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木越 洋(きごし よう、1953年 - )は、日本のチェロ奏者。
学校法人桐朋学園高等部音楽科に入学し、卒業後桐朋学園大学音楽学部へ進学、斎藤秀雄にチェロを師事。1975年同大学ディプロマ・コースを修了。同年日本音楽コンクール第2位となる。その他にもミュンヘン国際音楽コンクール入賞、ジュネーヴ国際音楽コンクール・ディプロマ賞など受賞歴も多い。
新日本フィルハーモニー交響楽団のチェロ首席奏者を経て、1981年からNHK交響楽団のチェロ首席奏者となる。双方とも選考の結果での就任ではなく、オーケストラ側から請われての就任である。以来32年間同職に留まった。2010年には、「長年に亘り、優れた演奏技術でNHK交響楽団首席チェロ奏者としての重責を果たし、当団の演奏活動の声価を高めた」とされ、NHK交響楽団より第30回有馬賞が送られた。NHK交響楽団の定年年齢を過ぎても特別契約で在籍していたが、2013年6月20日に退団した。NHK交響楽団首席奏者として最後の仕事はマーラーの交響曲第5番であった。妻はピアニストの木越聰子で、同じく桐朋学園高等学校と桐朋学園大学を卒業している。
洗足学園大学教授。桐朋学園大学非常勤講師。東京芸術大学非常勤講師でもあり、後進の育成でも活躍している。2008年よりNPO法人音楽博物館を主宰。