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桂文治



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Wikipedia

桂 文治(かつら ぶんじ)は、落語の名跡。当代は11代目。元々は上方落語の名跡であるが、3代目以降は東西に分裂し、5代目以降は江戸・東京の落語の名跡に移る。但し、7代目のみ上方に戻っている(10代目以降は上方の7代目の孫弟子・曾孫弟子に引き継がれているが、いずれも江戸の落語家である)。現在は江戸(東京)桂一門の止め名であり、また東西落語界を含めた桂一門の宗家でもある。

なお、「桂」の亭号の由来に関しては、初代文治が大阪市北区にある佳木山(「桂木山」とあるのは誤り)太融寺の檀家であったことから、寺の山号から連想して名付けたのだという。(大阪市西成区天下茶屋にある石碑「桂塚」の碑文の説。『落語系圖』p63に翻刻あり。)

一方、『落語系圖』p65所載の説によれば、初代文治の先祖が「桂中納言左近」という人であったため「桂」を名乗ったとあるが、詳しいことは不明。

  • 初代桂文治 - 当該項目で記述。
  • 2代目桂文治 - 初代文治の実子。生年、享年不明。
  • 江戸3代目桂文治 - 後の初代桂文楽
  • 江戸4代目桂文治 - 後の桂桂寿
  • 5代目桂文治 - 2代目蝶花楼馬楽は実弟。
  • 6代目桂文治 - 江戸4代目文治の長男。
  • 7代目桂文治 - 一代限りではあるが、由緒ある大名跡を上方の地へと取り戻した。
  • 8代目桂文治 - 実母が6代目文治の後妻となったためその養子となり、8代目を継いだ。
  • 9代目桂文治 - 9代目の弟子は本来の江戸桂派のうち今も桂を名乗る数少ない直系弟子である。
  • 10代目桂文治 - 2代目小文治の門下。9代目文治の親友である林家彦六の推挙により襲名。当代より系図上は7代目の系統に戻った。
  • 11代目桂文治 - 10代目の門下。前名は2代目桂平治。2011年6月7日に11代目襲名を発表。
  • 上方3代目

    上方3代目 桂文治(生没年不詳)は、本名、享年とも不詳。

    2代目文治の孫弟子に当たる(2代目文治門下の文鳩の門人で、九鳥を名乗る)。江戸3代目文治が襲名した1827年頃以降、江戸3代目を後追いする形で1839年には上方3代目を継いだと見られる。襲名には直弟子でなかった事などから異論や反対も多かった。

    京都生まれで、滑稽噺に秀でていたと言われ、初代笑福亭吾竹(あるいは2代目か?)の鳴物入りの芸風に対抗して、素噺で勝負を挑み、両人の似顔人形を寄席の表に出すほどの人気を得たという。

    「落語系図」には1846年に追善興行が座摩稲荷座で行なわれており、1843年9月の番付には文治の名があることから一周忌か三周忌の追善で没年の襲名まもなく死去したようである。


     

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