株式会社マセキ芸能社(マセキげいのうしゃ)は、日本の芸能事務所。
概要
- 戦前の浅草で、柵木政吉(ませきまさよし)が「講談演芸社」を設立。
- 戦後、「有限会社柵木演芸社」と改名。
1950年、前会長の柵木眞(政吉の息子)の社長就任に伴い、「株式会社マセキ芸能社」に改名。現在に至る。所属タレントには演芸専門の他、内海桂子・好江が講師をしていた日本映画学校(現:日本映画大学)OBが多く所属している。2008年10月2日、『雨上がり決死隊のトーク番組アメトーーク!』(テレビ朝日)にて「マセキ芸能社芸人」というくくりで本社についてのエピソードが語られた。近年はウッチャンナンチャン、バカリズム、ナイツ、かが屋などの正統派と出川哲朗、狩野英孝、小宮浩信(三四郎)、ともしげ(モグライダー)などポンコツ芸人の2つのラインができ始めており、ポンコツラインは「マセキ幼稚園」と呼ばれている。東京都台東区の本社の他、東京都港区に「芝オフィス」があり営業活動を行っている。事務所ライブ(公式ではパンキッシュガーデンシリーズとして括られている)には歌舞伎町の新宿バティオスもしくはミニホール新宿Fu-、野方区民ホール、座・高円寺2などを使用している。ウッチャンナンチャンが「バーター」と呼ばれる抱き合わせ出演を好まないことからも、バカリズムは「マセキって潔いほどバーターはしない健全な事務所。そういうとこが好きなんです」と語っている。芸能プロダクションとしては珍しく、態度やマナーやモラルには厳しいプロダクションと言われており、所属タレントが遅刻したり、事務所からの連絡の返信忘れ、食べ歩き、信号無視、歩きスマホ、手伝い中の居眠りなどをマネージャーやスタッフに見つかった場合は行儀とモラルが悪いという理由で、事務所ライブの手伝いを1〜2か月しなければいけないペナルティが課せられるという(これを「懲役」と比喩する芸人もいる)。江上敬子(ニッチェ)によると、ペナルティの数が多く溜まったために10年後まで手伝いをやらなければならない若手もいるという。バカリズムやナイツを皮切りに2000年代半ば以降から「M-1グランプリ」や「キングオブコント」などの大型賞レースで決勝へ進出する芸人も多くなっているが、2024年現在優勝経験がある芸人は1組もいない状況にある。所属タレント
お笑いタレント
グループ
グループ(マセキシニアユース)