で幅広く活動する。
2015年、『ラブライブ!サンシャイン!!』の主人公・高海千歌役での出演が決まり、Aqoursとしての活動を開始。この作品が、自身初めてのテレビアニメのレギュラー作品となった。
2018年4月15日、SMA voice内にメンバーズサイト「Inamin Town」が開設された。
中学生のとき、テレビアニメ『CLANNAD』に出会い、声優を志すようになった。中学校卒業時に、父親の後押しを受け、声優の専門学校のオーディションに参加。結果として、準グランプリと特別審査員賞を受賞し、声優を目指すきっかけとなる。なお、声優を志した理由として、「人を感動させられる芝居がしたいと思ったから」「声のみで芝居ができるので、自分の外見を気にせずに、すごく自分に合ったスタンスでお仕事、お芝居ができると思ったから」 ということを挙げている。専門学校では芝居を徹底して教えられるため、「女優も声優も歌手も、みんな役者」であり「これが自分がしたかったことだ」と気づく。このことから「役者であること」が「私の絶対にブレさせたくない軸」になったという。
自身の声優観として、キャラクターと同じ気持ちを感じたくて役者になったため「役に対して真摯に向き合いたい」、「私は常に自分の演じている人物が生きている世界に行きたいし、その人物と同じように見て感じたい」「身体表現があってこそ、声の芝居がより活きる」 という考えを持っている。これは、声優の活動と並行して取り組んでいる舞台女優としての活動、及び、中学校時代から取り組んできた空手から学んだことであるとのことであり、特に「感情を開放する(普段は出さない自分の感情を出す)」ことは、空手から学んだことであると述べている。このようなことから、自らが培ってきたことは、「演じる人物とリンクをした上でその世界を生きる、という姿勢へと活かすことができる」 ということを述べている。また、活動に対する姿勢として、「これまでに私に少しでも関わってくださった全ての方たちへの感謝の気持ちを大切にしたい。私に出会ってくれていなかったら、今の私はここにはいないと日々思っているから」」 ということを述べている。
このことに加えて、自身が心掛けていることとして、「自分なりのイエス・ノーをちゃんと持っていたい。自分の中に『芯』を持つ人間でありたい」「好きなものに対して嘘をつきたくない。だから、ノーをイエスに変える勇気を常に持てることを心掛けている」 ことを挙げている。
自身の声優人生において、デビュー作にして主役を演じた劇場アニメ『陽なたのアオシグレ』にて、「現場に出てみないと分からない怖さや楽しさ、経験をさせて頂いたこと。自分ひとりで完成系まで仕上げることが声優の仕事であることを学んだこと」が、原点になっていると述べている。この経験は、自身初となるテレビアニメでのレギュラー作品『ラブライブ!サンシャイン!!』の高海千歌役にも生きているという。
自身の目標として、「自分の演じるキャラクターが生きてきた証をお芝居で表現したい」「自分の演技や活動によって、いろんな人に驚き、感動、笑顔を与えられる役者になりたい」「キャラクターたちの背景、感情そのすべてを感じ取り、自分の芝居に昇華したい。それができるように、自分の人としての生き方をしっかり考えて吸収し続けていきたい」 と述べている。
座右の銘として、「日々精進」 を挙げている。