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テニスコート

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Wikipedia

テニスコートは、テニス競技のためのコートである。

大きさは 縦23.77m=78ft、シングルスでは横8.23m=27ft、ダブルスでは 横10.97m=36ft。表面に用いられる素材は様々で、ATPやITFの公式サイトではハード、クレー、グラス、カーペット(後述の砂入り人工芝も含まれる)の4種類に大別される。上記4種はボールの弾み方や足の滑りやすさといった性質に差があり、それぞれに最適なプレイスタイルが存在する。これらの要因がテニス競技者における選手の個性を育み、その個性がテニス競技そのものに多様性をもたらしている。

ハードコート (hard court)

セメントやアスファルトを基礎にして、多くの場合合成樹脂などでコーティングされて造られる。そのため着色が自在で、コートの内外を異なる色で塗り分けるケースも多い。採用される色は緑色や煉瓦色が多かったが、黄色いボールを視認しやすいなどの理由から青色が増えつつある。

四大大会では1978年に全米オープン、1987年に全豪オープンがそれぞれハードコートに変更された。全米オープンのコートの方が全豪オープンより球足が速くなっている。

オーストラリアは触れればヘコむほど柔らかいサーフェスが多い一方、アメリカは球が伸びる硬いサーフェスが多いなど、ブランドや施工業者によって様々である。表面の摩擦係数でもボールの伸びが変わるので大会ごとの対応が必要になるが、どちらかと言うと実力通りの結果が出ることが多く、番狂わせは少ない傾向にある。

ハードコートサーフェスの主なブランドには、全米オープンでの採用実績があるレイコールド (en:Laykold) 、デコターフ (en:DecoTurf) 、全豪オープンでの採用実績があるグリーンセット (en:GreenSet) 、プレクシクッション (en:Plexicushion) 、リバウンド・エース (en:Rebound Ace) などがある。日本の有明テニスの森公園や靱テニスセンターのハードコートはデコターフを採用している。

クレーコート(下記記載)に比べボールが速くなるため、速いサーブおよびストローク、優れたボレー技術を持つ選手に有利である。一方、ソフトテニスでは摩擦が大きく、ボールがバウンドした後に減速するため、強打主体の選手には不利となる。また、その摩擦の大きさを利用したカットサーブが有効になる。

バウンドが安定してイレギュラーがほとんどないので、サーブ、リターンにストロークにボレーと、選手は様々な技術をうまく発揮できてプレーしやすい。

ハードコートでのプレーは、選手の身体に与える衝撃が大きい。ハードコート用とされるテニスシューズは他のコートで使用するために作られたものに比べ、底が厚くなっている。

ハードコートは、他のコートに比べると比較的維持・管理に手間が掛からない。そのため、最近はレジャー施設にテニスコートを設置する際、ハードコートを採用する場合が最も多くなっている。

クレーコート (clay court)

いわゆる"土=clay"と指すように、土質材料を固めた地面に砂を撒いたサーフェスのことである。

主なクレーコートにはレッドクレー(アンツーカー)とグリーンクレーがあるが、ハードコートへの移行が進んだアメリカに多いグリーンクレーは、主要大会ではほとんど見られなくなった。

レッドクレーは煉瓦を砕いたものが一般的だったが、赤土に薬品を添加したものを焼成した多孔質焼成土に置き換わっている。ヨーロッパやラテンアメリカに多く見られ、四大大会では全仏オープンが採用している。

グリーンクレーは変玄武岩を砕いたものが一般的だが、他の素材から成るものもある。グリーンクレーはアメリカやカナダに多く見られ、" Rubico "とも呼ばれる。ブランドは" Har-Tru "がよく知られている。日本では緑色スクリーニングスとも呼ばれる。四大大会では全米オープンが1975年から1977年にかけて採用していた。チャールストン・オープン(WTA500)が採用している。

変わり種としては、マドリード・オープンが2012年にレッドクレーから酸化鉄を除去して青色に染色した「ブルークレー」を採用したが、選手から滑りやすいと批判を受け、翌年からレッドクレーに戻している。コパ・セビリア(ATPチャレンジャーツアー)は" Albero "と呼ばれる堆積岩を砕いた「イエロークレー」で知られる。全米男子クレーコート選手権(ATP250)が採用する" Har-Tru "社製の「アメリカンレッドクレー」は、一般的なレッドクレーの色よりも暗い赤色(バーガンディ)になっている。


 

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