鈴木 隆司(すずき たかし)は、日本の眼科医師、馬主。兵庫県神戸市出身。兵庫県神戸市灘区の鈴木眼科クリニック院長を務める。
馬主活動
日本中央競馬会(JRA)に登録する馬主としても知られる。勝負服の柄は阪神タイガースとイタリアのサッカーチームをモチーフに黒、白縦縞、袖赤一本輪、冠名には娘の名前より「カレン」を用いる。
幼い頃から馬が好きで、母親に園田競馬場によく連れていってもらっていた。その後騎手を志すも体格が大きくなったことで断念した。ロングエースが制した1972年の東京優駿(日本ダービー)を観たことで競馬に携わろうと思ったという。
来歴
- 1998年または2000年 - 馬主資格取得。
- 2000年 - 10月15日の2歳新馬をカレンカブリオールが制し、初勝利。
- 2011年 - 阪神牝馬ステークスをカレンチャンが制し、重賞初制覇。さらに、この年のスプリンターズステークスを同馬が制し、GI級競走初制覇。なお、このレースがGI初挑戦であった。
主な所有馬
GI級競走優勝馬
- カレンチャン(2011年阪神牝馬ステークス、函館スプリントステークス、キーンランドカップ、スプリンターズステークス、2012年高松宮記念、スプリンターズステークス2着)
- カレンブラックヒル(2012年ニュージーランドトロフィー、NHKマイルカップ、毎日王冠、2014年ダービー卿チャレンジトロフィー、2015年小倉大賞典)
重賞競走優勝馬
- カレンミロティック(2013年金鯱賞、2014年宝塚記念2着、2016年天皇賞・春2着)
その他の所有馬
- カレンブーケドール(2019年スイートピーステークス、優駿牝馬2着、秋華賞2着、ジャパンカップ2着、2020年京都記念2着、オールカマー2着、2021年日経賞2着、天皇賞・春3着)
- カレンモエ(2021年京阪杯2着、2022年オーシャンステークス2着、函館スプリントステークス2着)
- カレンシュトラウス(2022年メイステークス)
脚注
注釈
出典