サトル・サトウ(佐藤 達、さとうさとる、1945年11月14日 - )は、フランスを拠点に活動する画家、造形作家。宮城県登米市出身。宮城県佐沼高等学校卒。
1969年、パリでデビュー。1979年、「鉛直主義」を世界に向けて宣言し国際的抽象画家となったサトルは、幾何学構成的絵画から立体作品、環境造形作家として、パリを拠点に多くの制作、発表を各国で行っている。
略歴
- 1945年 - 宮城県登米郡石森町(いしのもりちょう、現登米市中田町石森)に生まれる。宮城県佐沼高等学校卒業。
1969年 - 東洋美術学校卒業、その年、パリ国立美術学校に留学、1974年迄学ぶ。1970年 - エジプト旅行、ピラミッドに出会い、構成、構造、幾何学の原点に触れ、衝撃を受ける。1972年 - パリで初めての企画個展、パリ招待サロン、レアリテー・ヌーベルに出品。1973年 - ミシェル・スフォール、岡本謙次郎と出会い、大きな影響を受ける。この頃より、パリの幾何学構成主義的作家達と交流を持ち、グループ展等に参加し始める。1976年 - パガニー野外彫刻美術館より依頼され、モザイクを制作。イタリア1979年 - パリにて、鉛直主義を唱える。1986-2004年 - パリの現代サロン、グランエジュンヌドージュドウイの運営審査委員に任命される。1988年 - 宮城の五人展に招待出品。宮城県美術館、仙台1989年 - 在仏20年記念展が、有楽町・そごう、仙台・藤崎、銀座・モリス・ギャラリー、新潟の創庫美術館、パリ・ギャラリー・コンベルジャンス等で開始され、作品集が創庫美術館より出版される。1990年 - 御影石による、初めての野外彫刻制作。南方中学校1991年 - 1%制作、ブルガンブレス市立中学校に環境造型アート作品を制作。1991-2007年 - 国立パリ大学第八、造型美術学科講師を勤める。1992年 - みなみかたアート・フェステバルを企画、7人の現代彫刻家・現地制作(登米市南方町)、全国的にテレビ、ラジオ、新聞等で報道される。1994年 - 登米祝祭劇場庭に、御影石による作品を制作。