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ホリプロ



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Wikipedia

株式会社ホリプロHoripro Inc.)は、日本の芸能事務所。

概説

1960年5月に有限会社堀プロダクションとして設立され、1963年1月に株式会社へ改組し、社名をホリプロダクション(略称:ホリプロ)に改称。1990年10月に株式会社ホリプロへと2度目の改称、それまでの略称名が正式社名となった。

「芸能プロを一企業として社会に認知させたい」との思いから経営の健全化を進め、1989年に業界初の株式公開を果たし、1997年には東証2部上場、2002年9月には東証1部上場を果たした。しかし、2011年12月には、経営環境の変化から経営の自由度を確保するため、マネジメント・バイアウト(MBO)による上場廃止を発表した。

創業者の堀威夫は、一貴(ホリプロ・エンターテインメント・グループ・インク社長)・義貴(現・代表取締役社長)兄弟の父親で、現・ファウンダー最高顧問。

歴史

  • 社名に個人名を付けたのは、東洋企画の分裂劇で追われたため、自らの会社である事をアピールするためであったという(堀威夫の項目も参照)。現在でこそ女性タレントの活躍振りが目立つが、設立初期は「僕は泣いちっち」や「有難や節」でヒットした守屋浩(現在は同社スカウト部長を兼任)を売り出していた。ホリプロダクションに改名後は舟木一夫、ザ・スパイダース、ザ・ヴィレッジ・シンガーズ、オックスなどが活躍する一方で、また映画監督・CMディレクターの大林宣彦を起用して、丹頂(今のマンダム)が社運を賭けて発売したチャールズ・ブロンソンが出演したことで知られる「マンダム」のCMを制作するなど小規模ながらも芸能事務所として知られるようになっていった。
  • 1970年代前半には、井上陽水などフォーク系のアーティストなどを扱う部門として「カレイドスコープ」を設け、浜田省吾がいた愛奴なども所属していた。
  • 1970年代中頃から後半は、主に山口百恵や石川さゆり、森昌子らの活躍によって、堀威夫が目標とし、かつ最大のライバル事務所であると語っていた渡辺プロダクションに次ぐ勢力となった(堀の自伝によれば、ミュージシャン時代一時期ナベプロにマネージメントしてもらっていたが、やがて決裂したという因縁があったという)。特に東宝で公開された一連の山口主演映画はコンスタントに10億近くの配給収入を上げ続けたが、比較的低予算であること、単独製作であること(東宝は配給だけで、実質の製作は日活撮影所に発注した。引退作に際し市川崑を迎えた際すらこの体制は変わらず、市川監督は東宝撮影所から数名のスタッフだけを連れて二十年ぶりに日活撮影所に乗り込んでいる)からも同社の財政基盤を飛躍的に向上させた。また社名を冠した「ホリプロタレントスカウトキャラバン」からは榊原郁恵が誕生し、事務所名が茶の間に知れ渡った。その後も女性タレントを中心とした育成・養成に力を入れる一方、お笑いにも進出した。この当時は雲の上の存在的な所属者ばかりの渡辺プロダクションとは対照的に、一貫した庶民派路線が時代の多様化に呼応し成功を収めたと言える。
  • 音楽原盤権は自社制作の上で管理されており、各レコード会社に原盤供給契約の形式を採っている。
  • 1994年、ポニーキャニオンと提携したレコードレーベル「サウンデイジア」(Sound+Asiaの合成語)を設立し、千葉美加、ファンキー末吉などが所属した。
  • 1997年、中学生以下のタレント育成を目的とした「ホリプロ・インプルーブメント・アカデミー」を設立。
  • 経営においては「会社の売上を1人のタレントに25%以上偏らせないようにする」というルールを自らに課しており、その経営方針のため芸能人のマネージメントの他にも、TV番組・音楽・映画・テレビCM・舞台公演・ネットコンテンツなどの自社制作やキャラクター版権管理も行っている。いずれの部門も、企画開発から制作・完成までを一貫して自社で行える体制となっている。2015年、完全自社製作のオリジナルミュージカル「デスノート THE MUSICAL」で日本・韓国公演を実施。「日本サイドが原著作権を保有するオリジナルミュージカル」で世界進出を図っている。
  • スポーツコメンテーターや元スポーツ選手のマネジメントも多く行っており、武田修宏、岩本勉、大林素子、水内猛、宮下純一などが在籍している。近年は現役スポーツ選手のマネジメントにも領域を広げ、また「ホリプロ・キャスティング・ネットワーク」としてホリプロ所属に限らず各業界著名人の出演依頼も行っている。
  • 2004年の『新選組!』のヒロインを優香、2005年の『義経』と2009年の『坂の上の雲』のヒロインを石原さとみ、2009年の『天地人』の主演を妻夫木聡、2012年の『平清盛』の主演を松山ケンイチ、同ヒロインを深田恭子、2013年の『八重の桜』の主演を綾瀬はるか、2018年の『西郷どん』の主演を鈴木亮平など、近年は所属者が大河ドラマの主演・ヒロインを務める機会が多くなった。
  • 所属歌手のMay'nがアニメソングの歌唱をきっかけに海外でも人気が高まったことから、アニメやアニメソングを軸とした海外戦略を図っている。2012年には「アニメビジョン開発室」を立ち上げて、2011年の「次世代声優アーティストオーディション」出身の田所あずさら女性声優に加えて男性声優では岸尾だいすけ(2014年1月まで所属)を所属させるなど声優マネージメント事業にも進出。
  • 2018年8月8日、2010年に行われた『キャンパスター☆H50』以来8年ぶりとなる男性オーディション『HORIPRO Men's STAR AUDITON〜未来のスターはキミ? それとも隣のカレ?』を開催することを発表した。2018年10月中旬から11月中旬に行われる書類選考通過者の面接及び同年12月初旬に行われるファイナリストによる合宿とワークショップを経て、2019年1月13日に決勝大会が行われ、群馬県出身の中学3年生・鍛治原日向がグランプリを受賞した。グランプリ受賞者は、ホリプロ所属の俳優・藤原竜也主演でWOWOWで映画化・連続ドラマ化することが発表された作家・吉田修一の小説『太陽は動かない』への出演が予定されている。

 

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